2009年9月~12月のニュース

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ページ番号4001317  更新日 2020年1月28日

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2009年12月13日 ひよこ&たぬきアトリエ スロヴァキアのクリスマス飾りを作ろう!

写真:クリスマス飾り作りの様子

今日は親子でクリスマス飾りを作りました。今日の先生はスロヴァキア出身の舘アレクサンドラさんです。
スロヴァキアについてのお話を聞いたあと、折り紙や画用紙などを使って、スロヴァキアの子どもたちが作るクリスマス飾りに挑戦しました。スロヴァキアでは雪だるまが三段(!)だそうで、今回はみんなも三段重ねの雪だるまを作りました。そして最後には宝探しゲームも!みんなあっという間に見つけてしまいましたね。ツリーや窓に飾って、クリスマスを楽しく過ごしてください。

2009年12月12日 講演会 スロヴァキアとその伝統的なクリスマス

写真:2009年12月12日の講演会の様子

本日はスロヴァキアの舘アレクサンドラさんをお迎えし、講演会が開催されました。大変美しい東欧の女性ですが、流暢な日本語に驚いた方も多かったのではないでしょうか。
スロヴァキアではクリスマスに肉食が許されていないそうですが、鯉を食べる習慣があるというお話や、ちょっとした語学講座、料理レシピの紹介なども。また「おお牧場は緑」が実はスロヴァキアの歌だということで、皆で楽しく原語版を唄いました。
そして講演終了後、ホットワインのミニ屋台が出現!ほっこり温まりつつ、皆さん会場を後にされました。(聴講約50名)

2009年12月5日 ちいさな刺しゅう スロヴァキア風モチーフを使って

写真:2009年12月5日のワークショップの様子

スロヴァキア風の刺しゅう作品をつくるワークショップが開催されました。初めて刺しゅうをするという方も半数位いらっしゃいましたが、だんだん要領をつかむことができたようです。皆さんでおしゃべりをしながら和気あいあいとした雰囲気で、楽しそうでした。

2009年11月28日 靴下でつくるゾウさん

写真:2009年11月28日のワークショップの様子

靴下を切って、縫い合わせていくと、あらふしぎ!かわいいゾウさんが出来上がります。なじみのある靴下がこんなに可愛く変身するなんて、うれしくなってしまいますね。ぬいぐるみが完成したら、スロヴァキア製のチロリアンテープを手足や首に巻いて、ちょっぴりおめかし。素敵なゾウさんがたくさん完成しました。

2009年11月29日 あやつり人形を作って遊ぼう!!

写真:2009年11月29日のワークショップの様子

今日は小学生を対象にあやつり人形を作るワークショップを開催しました。絵を描いた紙コップやペットボトルのふたなど身近な材料で作れるように、講師の江森先生が研究してくださいました。針金を曲げたり糸を結んだり、難しい作業もあったので、お父さんお母さんも頑張ってくれました。
最後には、出来上がった人形でみんなで遊びました。動かすと、本当に生きているようです!先生が本格的な舞台も用意してくれたので、子どもたちも大喜び!

2009年11月26日 カフェでひといき。

写真:カフェ・ボローニャのパンやケーキ

カフェ・ボローニャのパンやケーキは全て手作り。お菓子は甘すぎないけど、どれもしっかりした味わいです。クッキーやサブレなどは、お土産にもなりますね。
ときどき新作メニューも出ますので、どうぞお楽しみに!

2009年11月26日 カフェもあります。

写真:カフェ・ボローニャ併設のブックショップ

ボローニャ展のときに大好評のカフェ・ボローニャ。カーライ展の会期にもオープンします。
手作りのパンやケーキが自慢です。
併設するブックショップでは、東欧の絵本のほか、カードや文具など、ここでしか手に入らないかわいいグッズもたくさんあります。
展覧会をじっくりご覧頂いたあとには、ぜひカフェにもお立ち寄りください!

2009年11月23日 ドゥシャン・カーライさんによる冬のアトリエ

写真:「冬のアトリエ」開催の様子1

ドゥシャン・カーライさんは、12年前の第1回「夏のアトリエ」の講師でもあります。そこでカーライ展を記念して「夏のアトリエ」ならぬ「冬のアトリエ」を開催しました。今回は、板橋区立美術館30周年を記念したキャラクターを作るというもの。
今回の参加者の中にも、遠方からいらした方や、12年前のアトリエ参加者も!尊敬する作家さんに学びたいという受講生の並々ならぬ意気込みを感じました。


写真:「冬のアトリエ」開催の様子2

限られた時間の中で、みなさん必死で制作に打ち込んでいました。カーライさんと奥さまのカミラさんも、お忙しい日程の疲れを全く見せず、参加者の作品をじっくり見たり、相談に乗ってくださいました。
今回はたった二日間ではありましたが、第1回「夏のアトリエ」を彷彿させる、密度の濃い講座でした。参加されたイラストレーターさんにも、大きな刺激になったのではないでしょうか。

2009年11月21日 おかえりなさい!カーライさん

写真:講演会終了後のレセプションの様子

講演会終了後、関係者などを交えてレセプションが行われました。12年前、当館の「夏のアトリエ」で講師を勤めたカーライさんの教え子たちとの感動の再会などもあり、盛り上がりました。

2009年11月21日 講演会「Mr. アンデルセンと暮らした4年間」

写真:2009年11月21日の講演会の様子

ドゥシャン・カーライと奥様のカミラ・シュタンツロヴァーさんをお招きし、講演会が開催されました。立ち見も出るほどの盛況ぶりに、会場は熱気に包まれました。お二人で制作されたアンデルセン童話集のお話を中心に、美しい作品の映像などを交えてお話しいただきました。講演の最後には、「作品だけでなく、お二人の雰囲気がとても似ていらっしゃいますが・・」といったユニークな質問も。お二人が学生時代に出会った頃のエピソードなどもお話しくださいました。(聴講約150名)

2009年11月21日 カーライ展、オープン

写真:2009年11月21日の会場の様子

本日より、「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展がオープンし、初日よりたくさんの方々にご来場いただきました。会場ではこのように、ワインレッド色の展示室もあり、ちょっぴり豪華な雰囲気の中で作品鑑賞をお楽しみいただけます。絵本原画だけでなく、貴重な油彩作品なども紹介されますので、この機会にぜひご観覧ください。

2009年11月8日 フランドル絵画講座、最終回

写真:2009年11月8日の絵画講座の様子

本日、ついに最終回となりました。ほとんどの方が、「マグダラのマリア」の部分を模写しましたが、色合いや表情などが各々異なり、同じ絵とは思えないのが不思議です。描く人の個性が表れるのでしょうか。写真は、全員の作品を机上に並べて見ているところです。皆さん、お互いの作品を真剣に見比べていました。この後、また少し描き足して、講座は終了。全7回、約二か月という長い講座でしたが、皆さん本当にお疲れさまでした!

2009年11月7日 台所の材料で体験する、ルネサンス入門講座

写真:2009年11月7日のワークショップの様子

古典技法の入門編として、一日体験のワークショップを開催しました。まずは、卵や油など台所にあるような材料を使って絵具の媒材をつくります。これはまるでマヨネーズのよう!また、今回使用した亜麻仁油は、スーパーでも入手できるそうですが、リンシードオイルと同じだそうです。お料理の実演のような絵具づくりの後は、下地制作。この作業を見て、「お化粧の下地と同じなんですね~」と受講生の方。確かによく似ています!今回の技法では、発色を良くするため、黄色や緑など色のついた層を作ってから絵を描き始めますが、ファンデーションを塗る前にも色つきの下地を塗ったりすることがありますね。そして、ようやく絵を描き始めた頃には時間が押し迫り・・。あっという間の一日でした。

2009年10月24日 ひよこ&たぬきアトリエ 親子のカタチのつながるモビールをつくろう!

写真:2009年10月24日のワークショップの様子

本日の講師、のぐちようこさんは、紙にこだわりを持って制作をされているデザイナーさんです。今回のために、「かみみの ふかふか」という名前の和紙で作られた小鳥のモビールをお持ちくださいました。まず、これをお手本にモビールの作り方を教わってから、各々オリジナルをつくります。きりん、うさぎ、ねずみ、ハロウィンのかぼちゃ等々、可愛らしいモビールがたくさん完成しました。お家に帰ったら、ぜひ窓辺などにかざってくださいね!

2009年10月12日 英一蝶展、最終日

写真:2009年10月12日の会場の様子

英一蝶展も本日ついに最終日となりました。この三連休には、本当にたくさんのお客さまがご来場されました。また図録につきましてもお問い合わせを多数いただきましたが、好評のため完売となりました。再版分も全て完売し、再々版の予定はありませんので、どうぞご了承ください。御赦免から300年後、こんなにたくさんの方に作品を見ていただいて、天国の一蝶さんもさぞかしお喜びのことでしょう。ご来場いただいた皆さま方には、心より御礼申し上げます。

2009年10月11日 フランドル絵画講座、3回目

写真:2009年10月11日の絵画講座の様子

約500年前のヨーロッパで使われていた技法を体験する「フランドル絵画講座」の3回目です。地塗り、下描きを終え、今日からいよいよ油絵具による彩色です。今回はまず不透明な色彩を使って着色していきます。油絵具には本来、色ごとに特質があり、それを活かしながら当時の人々は絵を描いていたそうです。現代の油絵具は便利になった分、各々の性質もわかりづらくなってしまいましたが、わずかに残った個性を最大限に活かして描きます。一通り塗りおえたところで今日は終了。次回はさらに色を重ねていきます。

2009年10月10日 河合正朝先生講演会「英一蝶研究のあれこれ」

写真:2009年10月10日の講演会の様子

本日の講師は、慶應義塾大学名誉教授の河合正朝先生です。「尾形光琳と一蝶」といった研究など、興味深いテーマを多数ご紹介いただきました。大好評の一蝶展記念講演会もついに最終回。毎回楽しみにおいでくださった方も含め、たくさんのご来場ありがとうございました。また来年の「江戸文化シリーズ」もどうぞご期待ください。

2009年10月4日 満員御礼!

写真:2009年10月4日の会場の様子

本日、NHKの日曜美術館にて英一蝶をご紹介いただき、たくさんの方にご来場いただきました。また電話でのお問い合わせも殺到し、「こんな絵師がいたことを知らなかったけれど、番組を見て、ぜひ見に行きたいと思いまして・・」といった嬉しいお声もありました。会期も残りわずかとなってまいりましたので、どうぞお見逃しなく・・!!10月12日まで開催しております。巡回の予定はありません。

2009年10月4日 フランドル絵画講座、第二回目

写真:2009年10月4日の絵画講座の様子

9月27日より始まったフランドル絵画講座ですが、二回目の本日は、地塗りした板を研磨するところから始まりました。これがなかなかの重労働で、皆さん汗だくで頑張りました。板が滑らかになったところで、下絵を写す作業に入ります。薄い墨で、作品のアウトラインを丁寧に写し取り、最後に膠水を塗ったところで、今日は終了です。この作業を「絶縁」というそうです。次回は、いよいよ絵具を使って色を付けていきます。

2009年10月3日 小澤弘先生講演会「一蝶って浮世絵師だったの?」

写真:2009年10月3日の講演会の様子

記念講演会第3回の本日は、江戸東京博物館都市歴史研究室長の小澤弘先生をお迎えし開催されました。たとえば、「朝暾曳馬図」(前期のみ展示、現在は展示されておりません)からは広重の作品のような雰囲気が感じられるといった見解や、歌麿の作品の中に画中画として一蝶の作品が使われていることなど、たくさんの資料や映像を交えながら、小澤先生ならではの貴重なご解説を聴くことができました。(聴講約120名)

2009年9月26日 榊原悟先生講演会「狩野派としての一蝶」

写真:2009年9月26日の講演会の様子

記念講演会第2回目の今回は、群馬女子大学教授の榊原悟先生をお招きし開催されました。一蝶が狩野派の絵師であった僅かな期間をテーマに話すのはなかなか難しいものが・・と自ら仰りつつも、狩野安信の門人としての狩野派との関わりから風俗画への傾斜・離脱、「戯画を事とせず」とした晩年までをお話しくださいました。本日もたくさんの方にご聴講いただきました。ありがとうございます。(聴講約120名)

2009年9月22日 「一蝶リターンズ」イベント 幇間芸とお座敷舞踊 今よみがえる、一蝶夢の面影

写真:2009年9月22日のイベントの様子1

英一蝶は、絵師のかたわら、幇間として江戸の吉原で活躍していたことが知られています。
今回の催しは、現代の私たちにとって縁遠くなってしまった幇間さんや芸妓さんのお座敷芸を、一蝶の作品と共に楽しもうと企画されました。
浅草から、幇間の悠玄亭玉八師匠、芸妓の優佳お姉さん、雛妓のこず江さんのお三方に出演していただく豪華なイベントです。


写真:2009年9月22日のイベントの様子2

まず綺麗どころによる日本舞踊、続いて玉八師匠によるお座敷芸が披露されました。
単に色っぽいだけ、面白おかしいだけではない「芸道」を見せてくださいました。
座席整理券は15分で完売する大盛況で、立ち見を含めて170名程度のお客さまが、浅草の粋の世界に魅了されました。

2009年9月19日 ひよこたぬきアトリエ 絵巻物をつくろう

写真:2009年9月19日のワークショップの様子

イラストレーターのなかむらしんいちろうさんを講師に、子どもむけに絵巻を作る講座を開催しました。A4の紙を横につなげて絵を描いて、筒に巻いて巻物にします。
なかむらさんが、道や線路や波などヒントになるものが少しだけ描かれたたくさんの紙を用意してくださいました。絵巻の特性も考えながら、横に横に、どんどん絵やお話がつながっていきます。何メートルにもなる絵が完成しました。最後にくるくる巻いて、お気に入りのリボンで結んで出来上がり!!!

2009年9月16日 小学校特別鑑賞教室 江戸時代の人になりきり!

写真:2009年9月16日の特別鑑賞教室の様子

今日の小学校特別鑑賞教室は、日本舞踊家の藤間公珠先生をお迎えして開催されました。
題して「江戸時代の人になりきり! 踊りで一蝶の絵を見てみよう」
日本舞踊の振付けを体験することで、江戸時代の人になりきって作品を鑑賞しようという試みです。
男の子も女の子も、強い武士やおしとやかな女の人の振り付けを練習しました。子どもたちは初めて触れるお扇子が珍しいようす。女の子は先生の帯や草履に興味津々でした。
最後は「元禄花見踊」の総踊りで賑々しく締めくくりました。

2009年9月12日 ひよこ・たぬきアトリエ「宝箱をつくろう!」

写真:2009年9月12日のワークショップの様子

今日のひよこ・たぬきアトリエは画家の好宮佐知子さんをお迎えして宝箱をつくりました。
モザイクという石を砕いて貼り付ける方法を折り紙で挑戦!
好きな動物、食べ物、夏の思い出など様々な宝箱ができあがりました!
さて、何を入れようかな?

2009年9月5日 小林忠先生講演会「一蝶の人と芸術」

写真:2009年9月5日の講演会の様子

本日は学習院大学教授の小林忠先生による講演会が開催され、波乱に満ちた一蝶の生涯と作品についてたっぷりお話いただきました。「一蝶の人を見る目というのは、温かくて、皮肉で、鋭くて・・」そして一蝶の作品は、「将軍家のためでもなく、室内に飾るためでもなく、あくまでも人を楽しませる、鑑賞するための絵であり、そこに一蝶の魅力がある」というお言葉が印象的でした。本展に出品されなかった作品などについても多数ご紹介いただきました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。次回の講演は、9月26日(土曜日)です。どうぞお楽しみに!(聴講約150名)

2009年9月5日 へんなクマさん

写真:美術館玄関前の緑のクマさん

夏ごろ美術館の玄関前に登場した、緑のクマさんです。皆さんお気づきでしたか!?クマさんに顔がないからと、いつの間にか目と口がつきました・・・。ちょっと不気味なクマさんですが、ご来館の際には、玄関左手にご注目くださいね!

2009年9月5日 英一蝶展、オープン!

写真:2009年9月5日の会場の様子

「一蝶リターンズ・英一蝶の画業」展がオープンし、初日よりたくさんの方にご来場いただきました。
江戸の風俗をいきいきと描いた作品で知られる絵師、英一蝶の名品を一挙に紹介する貴重な展覧会です。ぜひご観覧ください! ちなみに、当館の古美術展ではオペラグラスをお貸し出ししております。細かいところまでじっくりご覧いただけますので、ぜひご利用ください。ご希望の方は、受付にお申し付けくださいね。

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