志村橋保育園ニュース 秋号
せっけんのおみずは、ながしてもいいのかな?
6月に飲み残した牛乳を流しに捨ててしまうと、海の水が汚れてしまう話を子どもたちしました。お話のあと、飲みきれる牛乳の量を保育士に伝えながら注いでもらうことが定着し、廃棄する牛乳の量が減りました。また、みそ汁やスープの苦手な子は具は残しても、汁だけは頑張って飲みきる子が増えてきました。
そのころ、4歳クラスの子から「せっけんの(で洗った)おみずは、おさかな、しんじゃわない?」と心配そうな表情で質問されました。保育士から投げかけたSDGsの話が子どもたちにキャッチされただけでなく、返球されてきたのです。これはチャンス!と、次のお話は流しに流れていった汚れたお水はどうやって海まで行くのかのお話をすることになりました。

おみずをきれいにする工場があるんだよ
汚れたお水は下水管という道を通って、下水処理場という、お水をきれいにする工場に流れて行くことをお話しました。
お水が静かにお昼寝していると、汚れが下に溜まっていくこと。お薬を混ぜると汚れが固まることをイラストを見ながら説明すると真剣な表情で聞く子どもたち。小さなお水の工場をペットボトルで作り実験しました。

お水の色がきれいになったよ
近くでもう一度よく見えるようにして実験です。石や砂、炭、ガーゼを順番にペットボトルに入れます。身近にあるもので、水がきれいになる様子を興味を持って見ていました。

水の大切さが少しずつ分かってきたようです
保育園で体験したことをおうちの人に「汚れたお水を流したら、お魚死んじゃうんだよ」と教える様子もあり、子どもたちなりに環境を考えるきっかけになっています。
生活の中で、子どもたちに分かりやすいよう工夫しながらSDGsにつながるような保育をしていけたらと思います。
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