広報いたばしテキスト版（令和3年5月22日号）1面

注：新型コロナウイルス感染症の影響で、記事の内容が中止・変更になる場合があります。詳しくは、区ホームページをご覧ください。

禁煙で自分と周りの人の健康を守ろう

5月31日は世界禁煙デー・5月31日から6月6日は禁煙週間

喫煙による健康被害

　喫煙は、肺がん・心筋梗塞・脳梗塞などに深く関係しており、喫煙者は、非喫煙者と比較すると、余命が10年程度短くなると言われています。また、妊婦の喫煙は、流産・早産・死産、低体重児、先天異常などの危険性を高めます。

受動喫煙を避けましょう

　喫煙者が直接吸い込む主流煙よりも、たばこの先から立ち上る副流煙の方が、有害成分を多く含んでいます。そのため、非喫煙者でも、受動喫煙により肺がん・脳卒中などの病気にかかる危険性が高くなります。

たばこ病とも呼ばれる病気「COPD」

　COPD（慢性閉塞性肺疾患）は、主に長期間の喫煙が原因とされる肺の病気です。最初は、せき・たん・息切れなどの症状ですが、次第に呼吸障害が進行し、酸素吸入が必要になります。

加熱式たばこは安全？

　加熱式たばこの喫煙・受動喫煙による健康被害が、どの程度あるかはまだ明らかではありません。また、加熱式たばこにもニコチン・タールが含まれているため、紙巻きたばこから変更しても禁煙にはなりません。

つらい禁煙から楽な禁煙へ

　禁煙外来で処方される飲み薬・貼り薬を使うことで、禁煙後の離脱症状が緩和され、比較的楽に禁煙することができます。禁煙は、何歳から始めても遅すぎることはありませんので、まずは禁煙外来を利用しましょう。

禁煙の効果

数日後	味覚・嗅覚が改善する。歩行が楽になる。
2週間から3か月後	心臓・血管などの循環機能が改善する。
1から9か月後	せき・息苦しさが改善する。スタミナが戻る。
1年後	肺機能が改善する（軽度・中等度のCOPDがある方）。
2から4年後	虚血性心疾患のリスクが喫煙を続けた場合に比べて35パーセント減少する。脳梗塞リスクも低下する。
5から9年後	肺がんのリスクが、喫煙を続けた場合に比べて明らかに低下する。
10から15年後	様々な病気にかかるリスクが非喫煙者のレベルまで近づく。

出典：厚生労働省「e‐ヘルスネット」

区内の禁煙外来・健康保険の適用条件など詳しくは、下記のリンクからご覧になれます。

• 禁煙

改正健康増進法・東京都受動喫煙防止条例のポイント

• 幼稚園・学校・病院などの第一種施設では、屋内・施設内が禁煙
• 飲食店・ホテル・オフィスなどの第二種施設では、屋内が原則禁煙
• 喫煙場所が設置されている施設では、その場所以外の喫煙禁止
• 19歳以下の方は、喫煙エリアへの立ち入り禁止
• 外食時は、店内の喫煙規制の状況を店頭のステッカーで確認可
• 喫煙を目的とするシガーバー・スナック・公衆喫煙所などは喫煙可

注：同法・条例の規制外の場所（屋外・私有地）でも、喫煙する際には、周囲の方への配慮をお願いします。
問い合わせ　板橋区受動喫煙防止相談窓口　電話3579‐2707（平日、午前8時30分から午後5時）

問い合わせ

健康推進課健康づくり係　電話3579‐2302

新型コロナワクチン接種情報

対象	接種券送付日	予約開始日		接種開始日
		集団接種会場	医療機関	集団接種会場	医療機関
75歳以上の方	5月6日（木曜日）	5月24日（月曜日）午前9時	接種券到着後	5月27日（木曜日）	5月24日（月曜日）以降
65から74歳の方	5月15日（土曜日）
40から64歳の方	6月21日（月曜日）	今後発行の「広報いたばし」・区ホームページなどでお知らせします。
16から39歳の方	7月5日（月曜日）

注：5月20日（木曜日）に予定していた65から74歳の方への接種券の送付は、自衛隊東京大規模接種センターの予約開始に伴い、前倒して送付しました。

• 接種を希望する場合は、予約が必要です
• 75歳以上の方を対象に、5月10日から開始した集団接種予約分は終了しました
• 板橋区新型コロナワクチンコールセンターへの集団接種予約は混雑が予想されますので、医療機関への接種予約もご検討ください
• 医療機関により、予約・接種開始日は異なる場合があります。詳しくは、希望する医療機関にお問い合わせください

国が設置する自衛隊東京大規模接種センターの予約方法など詳しくは、下記のリンクからご覧になれます。

• 新型コロナワクチン接種概要

注：5月17日時点の情報に基づき作成しています。

問い合わせ

板橋区新型コロナワクチンコールセンター　電話0120‐985‐252（午前9時から午後6時）