区議会だより(令和5年第3回定例会)テキストページ2

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ページ番号1049708  更新日 2023年11月30日

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一般質問(9月21日、22日 本会議)

質問と答弁は要旨を掲載しています。
一般質問の全文(会議録)は、令和5年12月下旬にホームぺージに掲載します。

てらだひろし(公明党)

子ども支援について問う

【質問】私立保育所に対し、子ども食堂の開設に関する周知をし、開設支援を行うべき。
【区長】今後、私立保育所の園長会などを通じて周知し、開設を希望する保育所などには、個別の相談に応じるなどの支援を行っていく。
【質問】学習障がい(LD)について、区民に周知し、理解を深められるようにすべき。
【区長】適切な支援を行うためには、多くの方に学習障がいを知ってもらうことが大切である。今後もホームページなどを活用して、理解促進のための周知を図っていく。
【質問】ひきこもりや不登校の中高生に対する、居場所の面的拡充の場所として、児童館を活用すべき。
【区長】教育委員会とも連携し、施設の役割を整理したうえで、児童館が選択できる居場所の一つとして活用できるよう検討していく。

高齢者支援について問う

【質問】認知症の家族介護者に寄り添う精神的ケアを充実すべき。
【区長】令和4年4月から、24時間365日電話で相談可能な「おとしよりなんでも相談」窓口を開設した。引き続き、他自治体の事例も参考にしながら、家族に寄り添う支援について検討していく。
【質問】身寄りのない方が安心して施設に入所するための支援策は。
【区長】地域包括支援センターやおとしより保健福祉センターなどが連携して対応しており、認知症などで意思決定が困難な事例においては、成年後見制度の活用支援なども実施している。

医療と健康増進について問う

【質問】帯状疱疹ワクチン接種における周知の充実について、見解は。
【区長】広報いたばしやホームページの活用に加え、区施設や医療機関に案内チラシを置いて、情報が届くよう努めている。今後、区公式LINEをはじめとするSNSを活用するなど、効果的な周知方法について検討していく。
【質問】介護保険ニーズ調査の結果を鑑みて、後期高齢者歯科健診において、訪問による健診を実施すべき。
【区長】後期高齢者歯科健診は、令和5年度から開始した。訪問による受診機会の拡充は、実施状況を把握するとともに、他自治体の取組状況なども勘案し、今後検討していく。

生成AIの運用指針を問う

【質問】区における生成AIの運用指針を作成して、安全性と効率性を確保すべき。
【区長】現在実施している文章生成AIの効果検証を通じて、業務活用に資する運用指針をガイドラインとしてまとめていく。

地域課題について問う

【質問】上板橋駅南口再開発の工事進捗を、区民向けにわかりやすく掲示すべき。
【区長】工事の進捗を適切な時期に発信することは必要と認識している。安心・安全なまちづくりの実現に向け、再開発組合とともに、わかりやすい情報発信に努めていく。
【質問】小茂根地区に貨物集配用の荷捌き場を設置するよう警視庁に要望すべき。
【区長】利用する商店や集配事業者などからの要望があれば、設置主体となる板橋警察署と協議ができるよう調整していく。
以上のほか、防災、環境、動物愛護活動について質問があった

さかまきつねゆき(公明党)

クラフトビールの地域資源ブランド化について問う

【質問】明治6年に下板橋宿でビールが生産されていたことが都内最古の記録として残されていることから、新たな区の地域資源ブランドと位置付け、魅力を発信すべき。
【区長】区の歴史や文化、産業などと関連付け、魅力発信につながる地域資源になり得るものとして、実現の可能性を引き続き検討していく。

観光振興事業への活用を問う

【質問】デザインマンホールをデジタルスタンプラリーやフォトコンテストに活用すべき。
【区長】今後、導入に向けて検討し、区の魅力発信につなげていく。

地域経済の活性化を問う

【質問】区民まつりや農業まつりなど大きなイベントの開催に合わせて、いたばしPayのポイントを貯めて、区で使えるようなキャンペーンを行うべき。
【区長】今後、大規模イベントにおいて、積極的に活用し、PRする方策を検討する。

無電柱化について問う

【質問】次期計画策定にあたっても、新技術の導入によるコスト縮減、工期短縮による無電柱化の推進について取り上げるべき。
【区長】技術や工法、制度は更新も不定期で早いため、計画への具体的な記述にはなじまないが、方針として定めるとともに、実践していく。

部活動地域移行におけるeスポーツクラブの活動を問う

【質問】大会への参加など活発な活動と、現部員である中学生の令和6年度の参加継続や受入れ枠の拡大を。
【教育長】大会への参加も視野に入れて、積極的に活動する。会場の広さや必要機材などの制約があるが、希望する生徒を可能な限り受け入れられるような運営に努めていく。

メタバースの活用を問う

【質問】観光スポット施設の3Dコンテンツ化などをトライアル実施しては。
【区長】史跡公園予定地に現存する旧理化学研究所の施設を3D映像として再現している。また、史跡全体を点群データで測定しており、「工都展」で成果を公開するなど、観光スポットとしての活用も検討している。

史跡公園の整備について問う

【質問】公園内に、平和に関する常設展示を設置すべき。
【教育長】板橋ならではの展示となるよう、今後、区長部局とも連携し、組織横断的に検討していく。

AIの活用について問う

【質問】職員アンケートやガイドラインの策定などに取り組み、生成AIの検証・試行に着手すべき。
【区長】ChatGPTの効果検証を実施しており、その結果を踏まえてガイドラインの作成などを進めていく。

板橋駅西口周辺地区のまちづくりについて問う

【質問】エリアプラットフォームの体制と今後のまちづくりについて、見解は。
【区長】多様な人材や組織の参加を可能とするエリアプラットフォームの構築が必要と認識しており、事業の進捗に合わせ、検討を進めていく。
以上のほか、ふるさと納税、防災、認知症施策、終活サポートについて質問があった

いわながきりん(民主クラブ)

いたばし花火大会を問う

【質問】火災事故の再発防止策の確立は、どう行うのか。
【区長】令和6年度の実施に向けて、煙火の許認可を行う都や警察、消防と再発防止策の検討を行い、実施方法を精査する予定である。

あいポートの認知度を問う

【質問】区民の認知度に改善点があると感じている。認知度向上のためのSNSの積極活用について、見解は。
【区長】これまで広報やホームページなどを通じて情報発信に努めてきた。今後は、区公式LINEなどの積極活用を進めていく。

東武東上線の踏切対策を問う

【質問】障害物検知装置を最新の高性能なものに切り替える、遮断かんを屈折しやすく歩行者の脱出が容易なものに切り替えるなどの、安全対策を東武鉄道に要請すべき。
【区長】東武鉄道では、すでに導入に着手しており、今後も拡大を図る計画であると聞いている。今後とも、安全対策の要請を続けていく。

太陽フレアによる災害対策について問う

【質問】2025年に大規模に発生し、電磁波が様々な影響をもたらし、通信障害などの発生が予測されている。必要な手立てを講じるべき。
【区長】国や研究機関の動向を注視し、提供された情報は関係部署で共有を深め、必要な対策を検討していく。
以上のほか、子育てにかかる経済的負担の軽減、学校給食のアレルギー対応、昨今の気候変動下における街路樹の管理について質問があった

おばたけんたろう(民主クラブ)

所有者不明土地への対応について問う

【質問】所有者不明土地の活用について積極的に取り組むべき。
【区長】所有者不明土地を利用して地域のための事業を行うことを可能とする「地域福利増進事業」がある。都が主たる役割を担うが、利用主体や目的により、各所管部署が連携するなど、適切な対応ができるよう検討していく。

板橋キャンパス跡地活用について問う

【質問】隣接する板橋大山公園と一体的に整備すべき。
【区長】跡地の防災ゾーンの整備に合わせ、板橋大山公園を改修することで、一体的な利用が可能となるため、できる限り有効な活用ができるような整備を考えている。

部活動の地域移行、地域連携について問う

【質問】地域移行の受け皿団体について、認証制度の確立を求めるが、見解は。
【教育長】適切な指導や運営などに関する客観的な基準を定めるなど、認証制度を確立するために必要な事項について研究を進め、地域移行により混乱が生じないよう努めていく。

教員不足への対応を問う

【質問】杉並区の事例を参考に、区採用の教員制度の実施について検討を。
【教育長】都も教員確保に向けて様々な取組みを検討しており、今後、区もその動向を注視しながら、教育を支える人材の確保に努めていく。
以上のほか、地域課題について質問があった

いがらしやすこ(民主クラブ)

気候変動への対策と持続可能な事業継続を

【質問】夏季の異常気象の中で、清掃職員の命と健康を守るためにも、新たに補正予算を組んででも対応すべき。
【区長】補正予算も含め、必要な対応を行うことは重要な視点であると考える。令和5年度は、熱中症対策物品の配付などの対応を行った。
【質問】酷暑の中、収集作業を行う職員の特殊勤務手当について、コロナかでの練馬区のように独自に増額すべき。
【区長】23区で同額であり、現在増額は考えていない。手当額については、他区の状況や社会情勢などを考慮して定めており、今後も動向を注視し、適切に対応していく。
【質問】清掃職員の職務は区民からの相談・要望・苦情の対応なども担っており、単純労務職員の範疇から乖離していくと考える。見解は。
【区長】清掃事業が区に移管される以前から、相談・要望などに対応していた。移管後も各区で同様に行われており、大きく乖離していないと認識。民間事業者では困難な業務を区職員の本務として実施していくものと考えている。

人権教育の実施について問う

【質問】関東大震災後の加害の歴史を繰り返してはいけないと考える。小中学校では、人権教育をどのように行っているか。
【教育長】各学校で、人権教育の指導計画を作成し、すべての教育活動において、児童・生徒の人権に関する知識や人権感覚の育成に努めている。

あらかわなお(共産党)

学校給食費の無償化を問う

【質問】都立特別支援学校や長期不登校の児童・生徒に対する昼食代も無償化すべき。
【教育長】都立特別支援学校での給食費無償化については、都へ働きかけを行っていく。また、長期不登校の児童・生徒に対する昼食代については、現状把握と課題の整理に努めていく。

平和について問う

【質問】戦争体験を語れる人が少なくなる中、区は今後どのように戦争の悲惨さを語り継いでいくのか。
【区長】「中学生広島・長崎平和の旅」の参加生徒が、語り部から被爆体験談を聞く機会を設けるなど、次世代への伝承を図ってきた。今後も、若い世代にも伝わる取組みを工夫しながら展開していく。
【質問】台風の影響で中止となった「中学生長崎平和の旅」の代替事業の内容は。
【区長】平和祈念式典の生中継を区立中学校で視聴したほか、都内の平和関連施設の見学と語り部お話会を実施するバスツアーを行い、平和学習に取り組んだ。

障がい者スポーツを問う

【質問】障がいがある子どもたちがスポーツを行える環境を整備すべき。
【区長】障がいがある子どもたちがスポーツに触れる機会として、令和5年度にインクルーシブスポーツ体験会を実施する予定である。
【質問】ユニバーサルデザイン推進計画に体育施設の整備計画を作り、早急に進めるべき。
【区長】板橋区障がい者計画2023では、体育施設の改修に併せてバリアフリー化を進めるとしている。今後も、ユニバーサルデザインの考え方を積極的に取り入れ、誰もが気軽に参加できるスポーツ環境づくりを推進していく。
【質問】加賀庭球場の改修では、都有地を確保し、エレベーターを設置すべき。
【区長】都有地の活用は考えていないが、エレベーターの設置も含め、誰もが利用しやすい施設となるよう整備していく。
【質問】加賀庭球場の老朽化した更衣室や談話室、階段の設備を改修すべき。
【区長】更衣室、談話室のほか、階段部分も含めて改修する方向で計画している。
以上のほか、アスベスト対策、子どもの遊び場、5類移行後のコロナ対策について質問があった

いわいきりこ(共産党)

核兵器廃絶を求めて

【質問】敵基地攻撃能力の保有や防衛費を増額する政府の方針は、板橋区平和都市宣言と相いれないと考えるが、区の見解は。
【区長】憲法が掲げる恒久平和主義と国際協調主義に基づき、平和に向けた最大限の努力が行われていると認識しており、世界の恒久平和を宣言する板橋区平和都市宣言と軌を一にしていると考える。

社会保障の抜本的な拡充を

【質問】福祉事務所の見直しでは、拙速な一本化を行わず、5か所に増やすとともに、人員・面積も増やすべき。
【区長】区内全域を所管する「1つの福祉事務所」に転換することで、福祉サービスの向上と包括的支援体制の構築をめざし、検討を進めている。窓口の拡充は、生活保護受給者数の推移などを踏まえ、適切な時期に検討を行う。
【質問】高齢者紙おむつ等支給事業において、介護度別に支給金額を引き上げるとともに、所得基準を見直し、対象を拡大すべき。
【区長】令和5年度より現物支給の月額を引き上げるなど、制度の充実に努めてきた。今後も要介護度別の利用者ニーズの把握に努めていくが、現時点では、所得基準や支給金額の見直しを行う考えはない。
【質問】板橋キャンパス跡地に整備される障がい者施設で、強度行動障がい者の受入れが任意となった経緯は。
【区長】公募要件に対するアンケート調査で、重度重複障がい者と強度行動障がい者を同時に受け入れることは極めて困難であるとの声が数多く寄せられた。これを踏まえ、強度行動障がい者の受入れを任意とした。

物価高に対する経済支援を

【質問】中小零細業者への現金給付を緊急に実施すべき。
【区長】現段階では、区で直接支援を実施する予定はないが、国や都の財源措置の状況などを見極めながら、区として行うべき支援については、スピード感を持って対応する。

高島平地域まちづくりを問う

【質問】高島平駅・西台駅の駐輪施設が不足している。抜本的な増設を図るべき。
【区長】公有地の有効活用など抜本的な解決への道を探りつつ、暫定自転車駐車場の開設など、当座の不便解消にも努めていく。

おのゆりこ(日本維新の会)

ゼロカーボンシティの実現を

【質問】ペットボトルがどの程度水平リサイクルされているか把握しているか。
【区長】ペットボトルの売却では、再商品化の具体的な手法や量を指定するものではないため、把握していない。

水害対策について問う

【質問】東坂下二丁目排水機所のポンプを高性能なものへ交換、または増強すべき。
【区長】台風2号による浸水被害は、下水道管の容量など様々な要素が複合して発生したもので、ポンプの能力が原因とは考えていない。都下水道局と調整のうえ、有効な浸水対策を選定し、今後、連携して取り組む考えである。

絵本のまち板橋について問う

【質問】絵本づくりワークショップ事業の予約枠が埋まり、参加できなかったとの声が聞かれる小学生の部について、事業を拡大すべき。
【教育長】兄弟姉妹の参加などは、定員を超えた際も受け入れている。参加者数は柔軟に対応するとともに、大幅な定員超過が見込まれる際には、事業拡大を検討する。
【質問】都が設立したデジタル支援拠点である「ガブテック東京」の協力を得て、絵本のまちのPRを行うべき。
【区長】ガブテック東京では、DXに関わる区市町村への様々な支援が実施される予定であり、積極的な活用を検討していく。

いのうえあつこ(いたばし未来)

まちづくりについて問う

【質問】誰もが外出しやすく、ひと休みできるベンチや日常をシェアできる居場所の設置は、多様な人が関わるため、重層的支援や共生施策としてプロジェクト化し推進を。
【区長】居場所やベンチの設置は重要である。ベンチの設置は、地域保健福祉計画策定と併せて研究していく。

社会福祉法人などに設置された地域交流スペースを問う

【質問】7か所の地域交流スペースを視察したが、素晴らしい設備があっても活用されていない施設もある。各事業所は本来業務の運営で忙しく、地域交流事業に力を入れていくのは難しい実態がある。今後の展開についての見解は。
【区長】人材不足やコロナにより、活用が困難であったと考える。他自治体の先進的取組みの情報収集に努める。

子育て支援拠点について問う

【質問】児童館を18歳までの子どもの居場所として、最大限有効活用すべき。
【区長】児童館に求められる小中高生の居場所機能のあり方について、検討を進める。
【質問】民間による地域子育て支援拠点を増やすべき。
【区長】国の動向も踏まえながら、民間による拠点整備の必要性を含め、あり方を研究していく。
以上のほか、物価高騰と人材不足への対応について質問があった

こんどうたかひろ(自民党)

各種入札における事業者の取扱いについて問う

【質問】区内本店事業者の受注機会を確保し、事業者の保護・育成を図ることで、地域産業のさらなる発展につながると考えるが、見解は。
【区長】今後も、区内本店事業者の育成と公正な入札のため、指名基準の定める範囲で、区内本店事業者を第一とした指名に努めていく。

支店登録事業者の認定要件の確認について問う

【質問】区内支店・営業所実態調査の具体的な実施方法と、訪問日時の告知の有無について伺う。
【区長】全支店・営業所から対象を任意で抽出し、抜き打ちで実施している。例年10月下旬に通知を行い、実施日時を告知することなく、職員が訪問し、看板の有無や責任者の常駐などを確認している。
【質問】過去の区内支店・営業所実態調査の結果及び疑義が生じた事例について伺う。
【区長】近年の調査で疑義が生じた事案は、令和元年度に改善指導1件、平成29年度に認定取消1件であった。認定取消の事例は、事業者から認定要件の整備は困難である旨の申し出を受け、認定取消としたものである。

地域センターのイベント情報のアーカイブ化について問う

【質問】区の情報発信力を強化するために、地域のイベント情報をアーカイブ化することを含め、様々な情報を発信すべき。
【区長】地域のイベント情報は、区ホームページや広報いたばし、区公式LINEなどを活用し、周知を行っている。今後も、アーカイブ化を含めたイベント情報の効果的な発信方法について研究を重ねる。

都営成増第二アパート跡地の利用計画について問う

【質問】都営成増第二アパートの跡地にかかる令和13年度以降の利用計画について、都へ今後どのような方針で対応していくのか。
【区長】令和13年度以降の活用に向けて、引き続き都に対して継続的に検討状況を確認しつつ、時機を捉えて、地元要望を踏まえた地域の活性化に資する活用を求めていく。

ハトの糞害対策について問う

【質問】成増駅北口ペデストリアンデッキは、改修前、ハトの糞害の問題が深刻であった。改修後もハトの糞害対策を講じ、ハトへの給餌による被害防止条例を制定すべき。
【区長】注意看板の設置や餌やり禁止の指導など、引き続き必要な対策を講じていく。今後は条例制定も含め、快適な利用環境を確保すべく、実効的な対策を検討していく。

まなかりんぺい(自民党)

地域への関わりについて問う

【質問】区職員がこれまで以上に地域に出て、地域に目を向ける区民と連携する仕組みを構築すべき。
【区長】様々な知見を持つ区民と連携する仕組みを構築することで、地域の成長・発展につながると考える。

幼児教育について問う

【質問】小学校入学に向けた準備だけでなく、非認知能力を伸ばす教育と保護者への教育機会の提供を行うべき。
【教育長】引き続き、非認知能力向上に向けた取組みを含め、質の高い教育環境整備に努め、保護者に対する幼児教育の理解促進も支援していく。

子育て支援について問う

【質問】産後ケア事業のうち、訪問型・宿泊型だけでなく、通所型も実施すべき。
【区長】近年のニーズの高まりと施設状況の変化に鑑み、令和6年度に向け、通所型の開始に向けた検討を進めている。
【質問】虐待防止のため、産後の母親には誰かと会って話せる仕組みが必要である。区の現状と拡充の必要性について、見解は。
【区長】新生児訪問や産後ケアなど、産前産後から利用できる事業を展開している。今後も、親子の居場所・相談機能の充実に取り組んでいく。

聴覚障がいの理解の向上を

【質問】デフリンピックの開催を契機に聴覚障がいについての理解を深めるため、啓発に取り組むべき。
【区長】聴覚障がいに対する理解が促進されるよう、区が発行する健康づくりの情報誌で、「聞こえ」をテーマにした情報発信を検討する。

地域課題について問う

【質問】猫の登録ボランティア制度の成果がわかるよう、データをまとめて公表すべき。
【区長】登録猫ボランティアのこれまでの活動の成果を見える化し、今後、ホームページで公表していく。
【質問】飼い犬のマナー啓発につながるような取組みをさらに強化すべき。
【区長】新たな試みとして、犬の飼育セミナーをインターネット配信している。今後も先進的な取組みを積極的に取り入れ、マナー啓発の強化に努めていく。
【質問】小中学生が、小豆沢河岸広場と川の間にある柵を乗り越えて遊んでいる。事故を防ぐために、浮き輪を設置すべき。
【区長】水上バス小豆沢発着場に設置している浮き輪の増設を行っていく。併せて、周辺の小中学校に対し、水辺の危険性を児童・生徒に改めて周知するよう要請していく。
以上のほか、喫煙所整備について質問があった

やまだたかゆき(自民党)

教育について問う

【質問】部活動の地域移行にあたり、指導者報酬などの財源確保の進捗は。
【教育長】いたばし地域クラブの活動経費は、都へ補助申請しており、決定結果を待っている状況である。今後も財源確保に向けて、引き続き検討を行っていく。
【質問】総合型地域スポーツクラブ「プリムラ」は、部活動の地域移行において、役割を担う可能性があるか。
【教育長】多様な種目を経験できる機会の提供やより多くの中学生の受入れについて、期待できると考えている。
【質問】志村小・志村四中の小中一貫校について、区営自転車駐車場の移設により、校庭の広さを拡充すべき。
【教育長】志村四中に隣接する自転車駐車場の学校用地への用途転換について、引き続き検討・調整を行っていく。

生成AIの活用について問う

【質問】急速に普及しているChatGPTについて、区職員の利用を想定したガイドラインを策定すべき。
【区長】利用できるサービスを用いて、効率的に回答が得られる方法やリスクについて検証を進めている。効果検証の結果を踏まえ、適切なガイドラインを示していく。

ふるさと納税について問う

【質問】影響額は年々増加傾向にあり、3割増が続くと、5年後は100億円を超える試算となる。区財政による影響は。
【区長】100億円を超えると、令和5年度当初予算の約4%に達し、区民の暮らしに直結する事業への影響が懸念される。
【質問】特別区長会による国への制度是正要望では、フードマイレージやドライバー人材不足の観点を追加すべき。
【区長】あらゆる視点で制度の矛盾点や課題を示しながら、引き続き、23区が一体となって是正を働きかけていく。

まちづくりにアートの活用を

【質問】まちづくりの進捗に合わせて、パブリックアート設置における作家・作品の選定や購入などの検討会を立ち上げるべき。
【区長】パブリックアート設置の実現可能性が見出された場合は、専門家や地元住民などから意見をもらい、進める必要があると認識している。

地域防災計画の改定を問う

【質問】現行の計画は1000ページを超えるため、精査して活用を図れるようにすべき。
【区長】新たな計画では、区が主体的・能動的に講ずる防災対策を中心に記載し、タイムラインの視点を取り入れ、「いつ・誰が・何をするか」を時系列で整理した構成に見直すことでページ数を削減する。

かわぐちまさとし(自民党)

高島平地域のまちづくりについて問う

【質問】令和5年2月に予定していた交流核形成まちづくりプランの中間のまとめが、令和5年9月に先送りされた経緯は。
【区長】取組内容の充実を図るため、エリア全体の視点での検討や調整に時間を要している。
【質問】区とURが別々に建物を計画する方法では、双方の認識の食い違いなどにより、良いものは生まれないと考えるが、見解は。
【区長】区とURは、基本合意に基づく協働のパートナーであり、共通認識を持って取り組めるよう、連携して検討を進めている。
【質問】高島平地域のまちづくりの指標になるのは、旧高島七小の解体であると考えている。解体時期は何年何月か伺う。
【区長】詳細な解体時期は現在示せる段階ではないが、まちづくりプランにおいて、可能な範囲で示していく。

上板橋南口駅前地区まちづくりについて問う

【質問】現在の駅前広場における設計の進捗状況は。
【区長】駅前広場は駅舎などと隣接しているため、東武鉄道と協議を行いながら、実施設計を令和5年度に完了する予定で進めている。
【質問】駅舎の耐用年数に関連し、橋上駅舎全体の改築などの計画はされているか、現在の検討状況を伺う。
【区長】東武鉄道からは、現在のところ橋上駅舎全体の改築計画などの予定はないと聞いている。再開発事業の進捗に合わせて、引き続き情報の収集に努めていく。
【質問】駅舎全体が改築される場合は、連続立体交差事業による影響も視野に入れるべきだが、東武鉄道とはどのような話し合いが持たれているのか伺う。
【区長】駅前広場については、連続立体交差事業への影響も視野に入れながら、再開発事業に関する協議を行っている。引き続き、東武鉄道と必要な協議を進めていく。
【質問】上板橋駅南口駅前地区の都市計画道路の供用開始はいつごろを想定しているのか伺う。
【区長】駅前東地区においては、再開発組合が令和5年5月から建物の除却工事を進めており、道路の供用開始は、令和10年度を予定している。
【質問】区長自らが先頭に立つことで、地域に住む方々に安心を感じてもらえると思うが、見解は。
【区長】「東京で一番住みたくなるまち」の実現に向け、上板橋地域を新たなステージにステップアップさせるべく、全力で取り組む覚悟である。
以上のほか、LGBT理解増進法について質問があった

さかたれいこ(参政党)

LGBT理解増進法に関わる区の対応について問う

【質問】具体的な施策を考えるにあたっては、海外の事例や当事者への実態ヒアリングなどを積極的に行うべき。
【区長】法においては、地方公共団体は、国との連携を図りつつ、施策を実施するよう努めるものとされており、施策を検討する際には、広く情報収集に努めていく。
【質問】包括的性教育を行う際には、子どもが生まれもった性を大切にできるよう、十分な配慮を求める。見解は。
【区長】包括的性教育のうち、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する新たな取組みについては、政府の基本計画や指針を踏まえて、あり方について研究していく。

学校給食とオーガニック給食について問う

【質問】近隣自治体の取組みを研究するとの過去の答弁を踏まえ、オーガニック給食への取組みについて、見解は。
【教育長】オーガニック食品は、安定供給の確保や一般の食材よりも高額であるなどの課題もあり、実現可能性について、引き続き研究していく。

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