日本におけるドイツ2005-2006 記念 トロースドルフ絵本美術館展 「赤ずきん」と名作絵本の原画たち
- 会期
- 2005年11月26日(土曜日)~2006年1月15日(日曜日)
- 開館時間
- 午前9時30分から午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
- 休館日
- 月曜日
ただし1月9日(祝日)は開館し1月10日(火曜日)休館
年末年始(12月28日~2006年1月4日)休館 - 観覧料
- 一般600円
高・大生400円
小・中学生150円
20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり
毎週土曜日は小中高生無料 - 主催
- 板橋区立美術館、朝日新聞社、ベルリン日独センター
- 後援
- ドイツ連邦共和国大使館、JBBY、絵本学会
- 巡回案内
-
刈谷市美術館(愛知県)
2006年4月22日(土曜日)~5月28日(日曜日)北九州市立美術館分館(福岡県)
2006年6月10日(土曜日)~7月17日(月曜日)高岡市美術館(富山県)
2006年7月25日(火曜日)~9月10日(日曜日)
トロースドルフ絵本美術館とは
ドイツのケルン郊外に佇むトロースドルフ絵本美術館は、地元の実業家ヴィルヘルム・アルスレーベンが集めた約300点の絵本原画と資料、数千冊の絵本をトロースドルフ市に寄贈したことがきっかけとなり、1982年に開館しました。その収集活動は、絵本の歴史的資料から始まり、現代作家の作品まで幅広く行われ、ヨーロッパで唯一の絵本美術館として近年注目を集めています。本展では、「日本におけるドイツ2005-2006」を記念し、同館の充実したコレクションを日本で初めて公開します。
本展の見どころ
トロースドルフ絵本美術館が誇る世界屈指の「赤ずきん」コレクションより、書籍、イラストレーションなど約350点を展示します。チューリッヒに在住していたヴァルトマン夫妻のコレクションを中心に、1819年にイギリスで出版されたチャップブックの「赤ずきん」や、1817年にフランスで出版された銅版画入りのグリム童話集などの貴重な書籍、
”赤ずきんもの”なら何でも集めていたコレクター夫妻ならではのチョコレート型、コート掛け、ジグゾーパズルといった小物などを多数紹介。過去200年間に様々な姿で描かれてきた「赤ずきん」の魅力に迫ります。
また、同館の絵本原画コレクションより、約200点を併せて展示します。日本でも人気のレオ・レオーニ、ヤーノシュ、ヨゼフ・ヴィルコンの原画をはじめ、日本ではあまり見ることのできないドイツの注目作家の原画も出品します。
展覧会の構成
「赤ずきん」コレクションより 絵本240点、原画やグッズ約110点
絵本原画コレクションより 約200点
体験コーナー「あなたも赤ずきんに変身!」
だれもが知っている「赤ずきん」。でもそのスタイルは時代や地域によってバリエーションがあるのを知っていますか?会場の体験コーナーでは、あなた自身が「赤ずきん」を着けて写真を撮ることができます。(カメラはご自身で準備してください)
絵本コーナー
「赤ずきん」の本、レオーニ、ヤーノシュ、ヴィルコンといった関連作家の絵本など、自由にご覧いただけます。
- 絵:不詳「赤ずきん」
ニュルンベルク、シュヴァーガー&シュタインライン 出版年不詳 - 絵:マベル=ルーシー・アトウェル(署名より)「ちいさな赤ずきん」
パリ他、メルソン 1930年 - 絵:ディヴィカ・ランドロヴァ「赤ずきん」
プラハ、アルティア 1959年 - 絵:クロード・ポンティ「オオカミのなか」
パリ、レコール・デ・ロワジール 1994年 - 絵:不詳「赤ずきん」 タック父さんの「人形シリーズ」No.1467
ニューヨーク他、ラファエル・タック&サンズ 出版年不詳 - 絵:イーベン・クランテ「赤ずきん グリム兄弟の昔話」
ハンブルク、カールセン 1980年 - 絵:マルレンカ・ストゥピツァ「赤ずきんのお話」
リュブリャナ 1954年 - ウォルター・クレイン「青ひげの本」ジョージ・ラウトレッジ、ロンドン
Walter Crane, The bluebead picture book, London, George Routledge. - レオ・レオーニ「フレデリック、君はいまや詩人だ!」
絵本集 第2巻 ケルン、ミッデルハウベ 1990年 - ヤーノシュ「おばあちゃんの大好きなおはなし箱」
クール、イシス出版社 1998年
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