令和6年1月30日発表 水辺の魅力あふれる「自然体験型アーバンリバーパーク」が荒川河川敷に誕生します~板橋区かわまちづくり基本構想「ITTA KAWAMACHI PROJECT」を発表~

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ページ番号1050370  更新日 2024年1月30日

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写真:記者会見出席者集合写真
基本構想のイメージ図を持つ水戸岡氏(左)、坂本区長(中央)、出口所長(右)

概要

板橋区は、令和6年1月29日(月曜日)、板橋区かわまちづくり基本構想「ITTA(イッタ) KAWAMACHI PROJECT(以下『基本構想』という。)」を発表しました。

この基本構想は、巨大河川である荒川と広大な河川敷を有する板橋区として、「かわまちづくり」に防災の視点をプラスした、板橋区ならではのかわまちづくりの取組の基本方針を示すものです。

コンセプトは「自然体験型アーバンリバーパーク」。全長4.3kmに及ぶ広大なオープンスペースである荒川河川敷は、都市化された板橋区における貴重な空間であるとともに、自然に触れ合える場、レクリエーションを楽しめる場、震災時の防災拠点としての場など、新たな価値を生み出す大きな可能性を秘めています。板橋区は、この魅力的な荒川河川敷の価値を最大限に引き出し、板橋区のブランドとして創造・発信することで、交流人口の増加やにぎわいの創出につながる水辺空間を形成していきます。

令和6年1月29日(月曜日)に行われた基本構想発表の記者会見には、基本構想の発案者であり、計画の実現を担う板橋区の坂本健(さかもと・たけし)区長、基本構想のコンセプトアートを手掛け、基本計画(令和6年度策定予定)の総合監修も務めるドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治(みとおか・えいじ)氏、荒川を管理している国土交通省荒川下流河川事務所の出口 桂輔(でぐち・けいすけ)所長が出席。冒頭、3者から基本構想への思いや決意表明が語られた後、坂本区長及び出口所長から基本構想等の説明がなされました。終了後のフォトセッションでは、プロジェクトの実現に向けて、3者が連携して取り組む姿勢が改めて確認されました。

記者会見出席者のコメント

●坂本 健 区長

水害対策の要であると同時に、自然あふれる荒川河川敷は、ひとつの風景として地域に定着し、親しまれています。河川敷が区民の「誇り」となるとともに、多くの区民が集い、にぎわいの創出につながることをめざし、「板橋区かわまちづくり計画」に取り組んでまいります。

●水戸岡 鋭治 氏

河川敷をオンリーワンのものにしたい、板橋区でどこにもないものを作りたい、という思いに共感し、参加しました。プロジェクトには難しい問題も多くありますが、区民の視点で物を申しながら、いかに多くの方に、豊かな時間、空間、そして楽しさを提供するか、その1点で、これからも参加していきたいと思っています。

●出口 桂輔 事務所長

荒川の河川空間は、都内においては貴重なオープンスペースとなっており、都市の魅力の一つです。荒川放水路通水100周年という節目の年に新しいチャレンジができることを、大変光栄に思います。関係者みんなで困難を乗り越え、区民の皆様が笑顔になれるようなプロジェクトとしてやり遂げたいと思います。

板橋区かわまちづくり計画について

写真:荒川
荒川と河川敷
基本構想表紙
かわまちづくり基本構想表紙

「かわまちづくり」とは

 市区町村や民間事業者、地域住民等と河川管理者が各々の取組を連携することにより、河川空間とまち空間が融合し、にぎわいあるまちづくりによる地域活性化に資する良好な空間形成を目指す取組を言います。

 この取組を支援するため、国土交通省は「かわまちづくり支援制度」を実施しています。

かわまちづくり計画・基本構想・基本計画

 板橋区のかわまちづくりのコンセプト、計画区域や年度別の整備計画等を盛り込んだ「基本構想」と、構想の実現に向け行動や手順、時期等を具体化した「基本計画(令和6年度策定)」により、本計画を進めてまいります。

板橋区かわまちづくり計画のコンセプト

自然体験型アーバンリバーパーク

コンセプトに基づき、「スポーツ・カルチャーイベント発信の場」「水辺における屋外体験の場」「生物多様性を学べる場」「テーマパークのようなモビリティ体験の場」「水災害時に命を守る場」の5つの視点から計画を推進します。

 

整備計画(荒川の戸田橋~笹目橋間の全長約4.3キロメートル区間内)

第1期整備の概要(令和4年度~令和7年度)

荒川の氾濫時、地域住民の緊急一時退避場所である新河岸陸上競技場において、退避者の孤立を防ぐため、競技場から荒川の堤防を通り避難ができるルートを確保するための連絡通路を整備します。

第2期整備の概要(令和7年度以降)

「スポーツ・カルチャー発信ゾーン」「水辺のにぎわい・アウトドアゾーン」「自然・環境ゾーン」「アクティビティゾーン」「スポーツゾーン」について、ゾーンに応じた魅力的な水辺空間を提供するための整備を行います。併せて、各ゾーンをつなぐ「親水プロムナード(ボードウォーク)」を整備します。

写真:イメージ写真
「水辺のにぎわい・アウトドアゾーン」イメージ
写真:イメージ
「スポーツ・カルチャー発信ゾーン」イメージ

 推進体制

 ・区内在住、全国で様々な事業成功実績のある水戸岡鋭治氏による基本計画監修

 ・計画推進のための区の担当組織の新設

 ・区、地域住民、事業者、河川管理者による「かわまちづくり協議会」の開催

 ・整備・維持管理、運営面におけるPark-PFI などの様々な民間活力手法の活用

 

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危機管理部 地域防災支援課 地域支援係
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2152 ファクス:03-3963-0150
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