【令和5年度SDGs賞】インライン品質検査装置インキングコントロールオプション

製品・技術名

インライン品質検査装置インキングコントロールオプション

製品・技術紹介動画

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企業名

ジクス株式会社

ジクス株式会社は、平成22年4月に合同会社として大田区羽田に発足した、印刷物の絵柄の差異や汚れ、色抜けなどを生産中に全量検品可能な品質検査装置を、自社にて開発から製造、販売まで手がける会社です。
板橋区には平成24年に氷川町に移転し、平成26年に現在の宮本町に本社を構えています。
現在までの導入実績は、国内外130社、300台以上の産業印刷機に設置・搭載しており、特にユーザー企業様や設置工場毎に異なるカスタマイズ要求、オプション構成を選択可能な製品として高い評価をいただいております。

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受賞製品・技術について

「インキングコントロールオプション」は主力商品、「ラブビジョン」に搭載可能な新たなオプション機能です。

まず本体の「ラブビジョン」は、産業印刷機に搭載する品質検査装置で、高速に生産される紙面全体を、1枚の抜けもなく全数全量を検査し、生産中に発生する突発的な不良発生や、長ロットを生産している過程でのわずかな色柄の変化を正確にキャッチし、品質基準に満たない製品が発生すると同時にブザー等で発報してオペレーターに知らせるほか、不良品排出ゲート等と連動して不良を分別、除去する製品です。

そのオプションとして機能する本製品は、品質検査と並行して特定の色情報の偏差を追いかけ、変化があれば基準値に戻していく信号を印刷機に一定ごとに送信して、安定した生産を自動的にコントロールする、市場には存在していない新製品となります。
品質基準濃度に満たないために不良品として扱われてしまう印刷物を生産しないようコントロールするほか、若手オペレーターの技術向上、生産性向上にも寄与することができる製品です。