教育委員会制度

教育委員会のしくみ

教育委員会

教育委員会は、政治的中立を確保し、地域の実情に合った教育行政を行うことを目的として設置された合議制の行政委員会です。教育長及び4人の委員をもって組織されます。

教育長

教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表します。区長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するもののうちから、区長が議会の同意を得て任命します。 教育長の任期は3年で、再任されることができ、常勤です。

教育委員

区長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから、区長が議会の同意を得て任命します。任期は4年で、再任されることができ、非常勤です。また、委員の任命に当たっては、委員のうちに保護者である者が含まれるようにしなければならないとされています。

教育委員会事務局

教育委員会の権限に属する事務を処理させるため、教育委員会に置かれています。事務局には、指導主事・事務職員・技術職員・その他の職員が置かれています。

教育委員会の事務

1. 学校・その他の教育機関の設置、管理及び廃止に関すること。
2. 教育財産の管理に関すること。
3. 人事に関すること。
4. 児童及び生徒等の就学、入学、転学、退学に関すること。
5. 学校の組織編成、教育課程、学習指導等に関すること。
6. 教科書、その他の教材に関すること。
7. 文化財の保護に関すること。
8. その他教育事務に関すること。