2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4001491  更新日 2022年6月1日

印刷大きな文字で印刷

2021イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

会期
2021年7月17日(土曜日)~8月15日(日曜日)
開館時間

午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日

月曜日(ただし8月9日は振替休日のため開館し8月10日休館)

観覧料

一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円

*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます

*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)

主催
板橋区立美術館、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)
企画協力

Bologna Children's Book Fair

Bologna Illustrators Exhibition, curated by Bologna Children’s Book Fair / BolognaFiere in partnership with JBBY

イタリア・ボローニャのブックフェアが主催する絵本原画の国際コンクールの入選作品を展示します。毎年日本人の活躍も注目されている本展は、出版・未出版に関わらず審査の対象とされるため、新人作家の登竜門としての役割も果たしています。技法もテーマも様々な、絵本原画の世界をお楽しみください。2021年は世界23カ国76作家の作品をご覧いただきます。
また、ボローニャ展の会期に合わせて、当館に寄贈されたレオ・レオーニの作品を特別展示いたします。日本では絵本作家として広く知られていますが、デザイン、絵画、彫刻など多彩な活動をしたレオーニの足跡をご覧いただく機会となります。



ご来館の際はマスクの着用をお願いいたします。館内では係員の指示に従ってください。
また、開館日時などホームページに記載されている内容について変更する場合がございます。予めご了承ください。

緊急事態宣言の発出に伴い、関連イベント(トーク・講演会・講座等)の会期中の開催は中止いたします。
※一部イベントの映像配信は2022年1月末をもって終了いたしました。
※一部イベントは2021年秋に延期して開催いたしました。

※「審査員と入選者へのインタビュー映像」の公開は、2022年1月末をもって終了いたしました。


ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアとボローニャ国際絵本原画展

「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」は、イタリアの古都ボローニャで毎年春に開催される児童書専門の見本市として1964年に始まりました。現在では、版権の売買のみならず、児童書の新たな企画を生み出す場として、出版社や作家をはじめ児童書に関わる人たちが世界中から集まります。
「ボローニャ国際絵本原画展(ボローニャ展)」は、このブックフェアが主催する児童書のイラストレーション・コンクールです。国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わります。実験的な試みを積極的に受け入れ、多様な絵本表現が見られることが魅力です。

ホアキン・カンプ
ホアキン・カンプ(アルゼンチン)「プール」
トゥアン・カイリン
トゥアン・カイリン(中国)「九つの色をもつシカ」

オルガ・エピーヒナ
オルガ・エピーヒナ(ロシア)
「ありえないことリスト」
ハン・スンム
ハン・スンム(韓国)
「お父さんとお母さんの小さな秘密」

ベアトリーチェ・ボゴーニ
ベアトリーチェ・ボゴーニ(イタリア)
「母音の共感覚」
相澤史
相澤史(日本)「わたし、お姉ちゃんになります」

チェン・ウェイシュエン
チェン・ウェイシュエン(台湾)
「世界の道ばた動物図鑑」
ロトンド
ロトンド(イタリア)「目玉、カエル、落書き」

コロナ禍のブックフェアとボローニャ展

世界中から多くの人が集まることが国際的なブックフェアの醍醐味ですが、コロナ禍により大きな変化を経験しています。ボローニャのブックフェアは、現地での開催が2年連続で中止となりました。しかし、オンラインで様々なイベントを試みることにより、ブックフェアの新たな可能性を切り開き、児童書に関わる多くの人たちへ発信を続けています。
2021年のボローニャ展は、初めてのオンラインでの募集・審査に踏み切りました。世界68カ国の3235作家から送られてきたデジタルデータの作品を、イタリア、ドイツ、イギリス、日本、アメリカの5人の審査員がオンライン上で見ながら議論を重ねて審査をしました。その結果、ファイナリストとして226作品をまず選び、最終的に76作品が入選しました。ブックフェアのサイトでは、入選作品とファイナリストの作品を見ることができます。


特別展示 レオ・レオーニ作品受贈記念展

『スイミー』などの絵本で知られるレオ・レオーニ(Leo Lionni 1910-1999)の作品が板橋区立美術館に寄贈されたのを記念して、ボローニャ展の会期中に特別展示をします。板橋区立美術館では、レオーニ氏存命中の1996年に国内初の大規模な展覧会を開催し、さらに没後の2020年には未公開作品もふくめた展覧会「だれも知らないレオ・レオーニ展」を開催しました。こうした活動をきっかけに、ご遺族からレオーニ氏の作品72点をご寄贈いただきました。その中から、絵画、彫刻、デザイン、絵本など実に多岐にわたる活動をしたレオーニの足跡をご覧いただきます。

 

レオ・レオーニのポートレート
Leo Lionni 1910-1999

レオ・レオーニ作品1
レオ・レオーニ
「ニューヨーク近代美術館 開館25周年記念ポスター」
1954年
板橋区立美術館蔵
©Louis Mannie Lionni and the Lionni Family
レオ・レオーニ作品2
レオ・レオーニ「プロトルビス」1970年頃
板橋区立美術館蔵
©Louis Mannie Lionni and the Lionni Family

関連イベント

緊急事態宣言の発出に伴い、関連イベント(トーク・講演会・講座等)の会期中の開催は中止いたします。
※一部イベントの映像配信は2022年1月末をもって終了いたしました。
※一部イベントは2021年秋に延期して開催いたしました。

ミュージアムショップ「ボローニャ」

本展の会期限定でブックショップがオープンします。入選作家の絵本やグッズ、関連書籍などを取り揃えてお待ちしております。
※カフェや飲食スペースは設置しておりません。

夏はぐるーっと絵本展めぐり

夏に絵本展を開催する美術館と連携して入館料の相互割引を行います。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

絵本のまち板橋&ボローニャ絵本さんぽ

本展と同時期に板橋区内や周辺で、ボローニャ展関連のイベントが予定されています。

詳しくは、以下のページをご覧ください。

2021ボローニャ展巡回スケジュール(予定)

【開催中止】ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア(イタリア)

※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催中止。

板橋区立美術館(東京・板橋区)

7月17日(土曜日)~8月15日(日曜日)

西宮市大谷記念美術館(兵庫)

8月21日(土曜日)~9月26日(日曜日)

浜松市美術館(静岡)

10月2日(土曜日)~31日(日曜日)

石川県七尾美術館(石川)

11月6日(土曜日)~12月12日(日曜日)

太田市美術館・図書館(群馬)

12月18日(土曜日)~2022年1月23日(日曜日)

 

 

2021年の絵本原画展の入選者名は、ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアのホームページに掲載されています。

日本からは下記の8名の方が入選されました。おめでとうございます!

相澤史
あお木たかこ
波田佳子
ホリベクミコ
いちかわともこ
いわさき智沙
西岡秀樹
umeco