教育広報「教育の板橋」(テキスト版)第108号 1面

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ページ番号1038841  更新日 2022年4月18日

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教育広報 教育の板橋 2022年4月16日号 第1面です

「いたばし学び支援プラン2025」を策定しました

 区教育委員会では、「板橋区教育ビジョン2025」の実現に向けた第3期(最終)実施計画として、「いたばし学び支援プラン2025」を策定しました。社会の動向や教育の現状、取り組むべき課題を踏まえ、2022(令和4)年度から2025(令和7)年度までの4年間に取り組む内容を示したもので、これに基づいて各事業を実施していきます。

4年間のめざす方向

  • 生涯にわたり、学びたい時にいつでも、どこででも学習機会を選択できる地域社会の実現をめざします。
  • 幼児期の教育と小学校教育の円滑な接続、義務教育の9年間を通した教育を行うことで、これからの社会で活躍できる力をもった子どもたちを育成していきます。
  • 地域一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校」の実現を通じて、具体的な成果へと結びつけていくことをめざします。
  • 教職員が心身の健康保持と、誇りとやりがいを持ちながら教育活動に従事するため、学校における働き方改革に取り組みます。

戦略的視点(取組における視点)

GIGAスクール構想の実現

 一人一台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、個別最適な学び、協働的な学びを実現します.

  • 関連する取組
    オンライン授業配信
    板書と電子黒板を使った授業を教室から配信することで、自宅や別室からも授業に参加可能となります。端末を通じて発言をしたり、意見の共有や質疑を行うなど双方向のやり取りを行っています。

ESD(Education for Sustainable Development)

 地球規模の課題を自分のこととして捉え、持続可能な社会を創造していく学習を進めます。

  • 関連する取り組み
    ビオトープを中心とした環境教育
     区内には、生物が自然な状態で生息する空間である「ビオトープ」を学校敷地内に設置している学校があります。生き物が出入りしやすいように整備することで、「生き物を探す学習」、「生き物が住みやすい環境に関する学習」など、ビオトープを中心とした環境教育を行っています。

学びの循環

 学びを一過性のものにせず、地域の課題解決につなげ、互いに学び合う活動を支援します。

  • 関連する取組
    中高生・若者支援の拡充と活性化
     生涯学習センター内にある「i-youth(あい・ゆーす)」では、利用者である中高生・若者の自己実現に向けた活動の支援を行っており、「ダンスフェスタ」など中高生・若者が主体的に企画・運営に参画したイベントを実施しています。

主要事業(4つの柱)

保幼小接続・小中一貫教育の推進

 幼児期から小学校、中学校と継続したつながりのある教育を提供します。

  • 関連する取組
    〇アプローチカリキュラム・スタートカリキュラムの推進
     子どもたちが小学校入学後も安心して学校生活に適応できる環境を整えるため、「アプローチカリキュラム」、「スタートカリキュラム」に取り組んでいます。指導の工夫や弾力的な時間割の設定などを行うことで、幼児期の教育からの円滑な接続を図っています。

 〇「板橋のiカリキュラム」の作成・実践
 義務教育9年間を通した指導計画として「板橋のiカリキュラム」を作成しています。区立小・中学校全教
 員で共有することで、小学校と中学校をつなぎ、小中一貫教育を推進していきます。

板橋区コミュニティ・スクール(iCS)の推進

 板橋区コミュニティ・スクール(iCS)は「コミュニティ・スクール委員会」と「学校支援地域本部」を両輪・協働の関係で運営する仕組みです。学校を取り巻く課題について、地域一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校」の実現を通じて、具体的な成果へと結びつけることをめざしています。

  • 区立小・中学校iCSの取り組み例
    〇蓮根第二小学校の取り組み
     蓮根第二小学校の学校支援地域本部の活動の一つである「おはなし会」は、読み聞かせと図書室整備を行っています。読み聞かせでは、学校生活を送る子どもたちが自由におはなしの世界を楽しめるように…。そんな思いも込めて、読み手も心豊かな時間を過ごしています。

学校における働き方改革

  • 学校における働き方改革とは
     教職員の日々の生活の質や人生を豊かにすることで人間性を高め、児童・生徒へ向き合う時間を確保し、質の高い教育を継続的に行うことができる状況をつくり出します。

誰一人取り残さないための居場所づくり

 生涯にわたり、世代を超えた地域の人々が、つながり、かかわり合うための居場所づくりを進めます。

  • 関連する取り組み
     板橋第三中学校では不登校生徒のために、SBS(Step by Stepの略)という教室とは別の登校場所を設けています。SBSでは、教科書や様々な図書が用意されています。生徒は教職員やNPOのボランティアと一緒に興味・関心があることをしながら時間を過ごすことができます。また、一人一台端末を利用し、双方向型の遠隔授業に参加することもできます。


「いたばし学び支援プラン2025」の概要として、3つの戦略的視点(取り組みにおける視点)、主要事業(4つの柱)、9つの重点施策をホームページにて紹介しています。ぜひご覧ください。

 

問い合わせ

教育総務課計画係 電話番号3579‐2639

 

学校訪問の様子を公開しています

 教育長や教育委員会の職員が訪問した学校の様子を随時区ホームページで公開しています。ぜひご覧ください。

問い合わせ

教育総務課庶務係 電話番号03-3579-2603

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 教育総務課
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
電話:03-3579-2603 ファクス:03-3579-4214
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