コッライーニの本づくり アートで 自由で ワクワクで

- 展覧会名
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コッライーニの本づくり アートで 自由で ワクワクで
L'arte di Corraini di creare libri liberi, originali e meravigliosi - 会期
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2026年11月21日(土曜日)~2027年1月11日(月曜日・祝日)
- 開館時間
- 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日
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月曜日、11月24日(火曜日)、年末年始(12月29日~1月3日)
(但し、11月23日(月曜日・祝日)と1月11日(月曜日・祝日)は開館します)
- 観覧料
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一般900円、大学生600円、高校生以下無料
*65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
- 主催
- 板橋区立美術館、一般社団法人 日本国際児童図書評議会
- 協力
- Corraini Edizioni e Corraini Arte Contemporanea
- 後援
- イタリア大使館/日伊160周年
展覧会概要
ギャラリー兼出版社として活動するコッライーニ(Corraini)は、1973年にイタリアの古都マントヴァにおいて現代アートギャラリーとして創業しました。オーナーのコッライーニ夫妻は、アーティストともに本を作ることに興味を持ち、やがて子どもの本の世界にも踏み出しました。コッライーニに大きな影響を与えたアーティストであるブルーノ・ムナーリとは、1970年代に出会い、1980~90年代には展覧会や本の出版などさまざまな仕事をともにしました。その経験から多くを学んだコッライーニは、本を芸術作品と捉え、作り手の創造性やアイデアを尊重した本を出版してきました。本展では、子どもに向けた本を中心に、コッライーニとアーティストたちの本づくりを紹介します。また、20年以上の親交がある板橋区立美術館とコッライーニの交流のあゆみを、双方と関わりのある三浦太郎、のだよしこ、ポール・コックスの作品から振り返ります。
Photo: Matteo de Mayda
「コッライーニ」とは?
1973年にイタリアのマントヴァで設立されたアートギャラリー兼出版社。現在はミラノにも拠点を持ち、創業者のマウリツィオとマルツィア夫妻と長男ピエトロを中心に、アートやデザインに関するさまざまな活動をしています。
コッライーニは、イタリアのデザイナーでアーティストであるムナーリの本を多数出版していることでも世界的に知られています。また、日本を代表する絵本作家の三浦太郎、国際アンデルセン賞受賞作家のスージー・リー、さらには、アンドレア・アンティノーリやノエミ・ヴォーラといった注目の若手絵本作家の最初期の絵本も出版しています。
コッライーニの本は、”子どもも大人も多くの人が手に取ることができる作品である”という考えの元に出版されています。展覧会場には日本ではあまり見ることのない本も並び、多くの絵本を自分でめくって楽しむことができます。

これを読めばコッライーニがよくわかる!
本展では、のだよしこが本展のためにコッライーニ夫妻のマウリツィオとマルツィアに取材して描いた新作の”報告書”をご紹介します。コッライーニと長年交流のあるイラストレーターによるユーモアあふれる報告書です。

「コライーニに関するある一面からの報告書 」(部分)
展覧会構成
1章 コッライーニのはじまり
1973年、若きコッライーニ夫妻のマウリツィオとマルツィアは、マントヴァに現代美術ギャラリーを構えました。ふたりは次第にアーティストと一緒に本を作ることに関心を向け、1980年代より、10cm四方の小さな本のシリーズをスタートさせ、出版にも力を入れるようになります。ここでは10×10や16×12といったシリーズを紹介します。
2章 ムナーリから学んだこと
ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)とコッライーニは、展覧会や本の出版など多数のプロジェクトをともにしました。その協働作業のなかで、好奇心を持つこと、何事にもオープンであること、結果に満足しないことなど、多くのことを学び、それは現在もコッライーニの活動のベースになっています。そして、本は作品であるという考えから、コッライーニの本は、より豊かで自由なものとなっていきました。この章では、ムナーリの本を中心に、展覧会ポスターや作品も併せてご紹介します。
『読めない本 MN1』1984年
Bruno Munari,
Libro illeggibile MN1, Corraini Edizioni
『闇の夜に』1996年復刊
Bruno Munari,
Nella notte buia,
Corraini Edizioni
『みんなおやすみ』1997年復刊
Bruno Munari,
Buona notte a tutti,
Corraini Edizioni
『ムナーリのフォーク』1991年
Bruno Munari,
Le forchette di Munari,
Corraini Edizioni
1993年、紙・墨・アクリル
Bruno Munari, Alberi
3章 アーティストと作る子どもの本
ムナーリとの仕事から子どもの本の世界へと足を踏み入れたコッライーニは、ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアにも参加し、新しい絵本作家たちを見出してきました。また、異なる分野で活躍するアーティストたちによる絵本も出版しています。アーティストの創造性が幼い読者たちにも伝わることを信じ、絵本作家のデビュー作や実験的な絵本を世に送り出し、児童書の出版界にも刺激を与えています。本章では、8人のアーティストと作った絵本をご紹介します。
『不思議の国のアリス』2002年
Suzy Lee,
Alice in Wonderland, Corraini Edizioni
『AはサイのA』2005年
Harriet Russell,
A come rinoceronte, Corraini Edizioni
『じょうずにかくれるグレイハウンド』
2022年
Andrea Antinori,
Un levriero ben nascosto, Corraini Edizioni
『ミミズのついてないくらし』2021年
Noemi Vola,
Sulla vita sfortunata dei vermi,
Corraini Edizioni
『死んだらどこへ行くのかな?』2025年
Samy Ramos,
Dove andiamo quando moriamo?, Corraini Edizioni
『ピエロ・マンゾーニ』2014年
Fausto Gilberti,
Piero Manzoni, Corraini Edizioni
『自転車ブック』2015年
Martí Guixé,
Bicycle Book, Corraini Edizioni
『シンデレラ』2013年
Steven Guarnaccia,
Cenerentola, Corraini Edizioni
4章 コッライーニと板橋区立美術館
板橋区立美術館は、2004年にワークショップの講師としてマルツィアを招聘したことからコッライーニとの関係が深まり、2007年にはコッライーニの協力により「ブルーノ・ムナーリ展」を開催しました。これまでの交流の歩みを、双方に関わりのある三浦太郎、のだよしこ、ポール・コックスの作品からご紹介します。
Taro Miura, Ton, Corrain Edizioni
「ワークマン名画 マティス 大きな横たわる裸婦」
2014年 キャンバス・アクリルグアッシュ
『イタリア新聞 in アートフェア』2006年
Yoshiko Noda,
Giornale Italia in Arte Fiera, Corraini Edizioni
「マウリツィオとマルツィア」
Yoshiko Noda,
Maurizio e Marzia, 2014
Paul Cox, Un libro di linee, Corraini Edizioni
(インスタレーション、板橋区立美術館にて、2020年)
※書籍の年代は初版及び復刊の刊行年(ただし図版及び出品作品は初版本とは限らない)
コッライーニ展 関連イベント
会期中には、講演会やトークイベント、ワークショップなどの開催を予定しています。
イベント情報・参加方法は下記リンクよりご確認ください。
