カミーユ・ヴァノフ講演会
板橋区立美術館では、ベルギーのイラストレーターであるカミーユ・ヴァノフ氏の講演会を行います。ヴァノフ氏はこれまで絵本のイラストレーションを手掛けているほか、2025年にはバンド・デシネ作品である『センチメンタル・キス』を刊行しました。本作は、2026年のボローニャ・ラガッツィ賞のヤングアダルト部門(13歳以上)を受賞しています。
本講演会では、バンド・デシネの専門家である原正人氏をモデレーターとしてお招きし、ヴァノフ氏のこれまでの仕事や手掛けてきた絵本、また『センチメンタル・キス』についてお話を伺います。
本講演会は、駐日ベルギー大使館 ベルギー王国フランス語共同体政府 国際交流振興庁(WBI)の協力のもと開催します。
カミーユ・ヴァノフ講演会
日時:2026年9月13日(日曜日)14時~15時30分(開場13時30分)
講師:カミーユ・ヴァノフ(イラストレーター/ベルギー)
モデレーター:原正人(フランス語翻訳者)
通訳:善本知香
協力:駐日ベルギー大使館
会場:板橋区立美術館 1階講義室
定員:60名(事前申込制)
参加費:無料
予約方法:下記の申込フォーム(logoフォーム)にてお申込みください。

〇講師
カミーユ・ヴァノフ Camille Van Hoof
ベルギー出身のイラストレーター。地元の美術学校サン・リュック(Saint-Luc)でイラストレーションを学んだ後、ブリュッセルの名門美術・デザイン学校であるラ・カンブル(La Cambre)でグラフィックおよびビジュアル・コミュニケーションを専攻しました。2015年にヴァレリー・ラロンドとの共著で初の絵本『Les Petits commandeurs』(Le Seuil Jeunesse)を、翌年に『Drôle d’arbre』(Versant Sud Jeunesse)を出版しました。彼女はInstagramで、自身の体験を題材にした短いコミック・エッセイを定期的に投稿しており、こうした日常の断片をまとめた作品集『Soupe de nombrils』を手掛けています。これらは、彼女が自身のレーベル「La Petite chose」で発表している他の作品と並んで展開されています。初のグラフィック・ノベル作品である『Sentimental Kiss』(L’Employée du Moi)は、2026ボローニャ・ラガッツィ賞のコミック部門(ヤングアダルト部門)を受賞しました。
カミーユ・ヴァノフは、自身の作品に登場するキャラクターたちと少し似ています。彼女は、数え切れないほど多くの魅力的な物事に情熱を注ぐ人物なのです。

ボローニャ・ラガッツィ賞 コミック部門(ヤング・アダルトの部)受賞
(Le Seuil Jeunesse、2015年)
(Versant Sud Jeunesse、2016年)
〇モデレーター
原正人
1974年、静岡県生まれ。フランス語翻訳家。サウザンブックス社のレーベル「サウザンコミックス」編集主幹。フランス語圏のマンガ、バンド・デシネを精力的に紹介している。フレデリック・ペータース『青い薬』(青土社)、ダヴィッド・プリュドム『レベティコー雑草の歌』(サウザンコミックス)、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社)などバンド・デシネの訳書多数。監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社)など。
