2009年4月~6月のニュース

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ページ番号4001319  更新日 2020年1月28日

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2009年6月28日 日本のシュルレアリスム展終了

写真:2009年6月28日の会場の様子

6月28日をもって、日本のシュルレアリスム展を終了しました。
梅雨入りして天候に恵まれなかったにもかかわらず、多くのお客様にご来館いただきました。ありがとうございます。
次の展示は7月11日から、ボローニャ国際絵本原画展です。今年もイベント盛りだくさん。ぜひ足をお運びください。

2009年6月24日 カァ子、ふたたび

写真:ベランダに現れたカラス

先日ご紹介した、カラスのカァ子がふたたび登場です! 今日は、展示室ロビーの前にあるベランダに現れ、中をのぞき込むようにコンコンとガラスをつついていました。こうやって時折、美術館にあそびにくるのがカァ子の日課になっているようです。またあそびにきてね!

2009年6月19日 小さな油彩画講座、最終回

写真:2009年6月19日の油彩画講座の様子

5月から始まった「小さな油彩画講座」は今日が第5回目、最終回です。卓上に置いた小さなおもちゃをモチーフに、F3号の2枚のキャンバスに同時進行で、一枚はカラフルに、もう一枚は3色だけ使って描きました。小さいキャンバスといっても、みなさんそれぞれ悩みつつ、楽しみつつ・・。最後の講評会では、先生のお話にみなさん熱心に聞き入っていました。ぜひ今後も描き続けてください!

2009年6月13日 田辺徹氏講演会「日本のシュルレアリスムと瀧口修造」

写真:2009年6月13日の講演会の様子

本日は、田辺徹氏(成安造形大学名誉教授)を講師にお迎えし、日本にシュルレアリスムを紹介した瀧口修造についてお話頂きました。田辺氏は戦後まもないころ、編集者として瀧口修造に出会い、以後長きにわたって交流を深めました。講演会では、出会いから、引っ越し、翻訳、本の出版、葬儀など瀧口修造とのエピソードを、ユーモアを交えつつ鋭くお話くださいました。当時の光景が目に浮かぶような語り口に、聴講者のみなさんも大きくうなずきながら聞き入っていました。予定時間を大きく超過し、2時間もの大変贅沢な講演会となりました!(聴講約70人)

2009年6月7日 えんぴつで描く自画像

写真:2009年6月7日のデッサン講座の様子

今日からデッサンの講座が始まりました。講師は、画家の木下晋先生です。今回のテーマは「自画像」ですが、今日は鏡もなにも見ないで、自分の記憶だけを手がかりに自分自身を描きました。最初は戸惑っていた受講生の皆さんも、描き進めるうちに筆がのってきたようです。次回は、鏡を見ながら自画像を描きます。さてさて、どんな違いがみられるのでしょうか!? 楽しみですね。

2009年6月6日 「シュルレアリスムと危機意識」 日本のシュルレアリスム展講演会

写真:2009年6月6日の講演会の様子

フランスで起こったシュルレアリスムは、もともと詩の運動です。今日は詩人の鶴岡善久さんによる講演会を開催しました。1930年代から戦中にかけての困難な時代に日本に紹介されたシュルレアリスムについて、危機意識を持ちながら詩作した3人の詩人についてお話いただきました。楠田一郎という知られざる詩人、冨士原精一、そして瀧口修造の人柄が伝わるエピソードなどご紹介くださり、貴重な講演会となりました。梅雨入り間近のすっきりしないお天気でしたが、お集まりいただいたみなさまありがとうございます。(聴講者約50人)

2009年6月4日 小学生鑑賞教室

写真:2009年6月4日の鑑賞教室の様子

今日は、区内の小学生を対象にしたギャラリーツアーがありました。「シュルレアリスム」とは!?小学生にはまだ説明が難しいかもしれませんが、作品を見るのが一番!ふしぎな絵の世界に、子どもたちも釘付けでした。絵の説明を受けた後、会場をまわって「住んでみたい世界」をさがして描いてもらいましたが、絵についての感想を真剣に語り合う子どもたちの姿もあり、スタッフも感動することしきりでした。みんな、また美術館に絵を見に来てね・・!

2009年6月2日 からすのカア子、参上!

写真:玄関前の看板の上に佇むカラスの姿

最近、一羽のカラスが、スタッフの間で話題になっています。美術館2階にあるデッキからガラス窓をコンコンとつついてみたり、講演会の時に窓辺から中をのぞいていたり、自動ドアで遊んでいることも・・。意外に愛らしい姿が人気で、「カア子」ちゃんと呼ばれるようになりました。今日は、玄関前の看板の上に佇む姿を清掃の方が発見し、あわてて撮影にいくと、近寄っても逃げることなく、逆にカメラ目線でこちらを見ていました。本当にふしぎなカラスです・・。

2009年5月30日 中村宏氏講演会、シュルレアリスムを背後から覗く

写真:2009年5月30日の講演会の様子

本日は、画家の中村宏先生をお迎えし、対談形式で講演会が開催されました。先生が絵を始めた頃のお話から始まり、本展出品作や近年の「9.11」をテーマにした作品など、初期から最近までのご自身の作品について、独自の絵画論をまじえながら語ってくださいました。「眼と地平線を描けばシュールになる!」といった、ユニークな発言も! 終始笑いの絶えない、和やかな講演会となりました。雨の降る中、たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。(聴講約70名)

2009年5月22日 小さな油彩画

写真:2009年5月22日の油彩画講座の様子

本日より5回連続で油彩画講座が始まります。
通常の油彩画講座とは異なり、3号の小さなキャンバスに、手元に置いたモチーフに迫りながら描きます。
講師の加藤栄吾先生の丁寧な指導のもと、参加者がそれぞれ自分でモチーフを組んで、エスキースから始めました。油彩画初心者の方もいましたが、みなさん熱心にモチーフに向かっていました
あと4回で、2枚の油彩画を完成させる予定です。

2009年5月20日 板橋区立美術館が30歳の誕生日を迎えました

写真:開館30年記念の特製バースデーケーキ

5月20日は板橋区立美術館の開館記念日です。
1979年に開館しましたので、今年で30歳になりました。
特製バースデーケーキでお祝いをしながら、30年の歴史をふりかえりました。
設備は古くなりましたが、内容をもっともっと充実させていこう、挑戦していこう、と職員一丸となってはりきっています。
これからも、「いたび」をよろしくお願いいたします。

2009年5月16日 日本のシュルレアリスム

写真:2009年5月16日の会場の様子

6月28日まで日本のシュルレアリスム展を開催します。1920年代にフランスを中心に流行したシュルレアリスム(超現実主義)を雑誌などで知った日本の画家たちは、独自の解釈を加え、意識を超えた世界を表現しました。本展では当館所蔵品より、1930年代から60年代にかけて描かれた作品と関連資料をご紹介します。どことも知れない風景や、よーくみると何かに見えてくるもの、唐突な組み合わせなど、ちょっと不思議な絵をお楽しみください。
5月30日、6月6日、13日には日本のシュルレアリスムを再考する連続講演会を開催します。

2009年5月6日 墨のこいのぼり!

写真:2009年5月6日のワークショップの様子

本日の「ひよこ&たぬきアトリエ」は、出光美術館学芸員の笠嶋忠幸さんが先生です。
子どもたちが擦った墨に、ちぎった和紙をひたして、一枚一枚うろこを作りました。
画用紙に元気よく描いた鯉に、そのうろこを貼り付けて、鯉の墨絵が完成です。
墨がきれいなグラデーションになることや、青みがかった墨があることなど、墨の美しさを体感できたのではないでしょうか。
最後に先生お手製の「ひよたぬ」印を捺してもらいました。

2009年5月5日 うたうこいのぼり!

写真:2009年5月5日のワークショップの様子

本日の「ひよこ&たぬきアトリエ」は、ミュージシャンの高橋琢哉さんを講師にお迎えして開催されました。紙コップにデコレーションをして、ひもや棒を通し、こいのぼり型の楽器をつくります。これをぐるぐるまわすと、あら不思議!音が鳴り始め、子どもたちも大喜び! 講師の高橋さんによると、ヴァイオリンと同じ仕組みなのだそうです。最後には、自分のつくった楽器で楽しく演奏会をしながら終了しました。

2009年5月4日 布で作るコサージュ作り

写真:2009年5月4日のワークショップの様子

コサージュ作家の村上伊万里さんを講師に迎え、大人の方を対象に、布でコサージュを作るワークショップを開催しました。布とワイヤーと木工用ボンドだけで作るカジュアルなコサージュですが、指でシワや折り目を付けることによって、手作りならではのニュアンスが生まれます。
今回は参加者のみなさんに家から余り布などを持ち寄っていただきました。生地の組み合わせや花びらの大きさ、広げ方などを変えるだけで、それぞれ全く表情が異なってきます。ときおり鏡に映しながら、みなさんご自分に似合うコサージュを完成させていました。楽しくお話しながら、わきあいあいとした雰囲気のワークショップとなりました。

2009年5月3日 尺八ライブ

写真:尺八ライブの様子

今日は、尺八奏者の小湊昭尚さん、岩田卓也さんをお迎えし、ロビーコンサートが開催されました。芸大邦楽科で学ばれ、世界数十ヶ国で演奏するなどグローバルにご活躍中のお二人。「若い世代にもかっこよく聴かせる尺八」を目指されているとのことですが、まさにその通り。古典的な尺八のイメージを覆すような演奏に、すっかり魅了されてしまいました。途中、尺八や楽譜についてのお話や、尺八体験などをはさみながら、あっという間の90分でした。特に最後の演奏は圧巻!スタンディングオベーションもいただきました。ご熱演いただいたお二人、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。

2009年5月2日 「ブルーノ・ムナーリ展」図録が「優秀カタログ賞」を受賞しました!

写真:「優秀カタログ賞」受賞お祝いの様子

2007年12月に開催された展覧会「ブルーノ・ムナーリ」展の図録が「2008年美連協カタログ論文賞自主展部門 優秀カタログ賞」を受賞いたしました。急遽、花束を持ってお祝いに駆けつけてくださった方もあり、本当にうれしい限りです。天国のムナーリさんも、この受賞をきっと喜んでくださっていることでしょう。板美は今年、30周年をむかえ益々頑張ってまいります。今後もどうぞご期待くださいね。

2009年5月2日 日本美術講演会、最終回

写真:2009年5月2日の会場の様子

いよいよ最終回となった本日の講演会ですが、大変残念なことに、講師の急病により中止となってしまいました。 ご来場いただいたお客さまには心よりお詫び申し上げます。なお、再講演の予定はありませんのでご了承ください。

2009年4月26日 手のスタンプで動物をつくろう!

写真:2009年4月26日のワークショップの様子

版画家の松永かのさんを講師に、親子むけワークショップを開催しました。
今回は筆やペンは使わずに、みんなの手をスタンプにして絵を描きました。手を開いたり、握ったり、色々な形にして押してみると、面白い形ができます。みんな絵具だらけになりながら、カラフルな絵を完成させていました!

2009年4月25日 おすまし顔(平安時代の仏像)

写真:2009年4月25日の講演会の様子

日本美術講演会第3回目、今回は平安時代の仏像「おすまし顔」がテーマです。町田市版画美術館学芸員の佐々木守俊先生にお話いただきました。平等院の阿弥陀如来坐像は、「おすまし顔の完成」形!ともいえるようです。そして、版画美術館の学芸員さんらしく、仏像のお腹の中に納められた版画についてもご紹介され、こちらも大変興味深いものでした。今日は、朝から土砂降りの雨が降る中、たくさんの方においでいただきました。ありがとうございました。(聴講約80名)

2009年4月24日 小学生鑑賞教室

写真:2009年4月24日の鑑賞教室の様子

開催中の展覧会に合わせて、区内の小学生を対象にギャラリーツアーが行われました。作品の見どころや屏風の金箔などについてのお話を聞いてから、会場へ。絵を見るだけではなく、「ヘンな顔」などをさがして描いてもらいました。いちばん人気があったのは、「カボチャ顔のいちべえさん」。そのほか、お座敷コーナーの畳の上に座ってじっくり鑑賞しながらスケッチをしている子もたくさんいました。今回は時間が少なかったので、また見に来てくださいね・・・!

2009年4月18日 可愛い顔!?(飛鳥・奈良時代の仏像)

写真:2009年4月18日の講演会の様子

大好評の日本美術講演会、第2回目のテーマは「可愛い顔」です。文化庁文化財調査官の川瀬由照先生にお話いただきました。538年の仏教伝来から始まり、鑑真が渡来する頃まで、時代の変遷と共に、仏像の「可愛い」お顔やお姿も少しずつ変貌していくさまを、貴重な映像で多数解説していただきました。次回は「おすまし顔」、平安時代の仏像をご紹介します。どうぞお楽しみに!!(約120名聴講)

2009年4月11日 仏像のみかた

著書「仏像のひみつ」のイラスト

日本美術講演会が本日より開催されました。第1回目の講師は、清泉女子大学教授の山本勉先生です。ベストセラーとなったご著書「仏像のひみつ」をベースに、仏像の種類や構造など、わかりやすくお話いただきました。なんとなく難しいイメージもある仏像ですが、可愛らしいイラストと共にお話を聴いていると楽しくなってきてしまいます。さっそくお寺に行ってみたくなりますね。次回は、飛鳥奈良時代の仏像「可愛い顔」をご紹介します。どうぞお楽しみに・・!(約170名聴講)

2009年4月4日 幻惑の板橋展、オープンしました

写真:2009年4月4日のお座敷コーナーの様子

東京ではようやく桜が開花し、今日は絶好のお花見日和となりました。美術館ではこのように、展示室でもお花見ができますよ! 会場のお座敷コーナーでは、ざぶとんに座ってのんびり、屏風を見ることができます。桜の木や、上野寛永寺のお花見を描いた屏風など、春らしい作品もたっぷりお楽しみいただけます。美術館の外へでれば、満開の桜並木です。ぜひ、見に来てくださいね。

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板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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