ボローニャ市の見どころ

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ページ番号1005167  更新日 2020年1月25日

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ボローニャ市の見どころ紹介

ボローニャ市は長い歴史のある街で、旧市街を散策するだけでもその一端に触れることができます。ここでは、ボローニャ市の主な見どころをご紹介します。なお、ボローニャ県観光局では、日本語版の公式ホームページを開設しています。そちらもぜひご覧ください。

まず、地理的にも政治的にもボローニャ市の中心となっているのが、マッジョーレ広場です。市庁舎や教会など、市民が訪れる主要な建物は、この広場を取り囲むように建っています。ボローニャ県観光局のオフィスもこの広場に面しており、日本語版のガイドブックも売っています。
【マッジョーレ広場に建つボローニャ市庁舎】

写真1
ボローニャ市庁舎1

ボローニャ市庁舎中央の正門の上部には、1582年に太陽暦改革を実施したボローニャ出身のローマ法王・グレゴリウス13世をあらわしたブロンズのモニュメントがあり、市庁舎の門をくぐる人々を見下ろしています。
【市庁舎正面のグレゴリウス13世像】

写真2
ボローニャ市庁舎2

また、左側の塔にある時計は、15世紀に設置されたそうです。正門をくぐって中庭を抜け、かつて「アックルシオ宮」と呼ばれる宮殿だった建物の内部には、博物館や礼拝堂もあり、重厚な雰囲気を醸し出しています。
【市庁舎の内部にある礼拝堂】

写真3
ボローニャのようす

市庁舎の側にはネプチューン広場があり、ボローニャの守護神であるネプチューンの噴水があります。16世紀に制作されたもので、いくつもの群像の一番上に聳え立つ巨人・ネプチューンの立像は、ローマ法王のシンボルとして世界に向けて立てられたそうです。
【ネプチューンの噴水】

写真4
ネプチューンの噴水

庁舎に隣接して、サラ・ボルサ図書館が建っています。2001年に開館した近代的なマルチメディア図書館ですが、かつては証券取引所として賑わっていた建物で、天井のいくつもの壁画や広間壁面の装飾に、当時の面影が残っています。建物に入ると、床の一部がガラス張りになっています。ここから、建物の改修中に地下で発見された、ボローニャに残るローマ時代の遺跡を見られます。
【サラ・ボルサ図書館(旧証券取引所)内部】

写真:サラ・ボルサ図書館

マッジョーレ広場の別な一面には、巨大な聖ペトロニオ大聖堂が建っています。14世紀末に着工したという歴史ある教会で、その大きさは現在でも世界で3番目にあたるとのことです。教会内部の床の上には、正午の時点での日の射す長さによってその日の日付が分かるという子午線が刻まれています。
【聖ペトロニオ大聖堂の外観】

写真:聖ペトロニオ大聖堂

マッジョーレ広場から少し歩くと、旧ボローニャ大学の建物があります。現在は市立図書館・博物館で、訪れた人が自由に出入りできる施設となっています。
ボローニャ大学は1088年に創立された世界最古の大学と言われていますが、この建物は、初めて各学科を一か所に集めた大学施設として16~19世紀に使用されていたものです。建物の2階には、世界で最初に人体解剖を行った医学部の解剖室が残っています。
【旧ボローニャ大学の外観】

写真:旧ボローニャ大学

最後に、「塔の街ボローニャ」で最も有名な「二つの塔」をご紹介します。その昔、ボローニャでは外部からの敵の侵入を監視する「防衛」の目的で塔が建てられていましたが、その後「権力」の象徴としての意味も持つようになり、街のあちこちで塔が建てられるようになりました。現在残っているのは23本ですが、一番多いときには200本以上の塔が林立していたそうです。「二つの塔」のうち高い方は「アシネッリの塔」といい、高さは97.2mです。低い方は「ガリセンディの塔」といい、高さは47.5mで、約3.2m傾いた斜塔となっています。
【二つの塔】

写真:二つの塔

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