館蔵品展 もっと魅せます!板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート

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ページ番号4001849  更新日 2024年7月21日

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展覧会チラシ

展覧会名

館蔵品展 

もっと魅せます!板橋の前衛絵画

シュルレアリスムとアブストラクト・アート

Museum Collection Exhibition

Itabashi Avant-garde between Surrealism and Abstract Art

会期

2024年8月22日(木曜日)~9月23日(月曜日・振替休日)

開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日

月曜日、9月17日(火曜日)

但し、9月16日(月曜日・祝日)、23日(月曜日・振替休日)は開館

観覧料
無料


シュルレアリスム(超現実)とアブストラクト(抽象)芸術は1930年代から40年代にかけて、留学経験者や海外から持ち込まれた作品、画集や美術雑誌などを通じて日本に紹介されました。これまでにない表現の作品は、日本の主に若い画家や画学生たちを熱狂させ、1930年代後半を最盛期として、シュルレアリストのエルンストやダリ、アブストラクトの作品で知られるモンドリアンなどに影響を受けた作品が次々に発表されました。なかには、シュルレアリスムとアブストラクトの両方の特徴を併せ持つ作品までもが生まれています。
戦争により画家たちの自由な制作は一時中断されますが、戦後もまた、画家たちはシュルレアリスムやアブストラクト、そして新たに紹介されたアンフォルメルの作品などに影響を受けながら、日本の社会や画家自身の内面を反映するような作品を発表し続けました。本展では、戦前から戦後にかけ、画家たちを魅了した日本におけるシュルレアリスムとアブストラクト・アートを、当館が所蔵する作品と資料から検証します。
また、特集展示としてシュルレアリスムに影響を受け、長く板橋区前野町に暮らした画家、古沢岩美の作品と新収蔵資料をご紹介します。


関連イベント

講演会「1930年代日本の「前衛」地図 ― 抽象とシュルレアリスムへ」
日時:9月7日(土曜日)14時00分〜15時30分
講師:谷口英理氏(国立アートリサーチセンター 主任研究員)
定員:60名(先着順)
参加費:無料
会場:当館1階講義室
事前申込不要、当日会場にお越しください。

美術講座「板橋のシュルレアリスムとアブストラクト」
日時:9月21日(土曜日)14時00分〜15時30分
講師:弘中智子(当館学芸員)
定員:20名(要事前申込
申込開始日:
参加費:500円
会場:当館1階講義室
申込方法:9月7日(土曜日)午前9時00分よりインターネットで申込の受付を開始します。
以下のフォームに必要事項を記入・送信してください。

学芸員によるギャラリートーク
日時:8月24日(土曜日)、9月14日(土曜日)いずれも14時00分より30分間
参加費:無料
事前申込不要、当日2階展示室にお集まりください。

小牧源太郎《ラディオラリア》1940年
小牧源太郎《ラディオラリア》1940年
板橋区立美術館蔵
寺田政明《夜(眠れる丘)》1938年 板橋区立美術館蔵
寺田政明《夜(眠れる丘)》1938年
板橋区立美術館蔵

永井東三郎《作品》1938年 板橋区立美術館蔵
永井東三郎《作品》1938年
板橋区立美術館蔵
井上照子《まひる》1953年
井上照子《まひる》1953年
板橋区立美術館蔵

芥川(間所)紗織《女》1955年
芥川(間所)紗織《女3》1955年
板橋区立美術館蔵

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