令和5年12月20日発表 都内初!デジタル機能を搭載した「スマートバス停」を導入

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ページ番号1049955  更新日 2023年12月20日

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【都内初】スマートバス停の導入で、利便性の向上と高齢者の身近にデジタル環境を!

バス停の様子

バス停のデジタルサイネージ


板橋区は、バス運行事業者である国際興業株式会社(以下、「国際興業」と言う。)と連携し、都内で初となる「スマートバス停」を導入し、高島平駅バス停2番のりば(板橋区高島平八丁目3番地先)にて、令和5年12月13日(水曜日)から運用を開始しました。

区は、今後ますます進展するデジタル化の波に高齢者が取り残されないよう、実際に体験することでデジタル化への抵抗感をなくすことが重要と考え、「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」として、地域拠点でのデジタル体験環境整備やスマートフォンを利用した地域周遊施策の実施などに取り組むこととしています。この度の導入もその一環で、身近な移動手段である路線バスのバス停にデジタル環境を取り入れることで、高齢者のデジタルリテラシー向上につなげていきたいと考えています。

スマートバス停は、デジタルサイネージによるリアルタイムでのバスの接近情報、拡大表示可能なバス時刻表、行政情報やイベント案内などのお知らせ表示などデジタル機能の搭載により、利便性が格段に向上します。特に、運用を開始した高島平駅バス停は、地域でも中心となる東京都交通局(都営三田線)高島平駅の駅前に位置し、都営三田線と国際興業が運営する路線バスの交通結節点となっており、中でも2番のりばは4方面行きのバスが運行しているため、多くの地域住民が利用しています。併せて、バス停のある板橋区高島平エリアは30%を超える高齢化率となっており、コロナなどによる影響で外出自粛や交流の減少などを原因とするフレイルへの対策としても、導入効果が高いと見込んでいます。

区は、今後も国際興業と連携しながら、スマートバス停を活用した事業を検討・実施していくことと併せて、導入による効果を検証しつつ、今後の展開について検討する予定です。

区の担当者は、「交通の分野でもデジタル化が進んでいる。より身近なところで、デジタルは怖くない、便利なものと体験してもらい、日常の生活に取り入れるきっかけにしてほしい」と話しています。

 

注:「デジタルを使いこなす『元気』高齢者育成事業」は、東京都が「『未来の東京』戦略」(2021年3月策定)で核に据えた「子ども、長寿、居場所」に係る取組について、区市町村として連携して実施するものです。

注:国際興業と板橋区は、令和4年3月に「地域社会の発展と住環境の向上に関する包括連携協定」を締結し、区民に身近な公共交通機関である路線バスを軸に、日常的な連携による取組を実施しています。

注:「スマートバス停」は、西鉄エム・テック株式会社と株式会社YE DIGITALが共同開発したサービスです。

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電話:03-3579-2566 ファクス:03-3579-5436
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