板橋ブランド野菜「志村みの早生大根」復活の取り組み

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ページ番号1006559  更新日 2024年3月11日

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志村みの早生大根

「志村みの早生大根」とは?

志村みの早生大根は、「江戸東京野菜」の一つで、江戸時代に中山道板橋宿の北、清水村で作られていた特産品です。
江戸時代の書物には「清水夏大根」という名で記されており、その名のとおり夏の暑さに強い大根です。種まきから約2か月で収穫できます。しかし、病気に弱かったこともあり、一時期は全く栽培されませんでした。
しかしながら、2011年にJA東京あおば板橋地区青壮年部員が茨城の研究所から種を取り寄せ、「志村みの早生大根」の本格的な復活に向けて取り組み始めました。
当初は、作り方や作るのに良い時期などがわからず、苦労の連続でしたが、生産者の方々の努力の結果、商品として販売できるほどまでになりました。
現在は、区内の10軒ほどの農家で作られ、板橋農業まつりなどの区内イベントの際に買うことができます。

「志村みの早生大根」復活の取り組み

2011年(平成23年)、復活栽培を開始
「志村みの早生大根」の種を取り寄せ、2人のJA東京あおば板橋地区青壮年部員が栽培を試みました。しかしながら種が固定されていないため、収穫した大根は大きさや形が不ぞろいでした。さらに根元が傷みやすいなど、青首大根に比べて管理が非常に難しいものでした。

2013年(平成25年)夏、初の販売を試みる
区から区内のイベントで「志村みの早生大根」の販売を依頼しました。
イベントの日に合わせて収穫・販売できるように、種まき時期を調整しながら準備を進めました。
販売時は、漬物などの試食を用意し、「志村みの早生大根」の特徴である独特の強い辛みを伝えることができました。

2014年(平成26年)秋の作付け検討会議、秋の栽培も可能と判断
収穫時期が夏となっていた「志村みの早生大根」ですが、秋の栽培を試みた結果、秋にも栽培できることがわかりました。その結果、夏と秋に直売所で販売することが可能になりました。そして、秋に開催する板橋農業まつりでの販売も決定しました。

「志村みの早生大根」販売イベント

板橋農業まつり

例年11月に開催予定の「板橋農業まつり」にて、販売をしております。

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産業経済部 赤塚支所 都市農業係
〒175-0092 東京都板橋区赤塚六丁目38番1号
電話:03-3938-5114 ファクス:03-3939-9962
産業経済部 赤塚支所へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。