第21回夏のアトリエ「資料、記憶、アイデアの構築」
イラストレーターを対象に絵本制作に関して総合的・専門的な指導を行います。今年はボローニャ展の審査員を務めたビアンキ氏を講師に迎えます。
- 日程
- 2019年7月2日(火曜日)~6日(土曜日)の5日間 午前10時00分〜午後4時00分
- 講師
- ディエゴ・ビアンキ(アルゼンチン、イラストレーター・出版者)
通訳:宇野和美(スペイン語翻訳家) - 対象
- イラストレーター、又はイラストレーターを目指す方で、イラスト・絵本の制作経験があり、全日程参加できる18歳以上の方
- 定員
- 20名(書類選考あり)
- 参加費
- 11,500円(材料費がかかる場合があります)
- 申込方法
- 往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。
- 「夏のアトリエ」申込
- 氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号
- 出版歴のある方はタイトルと出版社
- これまでの制作活動
- 主な使用技法
- 参加希望の理由
- 過去の「夏のアトリエ」「夏の教室」「夏のセミナー」参加の有無
※宛先:板橋区立美術館「夏のアトリエ係」
※2019年6月10日(月曜日)【必着】 ※応募は締め切りました - 持ち物
- 「散歩の小さな記録」
ワークショップ参加前に、手持ちの小さな手帖やスケッチブックに、1週間ほどの観察記録を作っていただくことが望ましいです。文章や絵や拾ったものを貼り付けて、自分だけの記録を作ってみてください。
そのほか、ふだん使っている画材と作品ファイル
講師からのコメント
絵を描くとき、身の回りを観察することはとても大切です。今回のワークショップでは、参加者はあらかじめ、小さなスケッチブックを持って、街を歩き、目にとまったものをメモしたり、スケッチしたり、拾ったものを貼ったりして、散歩の小さな記録を準備してもらいます。その日のさまざまな経験を、絵や文章で写し、スケッチブックにつめこんでいきます。人物スケッチ、個人的な体験についての文章、絵、街の風景、虫や動物たちなど。やがて、それらが、ある物語を語る5つのイラストを創り出すのを助けてくれます。
講師プロフィール
![写真](../../_res/projects/project_artmuseum/_page_/004/000/171/diego-photo-200x300.jpeg)
1963年5月31日ラ・プラタ生まれ。絵画の教師、デザイナー、イラストレーター、編集者。ラ・プラタ大学のデザイン学科とコミュニケーション学科を卒業。
ペケーニョ・エディトール(Pequeño Editor、2002年ブエノスアイレスで創業)の共同創業者で絵本のアートディレクター。ペケーニョ・エディトールの活動が、文化事業そのものとみなされているため、国内外の学会、ワークショップ、展覧会、ブックフェアなどに招聘されてきた。2015年にペケーニョ・エディトールは、ボローニャ国際図書展で、ラテンアメリカの最優秀出版社(BOP)に選出された。文化雑誌「エニェ(Eñe)」の論説欄と創作欄でイラストを描いてきた。スペインの「ラ・バングアルディア」「プブリコ」などの新聞でも描き、1990年からはブエノスアイレスの「クラリン」紙で描いている。
2016年に国際アンデルセン賞画家賞のアルゼンチン代表候補に選ばれた。
受賞暦
2019年 Cuentos cansados(くたびれたお話)でクアトロガトス財団賞、ホワイトレイブンズに選出。2016年 Rompecabezas(パズル)が、ボローニャ・ラガッツィ賞障害部門で優秀賞。2015年 Abecedario(ABCの本)が、ボローニャ・ラガッツィ賞ニューホライズン部門最優秀賞、アルゼンチンIBBY賞のデザイン部門大賞。2015年 Con la cabeza en las nubes(頭を雲につっこんで)、RompecabezasがIBBYバリアフリー図書に選出される。2015年 Rompecabezasでクアトロガトス財団賞。
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板橋区立美術館
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