区議会だより(令和6年第1回定例会)テキストページ5

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ページ番号1052790  更新日 2024年5月9日

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(このページは読み上げ用に作成しているため、区議会だより紙面と表記が異なる場合があります)

一般質問(2月14日 本会議)

質問と答弁は要旨を掲載しています。
一般質問の全文(会議録)は、令和6年5月下旬にホームぺージに掲載します。

いしかわすみえ(共産党)

区民の命を守る災害対策を

【質問】低所得、高齢者、子育て世帯などに対し、備蓄のための経済的支援をすべき。
【区長】避難所では誰に対しても、食料品や日用品、医薬品などを供給するため、平常時の個々への備蓄支援の必要性は高くないと考えている。
【質問】福祉避難所の協定を結んでいる事業者、利用が想定される当事者と、区が一緒に開設訓練を実施し、個々の課題解決に取り組むべき。
【区長】コロナ禍前に訓練を実施し、各種課題の抽出を行った。今後は、訓練内容を福祉避難所連絡会などで関係事業者と共有し、事業者主体の訓練を推進していく。
【質問】今まで保育園などを利用していなかった子どもも、災害などの緊急的な場合には受入れを可能にすべき。
【区長】柔軟な対応が必要となる場合も想定されるため、児童の心身の健全な発達にも配慮した受入れのあり方について検討していく。

天津わかしお学校の運営基準について問う

【質問】平成28年のあり方検討最終報告では、「著しく児童数が減少し、回復の見込みがない場合には、閉校を検討する」とあるが、現状は。
【教育長】児童数は増加傾向であり、現時点では閉校を検討する基準に該当していない。

より良い保育を求めて

【質問】赤塚地域に病児・病後児保育室をつくるべき。
【区長】区医師会に実施可能な医療機関の紹介を継続して依頼している。現時点では、難しいとの回答だが、引き続き働きかけを行っていく。

地域の声を生かした板橋交通公園の整備を求めて

【質問】子どもの乗り物は、引き続き無料にすべき。
【区長】自転車などは、基本的に再整備後も無料提供を継続するが、高額の設備投資を伴うものなどは有料とする。
以上のほか、社会保障の充実を、物価高騰から区民生活を守るために、「こどもを殺すな!ガザの即時停戦の声を」について質問があった

おのゆりこ(日本維新の会)

太陽光発電設備について問う

【質問】太陽光パネルは破損した場合でも日光が当たると発電し続ける可能性がある。感電事故に対する区の対応は。
【区長】国や都と連携を図りながら、太陽光パネルの安全技術の進捗を注視しつつ、安全な利用が図れるよう注意喚起や情報提供に努めていく。

メタバース空間を活用した不登校支援の実施について問う

【質問】不登校児童・生徒の学びの場の選択肢の一つとして、メタバース空間を活用した不登校支援を開始しては。
【教育長】今後も、個々の状況に応じた支援の充実を図るため、メタバースの活用も含め、先進自治体の取組みを参考にしながら、新たな方策について検討していく。

おおのゆか(いたばし未来)

乳児防災について問う

【質問】災害時のカップ授乳の有効性や授乳方法について周知すべき。
【区長】都助産師会が作成している実演動画をホームページに掲載し、災害時に備え周知を強化する。

小学生の朝の居場所を問う

【質問】幼児の時と登校時間が変わり、家で子どもだけで登校時間を待つなどの影響がある家庭に対し、朝の校庭開放などの政策を検討すべき。
【区長】令和6年度に第三期の「こども・子育て支援事業計画」を策定する予定であり、朝の時間帯における小学生支援の必要性を検討していく。
以上のほか、災害時の性加害を防ぐための啓発活動について質問があった

よこかわたかゆき(自民党)

能登半島地震から見る板橋の防災について問う

【質問】自助・共助の観点から町会・自治会に対して、防災についてのアドバイスなどをしているか伺う。
【区長】自助の意識向上の観点から防災講習などを継続的に行っている。また、共助の中心となる住民防災組織との連携強化を図るため、避難所開設訓練の支援なども継続的に実施している。
【質問】避難場所として活用されると思われる公園に、かまどベンチを整備すべき。
【区長】小中学校を避難所に指定しており、燃料や食材の確保の課題もあって、区立公園が避難者の炊き出しの場となることは想定していない。

不登校・ひきこもりの支援について問う

【質問】小中学校の卒業で支援が途切れることがないよう、卒業後も支援が届くような体制づくりをすべき。
【区長】専門相談窓口を令和5年7月に開設し、卒業後の児童や家族からの相談にも応じ、専門機関につなぐなどの支援体制を構築している。
【質問】医療的支援が必要なひきこもりの方に対し、区が行っている相談支援対策は。
【区長】保健師による相談や、精神科医師による「ひきこもり相談」があり、必要に応じて訪問も行っている。
【質問】ひきこもり当事者への就労支援について、区が考えている取組みは。
【区長】板橋ジョブトレーニングセンターで、パソコン技能の習得など就労に向けた準備支援を行っている。令和6年度からは、専門員を新たに配置し、支援強化を図っていく。

区施設の整備について問う

【質問】階段の手すりなど、高齢者や障がい者が利用する際の動線を確認すべき。
【区長】施設の改築や大規模改修を行う際には、手すりやスロープの設置などのバリアフリーに配慮した工事を行っている。引き続き、計画的な改修を行い、より利用しやすい施設をめざしていく。

区立見次公園について問う

【質問】見次公園にある池はここ数年汚れているようだが、現在の水質保全の取組み状況と今後のメンテナンスの予定を示すべき。
【区長】練餌を使った釣りの制限や、炭を活用したろ過施設による水質浄化で、魚などが生息できる程度の水質を確保している。今後も適宜、水質の観察を行い、状況に応じた対策も行っていく。

なかむらとらあき(自民党)

災害対策について問う

【質問】協定を締結している沼田市などと自治体間の信頼醸成が住民主体で得られるよう、効果的な人的交流事業を検討すべき。
【区長】新たな関係性となる可能性を区の交流資源と捉えつつ、効果的な人的交流事業のあり方を検討していく。
【質問】避難所へのペット同行避難について、獣医師や関係団体と協力を進めるべき。
【区長】区支援のもとペット関係団体主体の避難訓練を令和5年度に実施したところであり、今後も周知及び関係団体との連携を強化していく。

2024年問題について問う

【質問】残業規制が建設業や運送業に適用される、2024年問題について、見解は。
【区長】今後も労働環境の確保に加え、公共工事の担い手を支援し、良好な工事品質を維持するため、2024年問題への取組みを進めていく。

子育て支援政策について問う

【質問】板橋区を居住地として選んでもらえるような子育て支援政策を進めるべき。
【区長】特徴のある子育て支援策を継続的に実施してきたと自負しており、引き続き区の独自政策を推進していく。

学校給食費の無償化を問う

【質問】物価高騰や各学校で購入している異なる食材費への対応について、見解は。
【教育長】令和6年4月からの給食費は物価高騰を踏まえ、見直しを行った。この額に基づき無償化補助金の予算を増額し、保護者の負担軽減を図っていく。調味料などは共同購入により学校ごとに価格差が生じないよう取り組んでいる。

地域課題について問う

【質問】ときわ台駅周辺地区及び上板橋駅北口周辺地区のまちづくりの進捗状況と今後の予定、区長の思いは。
【区長】まちづくり勉強会を重ねており、令和6年3月に協議会を設立予定。地元主体の協議会を支援することにより、「東京で一番住みたくなるまち」の実現をめざしていく。
【質問】上板橋駅南口の再開発では、自転車駐車場が整備される。既存駐車場と併せ、多様な自転車への対応を。
【区長】令和10年度に区に引き渡されるまでに施設や運営形態を決定したいと考えている。既存の駐車場は、施設の改善に努めるが、当面は情報面でのサービス改善を図っていく。
以上のほか、区職員の職務、無分別なハトの給餌への対策について質問があった

わたなべかずみ(公明党)

区民の健康を守る取組みを

【質問】糖尿病重症化予防対策として、国保データベースから過去5年間に遡って未受診者や治療中断者を抽出し、受診勧奨をすべき。
【区長】未受診者や治療中断者は、5年の中断期間などを待たず、過去2年間の記録を確認し受診を勧奨している。併せて、保健師などが健康状態の確認や相談を行っている。
【質問】オーバードーズの危険性について、リーフレットを作成し周知啓発をすべき。
【区長】区立小中学校では、薬物乱用防止教室などで、都が作成したリーフレットを活用し、周知啓発を行っている。また、医薬品販売店に対しては、区薬剤師会の協力も得ながら、販売ルールの周知・指導の徹底を今後も図っていく。
【質問】40歳未満の若年がん患者への在宅医療に係る経済的支援を導入すべき。
【区長】支援ニーズの把握に努め、他自治体の先進事例について研究していく。
【質問】必要性の高い公共施設からでも、AEDの屋外設置を拡充すべき。
【区長】地域センターに屋外設置しているほか、小中学校では校庭開放時にも使えるよう、屋外設置に移行した。屋外設置の拡充なども視野に、区民の安心・安全に寄与するAED配備を進めていく。

区民の命を守る防災対策を

【質問】小中学校での防災教育として、マイ・タイムラインの活用を求める。見解は。
【区長】マイ・タイムラインも含めた防災セミナーの講師派遣など、防災教育を推進している。改定中の地域防災計画は、タイムラインの視点を取り入れており、防災教育においてもマイ・タイムラインの活用をさらに進めていく。

単身高齢者の終活支援を

【質問】都の補助金を活用した終活相談窓口の開設を求める。見解は。
【区長】補助制度の活用も参考に、終活支援体制のあり方について検討する。

産後ケアについて問う

【質問】育児中の申請者に負担がかからないよう、各事業の申請方法を改善すべき。
【区長】産後ケア事業は、令和6年度よりオンライン申請を導入する予定である。今後も各種申請手続きの効率化・簡略化に取り組み、利便性の向上を図っていく。

「エムエフエルピー・ロジフロント東京板橋」を問う

【質問】安心・安全の道路ネットワークの向上や道路交通環境の改善を図るための整備を求める。見解は。
【区長】都市計画道路については、引き続き都に拡幅整備の早期実現を要望していく。また、周辺交通への配慮や交通安全の確保については、引き続き物流施設の事業者へ対策を講じるよう要望し、区としても状況を注視していく。

たかざわかずもと(民主クラブ)

能登半島地震の支援を問う

【質問】金沢市への職員派遣を含む継続した支援が必要と考える。今後の支援や協議状況について伺う。
【区長】災害時相互応援協定を令和6年2月に締結し、職員派遣を開始する予定であり、継続的な支援を行っていく。
【質問】金沢市を窓口として、能登半島の自治体の情報を収集・調整し、支援することを求めるが、見解は。
【区長】金沢市と情報交換をしながら、金沢市以外への職員派遣などについて、検討・調整していく。

区内消費喚起について問う

【質問】国は令和6年6月に所得税・住民税の減税を行う予定。減税を貯蓄に回させず経済の好循環をつくり出すため、減税時期に合わせたプレミアム付き商品券を発行すべき。
【区長】発行には、いくつかの工程が必要となり、スケジュールとしては難しい。減税の時期に商品券の発行を周知するなど、区内の消費喚起につながるよう工夫していく。
【質問】減税時期に合わせて、いたばしPayポイント還元の事業展開をすべき。
【区長】令和6年6月に、ポイント還元のキャンペーンを行う予定となっている。減税とポイント還元の相乗効果により、区内の消費喚起につながることを期待している。

「とまらない東上線」の実現を

【質問】区内全駅へのホームドア設置を早期に実現させるため、対象駅を拡大した区独自の補助制度を創設すべき。
【区長】区の補助制度は、区内各駅での整備に対する補助としている。引き続き都と連携し、鉄道事業者と協議を進め、早期実現を促していく。
【質問】侵入事案の多い踏切の場所や時間を情報収集し、場所と時間を限って警備員を配置すべき。
【区長】踏切対策連絡会で、配置を毎回提案しているが、必要性はないとの東武鉄道の認識に変わりはない。より有効な踏切の安全対策について、協議・調整を続けていく。
以上のほか、休日保育の実施について質問があった

議会トピックス

第10回板橋区議会報告会を開催しました

令和5年12月20日(水曜日)に、板橋区議会報告会を会場とインターネット中継を併せたハイブリッド形式で開催しました。当日は、令和4年度決算調査特別委員会、常任委員会、特別委員会について報告を行いました。
今後とも、区民の皆様に信頼される区議会、開かれた区議会をめざしていきたいと思います。
ご来場、ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
当日の様子は、ホームページで録画配信をしていますので、ぜひご覧ください。

いたばし区議会だよりをスマホで!

各自治体の広報紙を閲覧できる無料アプリ「マチイロ」や多言語対応アプリ「カタログポケット」でもご覧いただけます。スマートフォンやタブレットなどで、いつでもどこでも手軽に区議会だよりを読むことができますので、ぜひご利用ください。

令和6年第2回臨時会の開会予定

5月17日(金曜日)告示
5月23日(木曜日)議会運営委員会
5月24日(金曜日)本会議

令和6年第2回定例会の開会予定

5月29日(水曜日)告示、議会運営委員会
6月6日(木曜日)、7日(金曜日)本会議(一般質問)
6月11日(火曜日)企画総務委員会、区民環境委員会、健康福祉委員会
6月12日(水曜日)都市建設委員会、文教児童委員会
6月17日(月曜日)議会運営委員会
6月18日(火曜日)ブランド戦略推進調査特別委員会、介護支援調査特別委員会
6月19日(水曜日)災害対策調査特別委員会、ゼロカーボンシティ推進調査特別委員会
6月21日(金曜日)議会運営委員会
6月24日(月曜日)本会議

  • 会議は原則として午前10時に開会予定です(議会運営委員会は午後1時から)。日時は変更となる場合があります。
  • 手話通訳は希望日の7日前、一時保育は希望日の10日前、ヒアリングループ(磁気誘導ループ)の利用(委員会室のみ)は希望日の3日前(土曜日、日曜日、祝日を除く)までにお申し込みください。
  • 本定例会中に審査を希望される請願・陳情につきましては、5月28日(火曜日)午後3時までにご提出ください。
  • 本会議の様子は、インターネットでライブ中継及び録画配信を行います。ホームページよりご覧ください。

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