集合住宅におけるスマート化(省エネ・節電化)事業

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ページ番号1005776  更新日 2022年4月25日

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潜在的省エネルギー効果が高いと考えられる集合住宅において、省エネや節電を行う必要があることから、スマートシティ実証事業として位置付け、モデル集合住宅として区営高島平七丁目アパート(住宅戸数:88戸)を選定し、スマート化事業を実施しています。

1 本事業の目的

集合住宅にMEMSやスマートメータなどを導入することにより、専有部や共有部の電力の見える化を図ることにより、省エネや節電への取組につなげます。また、これらの電力データを活用した見守りサービスを導入し、効果の検証を行います。

2 実施内容

これまで個々の世帯で契約していた電気契約を、アパート全体の電力を一括で受電する高圧一括受電に切替え電気代を割引するとともに、その差額の一部を用いて、MEMSやスマートメータ等の設備を導入し、見える化サービスを行い、さらに使用電力量等を活用した見守りサービスを実施します。また、集合住宅のスマート化に向けたノウハウ、課題及び付加サービスの有効性を把握するため事業検証を行います。
本事業に係る経費については、高圧一括受電により得られた利益によって賄うものとするため、区、自治会及び住民は、新たな費用負担が発生せず、自治会及び住民は従来の電気よりも安価な電気を購入することができます。

  1. 高圧一括受電:電気契約を集合住宅1棟単位の一括契約とすることで、より安価な電気を利用することができる。
  2. MEMS:マンションエネルギーマネジメントシステムの略で、集合住宅の使用電力量等を測定し、監視や制御を行うことができるシステム。
  3. スマートメータ:データ通信機能を備えた、新型の電気メータであり、遠隔検針等が可能となる。
  4. 見える化サービス:専有部及び共用部における使用電力量等をパソコンやスマートフォンから、専用Webサイトにアクセスすることによって、現在の使用電力量等が見えるようになるシステム。パソコンやスマートフォンを所持していない人もデータを確認できるよう専用モニターを設置。
  5. 見守りサービス:一定の期間電気量に変化がない場合に、登録されたメールアドレスへメールを配信するシステム。
  6. 検証内容:本事業よって導入した設備やシステムにおける省エネ効果や見守りサービスの有効性について検証を行う。

3 協定締結について

  1. 締結先
    • 区営高島平七丁目アパート自治会
    • 三菱電機株式会社
  2. 締結日 平成27年11月30日
  3. 実施期間 実施期間は15年、事業検証期間は5年

4 実施までの経緯

本事業は、事業提案公募型プロポーザルにより事業者を募集しました。
審査の結果、三菱電機株式会社が選定され、実施事業者となりました。

5 検証結果

検証結果については、下記添付ファイルをご覧ください。

添付ファイル

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電話:03-3579-2591 ファクス:03-3579-2249
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