子育て中の男性に向けた調査の結果を報告します

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ページ番号1034216  更新日 2022年10月7日

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子育て中の男性に向けたアンケートを実施しました

近年、共働き世帯の数は一層増加傾向にあり、「男性は仕事、女性は家庭」というような固定的な性別役割分担意識も薄まってきています。
女性の生き方の多様化に伴い、男性のさらなる家事・育児実践が必要になってきていますが、職場や家庭など、様々な事情により、家事・育児を思うように実践できていない男性も多くいるのが現状です。
そこで板橋区では、北区・東京家政大学との共同研究として、育児期男性の育児状況、自尊感情、レジリエンスなどについての実態を把握することを目的としたアンケート調査を行いました。
注:「レジリエンス」:困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力。

  • 調査件名
    子育て中の男性に向けたアンケート
  • 調査対象者(無作為抽出)
    現在、子育て中の男性 (板橋区:3,065名、北区 1,935名)
  • 調査期間
    令和2年6月3日(水曜日)から令和2年6月19日(金曜日)まで
  • 回答方法
    ウェブ回答、もしくは紙の調査票での回答
  • 調査項目
    子育て中の男性の意識・実態等を把握できる項目(設問数:21問)
    「就業状況」「家庭内の家事・育児分担」「子育てに対する意識」「自分自身」など
  • 有効回答数
    板橋区:955件、北区 521件
    回答にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

調査結果

調査の結果、子育て中の男性についてこんなことがわかりました。

  1. 家庭内での性別役割分業や配偶者(母親)の就労状況から心理状態への影響を受けやすく、「自分が家族を養えているかどうか」という意識が強い。
  2. 親役割への効力感より、社会の中での男性役割により強く意義を感じる、旧来的な男性役割意識がまだ残っている。
  3. 一方、育児休業を取得すると親役割の効力感が上がり、親としての自覚が強まったり、子育ての知識習得に積極的になる傾向がある。

これらのことから、「男性のためにも、女性のためにも、『家族はこうあるべき』という固定したイメージを変えていく必要がある」、「時代に即した性役割のイメージ形成を促進していく必要がある」、「男性の育児休業の取得に向けて社会的な支援体制が必要」など、重要な知見を得ることが出来ました。

報告書全文は、特別区長会調査研究機構のホームページにてご覧いただくことができます。是非ご一読ください。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

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このページに関するお問い合わせ

総務部 男女社会参画課
〒173-0014 板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2486 ファクス:03-3579-1337
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