令和7年度(令和6年度分)教育委員会が行う点検・評価

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ページ番号1060215  更新日 2025年11月13日

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教育委員会では、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(以下「法」と略称)第 26 条に基づき、毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検・評価を行っています。

目的

区民への説明責任を果たすとともに、効果的な教育行政の推進に資することを目的としています。

点検・実施方法

対象事業(11事業)

学識経験者の知見の活用対象事業

柱事業「誰一人取り残さないための居場所づくり」、「学校における働き方改革」と戦略的視点「学びの循環」を中心とした6事業について、学識経験者による所管課ヒアリングを経て、意見・助言をいただいています。

  1. 中高生勉強会「学び i(あい)プレイス」の推進
  2. 学校における働き方改革の推進
  3. 中高生・若者支援の拡充と活性化
  4. 生涯を通じた読書活動の支援
  5. 板橋区史跡公園(仮称)の整備
  6. 旧粕谷家住宅の公開

学識経験者の知見の活用対象外事業

学識経験者の知見を活用しない5事業についても、教育委員会において点検・評価を実施しています。

  1. 安全教育の推進
  2. 青少年健全育成事業の推進
  3. 家庭教育支援チームの拡充
  4. 広報活動の充実
  5. 主体的に働きかける教育委員会の充実

学識経験者

  • 林 幸克氏(明治大学文学部教授)
  • 妹尾 昌俊氏(教育テック大学院大学教授)

点検・評価実施の流れ

学識経験者の知見の活用対象事業

  1. 所管課による点検・評価対象事業の点検・評価シートの作成
  2. 所管課作成の点検・評価シートを基に、教育委員会による評価を実施
  3. 学識経験者によるヒアリング
  4. 学識経験者と教育委員による意見交換会
  5. 報告書作成

学識経験者の知見の活用対象外事業

  1. 所管課による点検・評価対象事業の点検・評価シートの作成
  2. 所管課作成の点検・評価シートを基に、教育委員会による評価を実施
  3. 報告書作成

点検・評価の結果

学識経験者の知見の活用対象事業

教育委員会評価一覧

事業

評価標語

方向性

中高生勉強会「学び i プレイス」の推進

順調

工夫して継続
学校における働き方改革の推進

概ね順調

工夫して継続
中高生・若者支援の拡充と活性化 順調 工夫して継続
生涯を通じた読書活動の支援 順調 工夫して継続
板橋区史跡公園(仮称)の整備 順調 工夫して継続
旧粕谷家住宅の公開 概ね順調 工夫して継続

学識経験者の提言

学識経験者によるヒアリングにおいて、以下の意見・助言をいただきました。


1.中高生勉強会「学び i プレイス」の推進

区で積極的に居場所づくりを行っていることは評価できる。一方で、現在のアンケートの内容では、この事業の効果を測りきることができず、今後の事業展開の方向性が見えてきづらい。

2.学校における働き方改革の推進

時間外在校等時間数の全体の時間数が減っていたとしても、時間が増えた業務について、何が増えているのか、何がその要因となっているのか内実を知り、十分に検討する必要がある。

3.中高生・若者支援の拡充と活性化

本事業の趣旨からすると、いろいろな活動を通じて、なるべく多くの若者等に来てもらう必要がある。初めて来る利用者が入りづらいと感じないように、できるだけ敷居を下げるなどの工夫が必要である。

4.生涯を通じた読書活動の支援

絵本作家などを呼んだワークショップやイベントなどを開催できると、図書館の利用につながり、生涯を通じた読書活動の支援に寄与するのではないか。

5.板橋区史跡公園(仮称)の整備

火薬製造所跡という、メジャーな史跡というわけではないため、多大なコストをかけて整備することに理解を得られない可能性がある。コストをかける部分、かけない部分の選定を慎重に行う必要がある。

6.旧粕谷家住宅の公開

室礼教室の参加人数が少ないため、企画をするにあたって区民のニーズなどがきちんと把握できているか疑問である。来館者数については、ウォーキング大会との連携を実施し、一定の効果を得ているので、引き続き様々な方法を探ってほしい。

学識経験者と教育委員の意見交換会

対象事業を「居場所づくり及び学びの循環」、「学校における働き方改革の推進」及び「板橋区の歴史・産業・文化の発信による新たな魅力・価値の創出」の3つのテーマに分けて議論しました。

以下のような議論があり、今後の施策・事業の取組に関連した知見を教育委員会全体で深めました。

1.居場所づくり及び学びの循環

アンケートを取ってはいるが、居場所づくりという事業の性質上、アンケートを取るだけでは不十分であり、例えば、職員等が利用者に対してインタビューを行うなどすると、本音の部分が出てくるのではないか。

2.学校における働き方改革の推進

AI等の活用など学校の事務作業を減らすような支援を行うことや、仕事の時間のコストを意識できるような手法を取り入れていく必要がある。

3.板橋区の歴史・産業・文化の発信による新たな魅力・価値の創出

板橋区史跡公園(仮称)の整備について、文化的価値があることから、どうしても提供者目線で整備を進めてしまいがちだが、訪れる方の目線でどのようなニーズがあるかを意識することが重要である。

まとめ

今後は、各事業について、いただいた学識経験者の提言をいかし、より一層の改善を図りながら、「教育の板橋」の実現に向け、教育行政を推進していきます。

学識経験者の知見の活用対象外事業

教育委員会評価一覧

事業名

評価標語

方向性

安全教育の推進

順調

工夫して継続

青少年健全育成事業の推進

概ね順調

工夫して継続

家庭教育支援チームの拡充

概ね順調

工夫して継続

広報活動の充実 順調

工夫して継続

主体的に働きかける教育委員会の充実 概ね順調 工夫して継続

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教育委員会事務局 教育総務課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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