【ミニ企画展】本草学と光学-江戸時代の本草学とカメラ・オブスクラ-

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ページ番号3000289  更新日 2020年12月10日

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江戸時代の本草学とカメラ・オブスクラ

本草学と光学
ニコラスコービュンの図(紅毛雑話より)

期間:令和2年12月12日(土曜日)-3月31日(水曜日)

於:郷土資料館 常設展示室内 ミニ企画展展示会場

時間:午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)


 明代にまとめられた『本草綱目』が江戸時代初頭に日本へ伝わると、国内で代替可能な薬草を調べる必要性から本草学が発達しました。やがて、薬草以外にも動物や鉱物に写実的な絵を添えた百科事典へと進化していきました。松平定信は、『退閑雑記』の中で当時の西洋画に写真鏡(ラテン語でカメラ・オブスクラ)を用いていたことを指摘しており、写実的な絵や遠近法を用いた絵の誕生に光学機器が関わっていたことが分かります。

 本展では、江戸時代に刊行された鉱物の百科事典とも呼べる『雲根志』、顕微鏡や昆虫の細かな姿を描いた『紅毛雑話』などから江戸時代の本草学と光学の関わりを紹介していきます。

雲根志(勾玉)
雲根志
紅毛雑話(虫)
紅毛雑話

このページに関するお問い合わせ

板橋区立郷土資料館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-35-25
電話:03-5998-0081 ファクス:03-5998-0083
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