2012イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展

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ページ番号4000074  更新日 2020年1月28日

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チラシ:国際絵本原画展

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は、世界最大の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られています。2012年は世界60ヶ国2685人ものイラストレーターから応募があり、その中から日本人7人を含む19ヶ国72人(組)の作家が入選となりました。板橋区立美術館では、その全入選作品を展示します。また、特別展示として、台湾のアーティスト、ペイジ・チューの絵本作品をあわせて紹介いたします。また、会期中には、絵本に関するさまざまなイベントも予定しています。

会期
2012年6月30日(土曜日)~8月12日(日曜日)
開館時間
午前9時30分から午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日 但し7月16日は祝日のため開館し、翌日休館
観覧料

一般600円
高・大生400円
小・中学生150円

20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり
毎週土曜日は、小・中・高校生は無料で観覧できます。

主催
板橋区立美術館
日本国際児童図書評議会(JBBY)

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展とは・・・

毎年イタリアの古都ボローニャで開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・ブックフェア」には、児童書出版を取り巻く多くの人々が世界中から集まります。そこは、商業的な取引の場所であり、情報を交換し、新たな出会いや企画を生み出す場でもあります。このブックフェアに伴うイベントとして「ボローニャ国際絵本原画展」は1967年に始まりました。子どもの本のために描かれた作品を5枚一組にすれば誰でも応募できることから、新人イラストレーターの登竜門としても知られています。本展の魅力は、絵本表現の「多様性」です。毎年世界中から集まる多数の応募作品を、国籍の異なる5人の国際審査団が厳正に審査します。そこでは多くの絵本を出版している有名作家の作品も、出版歴のない新人作家の作品も同一のテーブルに並べられ、審査員が新しい魅力を感じれば全く無名のイラストレーターも入選することができるのです。

今年の特別展示は・・・

2010年、ボローニャ・ブックフェアとスペインのSM財団によって、ボローニャ展入選者の中から35歳以下を対象にしたボローニャSM出版賞が創設されました。今年の特別展示では、第2回受賞者のペイジ・チューを紹介します。チューは台湾出身で、イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、現在はロンドンと台湾を拠点に活動しています。チューの絵本作家としてのデビュー作『鉛の兵隊』(El soldado de plomo、2012年)は、アンデルセンの原作に現代的な解釈を加えたお話です。本展では、『鉛の兵隊』の原画全15点を、過去3回のボローニャ展入選作品とともに特別に展示します。

ボローニャ・ラガッツィ賞 Bologna Ragazzi Award

ボローニャ・ブックフェアでは、すでに出版されている絵本を対象にした「ボローニャ・ラガッツィ賞」を授与しています。板橋区立美術館の会場では、今年のラガッツィ賞を受賞した絵本もあわせてご紹介します。イラストレーションやテキストのみならず、ブックデザインや印刷技法など、総合的な絵本の魅力をご覧ください。

カフェ・ボローニャ Cafe Bologna

ボローニャ展の会期限定でカフェがオープンします。手作りのお菓子と軽食の他、作家のオリジナルグッズや洋書も含む関連絵本も充実しています。会期中毎日OPEN 午前10時00分~午後5時00分

作品1
エミリー・ランド(イギリス)「犬の一日」
作品2
カトリーン・シュタングル(ドイツ)
「クマのように強く」

作品3
ジュリア・サグラモーラ(イタリア)
「家族アルバム」
作品4
今井 彩乃(日本)「イソップ物語」

作品5
小輪瀬 護安(日本)
「はたらくくるま:工事車両」
作品6
アリレザ・ゴルドゥズィヤン(イラン)
「ニーム・マン・ブーグ」

作品7
ユン・ジンシル(韓国)
「ぬいぐるみのウサギと女の子」
作品8
ペイジ・チュー(台湾)「鉛の兵隊」

作品9
ロベルト・ダヴィッド(イタリア)
「ディルダの散歩」
作品10
ビオレータ・ロピス(スペイン)
「『島にこぶし』のためのスケッチ」

このページに関するお問い合わせ

板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
区民文化部 文化・国際交流課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。