区議会だより(令和7年第2回定例会)テキストページ2

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ページ番号1058813  更新日 2025年7月24日

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常任委員会レポート

区議会で取り扱う事項は件数が多く、内容も広い分野にわたることから、専門的・効率的に審査や調査を行うため、分野ごとに常任委員会を設けています。
第2回定例会で各委員会に付託された議案や陳情について、審査した内容などの一部を紹介します。

企画総務委員会(6月10日、12日)

令和7年度一般会計補正予算(第1号)などを審査

今定例会では、議案14件と陳情3件を審査し、9件の報告を受け、それぞれの案件に対し各委員が質疑を行いました。主な審査内容は次のとおりです。

議案審査

令和7年度一般会計補正予算(第1号)は、当初予算編成後の情勢変化などに伴い、緊急性を要する経費を計上するため、総額7億6900万円を増額するものです。
〈主な質疑〉
問 防犯機器等購入緊急補助事業における補助額の上限を3万円に設定した理由は。
答 区民負担を減らすことに併せ、区民の防災対策を充実させるため、他区の事例などから都の2万円の補助に1万円を上乗せすることとした。
〈意見表明・表決〉
区民の安全や物価高騰対策、子育ての充実など、いずれも必要な事業であるため賛成。賛成だが物価高騰対策という点ではまだまだ不十分であるなどの意見がありました。
表決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

報告事項

板橋区ブランド戦略の策定方針(案)については、板橋区シティプロモーション戦略の追録版である板橋ブランド戦略の戦略期間が令和7年度で満了するため、板橋区ブランド戦略を策定することについて、報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 戦略を策定し、魅力を発信していくのであれば、民間の専門家の意見も聞くべき。
答 様々な分野に精通した専門家の意見を聞きながら進めていきたいと考えている。

区民環境委員会(6月10日)

印鑑条例の一部を改正する条例などを審査

今定例会では、議案1件と陳情1件を審査し、5件の報告を受け、それぞれの案件に対し各委員が質疑を行いました。主な審査内容は次のとおりです。

議案審査

印鑑条例の一部を改正する条例は、国民健康保険の被保険者証の廃止に伴い、被保険者証に係る規定を削除するものです。
〈主な質疑〉
問 令和7年9月に有効期限を迎える国民健康保険被保険者証の利用人数について伺う。
答 被保険者証の利用人数は、被保険者数の約半数である5万人弱と推測される。
〈意見表明・表決〉
必要な改正であり、区民生活に不具合が発生するようなものではないため賛成。賛成だが健康保険証の新規発行を終了したことは問題であるなどの意見がありました。
表決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

報告事項

(仮称)産業ミュージアムの整備については、整備の概要や今後策定する予定である産業ミュージアム基本構想・基本計画について、報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 産業ミュージアム基本構想・基本計画検討会の委員の人数及び構成員について伺う。
答 委員の人数は6名であり、理化学研究所の研究員や日本光学会の理事など学識経験者で構成されている。
問 パブリックコメントは、いつ頃実施するのか伺う。
答 実施時期は、令和7年11月頃を予定している。

健康福祉委員会(6月10日)

(仮称)板橋区地域保健福祉計画2030の骨子についてなど質疑

今定例会では、議案2件を審査し、5件の報告を受け、それぞれの案件に対し各委員が質疑を行いました。主な審査内容は次のとおりです。

報告事項

(仮称)板橋区地域保健福祉計画2030の骨子については、「安心して住み慣れた地域で暮らせるまち」をめざし、地域福祉推進へ取組みを発展させる次期計画の骨子について、報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 計画に包含される再犯防止推進計画について、地域住民の理解を得るため、どのような働きかけを行うのか。
答 効果的な広報について、他自治体の事例などを踏まえ、今後研究していく。
問 地域福祉コーディネーターについて、今後どのような方法で拡充していくのか。
答 モデル配置の結果を検証しながら、拡充の方法について検討していく。

報告事項

板橋区ユニバーサルデザイン推進計画2035基本方針については、現行計画が令和7年度で期間満了を迎えることから、地域共生社会の実現をめざす次期計画の方針について、報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 まずは区職員の意識向上が必要と考える。見解は。
答 引き続き、ユニバーサルデザインの周知・啓発の機会を設けていく。
問 ユニバーサルデザインの考え方について、わかりやすく伝わるような工夫をすることで、区民の認知・理解が広がると考える。見解は。
答 定義や表現、バリアフリーなどとの関係を計画に反映できるよう検討していく。

都市建設委員会(6月11日、23日)

自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例などを審査

今定例会では、議案3件を審査し、10件の報告を受け、それぞれの案件に対し各委員が質疑を行いました。主な審査内容は次のとおりです。

議案審査

自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例は、大山東町自転車駐車場と小茂根図書館前自転車駐車場を新設するものです。
〈主な質疑〉
問 大山東町自転車駐車場の利用形態は。
答 定期利用を想定している。
問 利用開始時期を伺う。
答 大山東町自転車駐車場は、令和7年10月1日の開設をめざしている。小茂根図書館前自転車駐車場は、敷地の整備が終わり次第、令和8年1月中旬の開設を予定している。
〈意見表明・表決〉
大山駅及び小竹向原駅周辺の駐輪状況の改善を目的としているため賛成。賛成だが今後も自転車駐車場を拡充すべきとの意見がありました。
表決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

報告事項

板橋区無電柱化推進計画2035の策定については、より一層の都市防災機能の強化を図るため、無電柱化の推進をめざす次期計画の方針について、報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 国道や都道だけでなく、幅員が狭い区道でも無電柱化を計画していくのか。
答 現行計画では、避難時に使用される道路など、一定の幅員がある道路を指定しており、今後も同様の考えである。

文教児童委員会(6月11日、12日、19日)

幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例などを審査

今定例会では、議案8件と陳情2件を審査し、16件の報告を受け、それぞれの案件に対し各委員が質疑を行いました。主な審査内容は次のとおりです。

議案審査

幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、仕事と育児の両立支援制度の利用に関する幼稚園教育職員の意向確認などに係る規定を加えるほか、所要の規定を整備するものです。
〈主な質疑〉
問 部分休業の取得が同じ時間帯に集中し、人員不足になると考える。対応策は。
答 臨時的任用教員の採用と併せて、時差勤務の実施などを考えている。
〈意見表明・表決〉
育児期の柔軟な働き方を実現することは、優秀な人材確保にもつながるため賛成。賛成だが職員が制度を利用しやすい風土づくりに努めるべきなどの意見がありました。
表決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

報告事項

補正予算概要については、幼稚園などにおける2歳児及び満3歳児の預かり保育に係る補助金の対象者を課税世帯の第2子以降から第1子に拡充するための経費などを計上した第1号補正予算の概要の報告を受けるものです。
〈主な質疑〉
問 幼稚園などにおける預かり保育料などの負担軽減が拡大されることで対象となる人数は。
答 2歳児は294人、満3歳児は1397人を見込んでいる。

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