令和3年6月7日　いっしょに考えよう！ユニバーサルデザインのこと（ユニバーサルデザイン展）

板橋区役所にて「ユニバーサルデザイン展」を実施中

　区では、ユニバーサルデザイン推進の取組みとして、板橋区役所にて企画展「ユニバーサルデザイン展　いっしょに考えよう！ユニバーサルデザインのこと」を実施している。6月9日（水曜日）まで。パネル展示や動画の放映（YouTubeにて視聴可）により、ユニバーサルデザインについて分かりやすく紹介する。

　ユニバーサルデザインとは、「年齢、性別、国籍、個人の能力にかかわらず、一人ひとりの多様性が尊重され、あらゆる場面で社会参加ができる環境を整える」こと。区では、平成28年度に「板橋区ユニバーサルデザイン推進計画2025」を策定し、ユニバーサルデザインの積極的な推進を掲げている。

　企画展は、板橋区が自治体会員でもある「特定非営利活動法人キッズデザイン協議会」の協力を得て実施。キッズデザイン賞を受賞した、子どもの目線によるユニバーサルデザインに配慮された製品も紹介することで、多様な人への配慮の理解促進や事業者への訴求効果が期待される。

　なお、企画展は、新型コロナウイルス感染防止のため、講座や実演コーナーなどの三密となる可能性のある事業は中止とし、来庁者が安心安全に参加できる内容としている。

　当日は、一つ一つのパネルを熱心に見る方やお子さんと一緒にクイズを楽しむ方もいた。参加者からは、「ユニバーサルデザインという言葉は初めて耳にした。色一つ取っても人によって見え方がこんなに違うとは思わなかった。すべての人が快適に、というのは、難しいけれどとても大切なこと」という声も聞かれた。