上板橋保育園　ニュース秋号

ぞう組（5歳児クラス）

ポップコーンパーティー

　ぞう組では、給食で捨ててしまう野菜の皮を使って、春にたい肥作りをしました。野菜を細かくちぎったり、土や米ぬかと混ぜ合わせたりと、全て子どもたちの手作りです。完成したたい肥では、主に夏野菜を育て収穫してきました。その中でポップコーン用のとうもろこしが収穫できたので、クラスでポップコーンパーティーをしました。子どもたちがとうもろこしの皮をむいて、乾かして、実をとりました。それを栄養士さんがフライパンで調理して見せてくれました。ポップコーンがパチンとはじける様子を見た後、早速いただきました。自分たちで苗から育てたものを食べるのは特別で、「もう食べてもいい」と待ちきれない様子。「おいしいね」と言いながら自然と顔を合わせて笑い合い、楽しくあたたかなパーティーとなりました。

　子どもたちにとって、自分で育てたものはやはり特別ですね。苦手なものでも、「食べてみようかな」と思えるものです。これから、冬野菜も栽培します。植物のお世話をしながら自然に触れたり、自分たちで育てたという達成感を味わいながらも、食事の楽しさや食べ物の大切さを少しでも感じられると良いと思っています。