【コレクション展】東京家政大学140周年記念展「板橋に残る裁縫雛形ー女性の自立を支えた女子教育ー」

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ページ番号3000388  更新日 2021年10月16日

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東京家政大学140周年記念展

コレクション展 板橋に残る裁縫雛雛形のバナー

期間:令和3年10月19日(火曜日)-令和4年1月30日(日曜日)

於:郷土資料館 常設展示室内 コレクション展コーナー

時間:午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)


東京家政大学が令和3年(2021)に創立140周年を迎えることを記念して、本展を開催いたします。同大学は、明治14年(1881)に渡邉辰五郎氏が本郷湯島(現在の文京区湯島)で「和洋裁縫伝習所」を開校したことに始まり、昭和21年(1946)に板橋区に移転しています。

渡邉辰五郎氏が考案した「雛形尺」から製作された「裁縫雛形」は、基本的に実寸法の約3分の1の縮尺で作る衣服や生活用品のことで、布地の節約や製作時間の短縮ができ、効率的に裁縫を学べる点から、画期的な裁縫教授法として注目を集めました。

東京家政大学が所蔵する「渡辺学園裁縫雛形コレクション」は、国の重要有形民俗文化財に指定され、板橋区の有形民俗文化財に登録されています。

今回は、校祖である渡邉辰五郎氏が考案した裁縫教授法である「裁縫雛形」を中心にご紹介いたします。女子教育の礎を築いた東京家政大学の歩みをご覧いただく機会となれば幸いです。


平成28(2016)年9月5日に、板橋区は東京家政大学・東京家政大学短期大学部との連携に関する基本協定を締結し、様々な連携事業を行っております。

主な展示資料

明治45年(1912)に、東京裁縫女学校(東京家政大学の前身)を卒業した方が製作した当館所蔵の裁縫雛形を中心に展示いたします。

資料画像
改良服女物・改良袴
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改良被布女物
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小裁運動シャツ・ズボン

関連イベントのご案内

東京家政大学博物館主催のシンポジウムがオンラインで開催されます。ぜひご参加ください。

東京家政大学創立140周年記念シンポジウム「裁縫雛形が語る女性の学びと装い」
主催 東京家政大学博物館
日時 令和3年11月6日(土曜日) 午後1時から午後3時30分
開催方法 オンライン開催(Zoomウェビナーによるリアルタイム配信)
参加方法 参加費無料、事前登録制
内容

第1部「明治・大正期における女学生の装い-女袴の考案と改良を中心に-」
【講師】

難波知子 氏(お茶の水女子大学准教授)

 

第2部「裁縫雛形研究」報告会
【講師】

濱田仁美 氏(東京家政大学服飾美術学科教授)
杉野公子 氏(東京家政大学服飾美術学科准教授)
金子真希 氏(東京家政大学服飾美術学科講師)

お問い合わせ先

東京家政大学博物館

電話 03-3961-2918

シンポジウムの詳細は下記ホームページ(東京家政大学博物館)をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

板橋区立郷土資料館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-35-25
電話:03-5998-0081 ファクス:03-5998-0083
教育委員会事務局 生涯学習課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。