令和6年1月19日発表 区立保育園で板橋区版木育プログラム~「いたばしのおはし」で木を感じよう~

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1050206  更新日 2024年1月19日

印刷大きな文字で印刷

写真:赤塚保育園でのプログラムの様子1
赤塚保育園でのプログラムの様子
写真:赤塚保育園でのプログラムの様子2
「いたばしのおはし」を手に取る園児たち

板橋区は、環境教育の一環として、区内の幼稚園・保育園の5歳児クラスに通う約4,300人に、特製の「いたばしのおはし」を配付しました。併せて、区が独自開発した「板橋区木育プログラム~いたばしのおはしで木を感じよう!~」を活用した木育の授業を、令和6年1月17日(水曜日)に区立新河岸保育園・赤塚保育園にて実施しました。

このプログラムは、木の役割や人と自然とのかかわりについて子どもたちが理解を深める機会を創出するとともに、木材への愛着を育み、森林環境保全への意識を醸成するために開発したもので、区は保育施設などでの同プログラムの活用を積極的に推進しています。

ゼロカーボンシティの実現をめざす板橋区は、環境自治体として数々の先進的な事業を推進し、学校教育においても全国に先駆けて緑のカーテンの提唱とその実践を図ってきました。特に感性が育つ幼児期から学齢期における環境教育が最も重要と考え、様々な環境学習の事例を参考にしながら、区独自の情報や特性も踏まえ開発した「環境教育プログラム」による事業を展開しています。

木育プログラムが行われた赤塚保育園では、園の保育士が講師となり、「木育クイズ」からスタート。木でできた箸の観察、箸が作られる工程の紙芝居や、身の回りの木製品を探すことを通して自然の重要性を学びました。園児たちからは「割り箸よりも木の箸の方が捨てなくてすむから地球に優しい」「木って大切なんだ!」「木について沢山知れて嬉しかった!」という声も聞かれ、全45分のプログラムが終了しました。普段から身近な存在である箸を通じて、木の大切さや人の生活にもたらす豊かさ、自然を守ることの大切さなどを、子どもの立場から有意義に学ぶことができました。

同プログラムは、区内の幼稚園・保育園から報告書をいただいた後、改良を重ねながらより園児に理解しやすいものに発展させていく予定です。プログラムを所管する環境政策課の担当者は、「小さい頃から自然について学ぶことはとても重要。身近なお箸から自然について考えるきっかけになってもらえれば嬉しい」と話しています。

いたばしのおはし

写真:いたばしのおはし

板橋区と「みどりと文化の交流協定」を締結している栃木県日光市産のヒノキの間伐材(森林の成長促進のため樹木の一部を伐採することで発生した木材)を使用したお箸。全長16cm、鉛筆と同じ六角加工と子どもの手でも握りやすく、安全無害なリボス加工(アマニ油等から作られた自然塗料)を施しています。板橋区内の木工所で製作されたもので、お箸の製作趣旨等の理解を深めるため、箸の製造過程や特徴をイラスト化したリーフレットをセットでお渡しします。なお、製作には、木材利用の促進や普及啓発等への活用を目的とした森林環境譲与税を活用しています。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

資源環境部 環境政策課 環境教育係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2233 ファクス:03-3579-2249
資源環境部 環境政策課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。