館蔵品展 展覧会のちょっといい話 絵本と近代美術のあれこれ

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号4001743  更新日 2023年11月10日

印刷大きな文字で印刷

展覧会ポスター

展覧会名

館蔵品展 展覧会のちょっといい話 絵本と近代美術のあれこれ

会期
2023年11月18日(土曜日)〜2024年1月8日(月曜日・祝日)
開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日

月曜日、12月29日~1月3日 ※1月8日(月曜日・祝日)は開館

観覧料
無料

1979年の開館以来、板橋区立美術館ではさまざまな展覧会を行ってまいりました。その準備の過程や開催中・開催後には、多くの方々との交流があり、展覧会では紹介しきれないほどいろいろな情報や資料が集まります。本展では、近現代美術と絵本の分野から、選りすぐりの作品や資料を、とっておきのエピソードとともにご紹介します。

 

絵本のちょっといい話

絵本のまち板橋のルーツは武井武雄にあり⁉

大正から昭和にかけて活躍した童画家の武井武雄は、長く板橋区の南常盤台に在住していました。本展では、武井が手がけた宝石のような小さな絵本、刊本作品を展示します。

武井武雄2

武井武雄1
武井武雄の刊本作品

触って楽しむ絵本の世界

当館で毎年開催する「ボローニャ国際絵本原画展」に伴って制作している木製の触察ボードや、イタリアで作られた「さわる絵本」を通して、触覚の豊かな世界を体験していただきます。

さわる絵本1

さわる絵本2
ジョルジャ・A、ミケロン・ディ・フォッリ
『のはら』(2018年)

イタビ・フレンズ

板橋区立美術館は、長年にわたる展覧会活動やワークショップを通して、世界中のクリエーターたちと親交があります。そんな親しい人たちが残していった美しい絵本や作品とともに、交流の歩みをご紹介します。

paul cox

gita wolf


roberto innocenti

dusan kalay


ポール・コックス「えひらがな」
ポール・コックス「えひらがな」2021年
Photo by Yohey Goto
夜の木
『夜の木』(Tara Books刊、2006年)


近代美術のちょっといい話

板橋に暮らした画家

井上長三郎・照子夫妻、寺田政明、古沢岩美は、戦後、新たなアトリエを求めて池袋モンパルナスから板橋区に引っ越しました。本展では彼らの作品をエピソードとともにご紹介します。

井上照子

井上長三郎


古沢岩美

寺田政明


井上照子《まひる》
井上照子《まひる》1953年、
板橋区立美術館蔵
寺田政明《宇宙の生活》
寺田政明《宇宙の生活》1938年、
板橋区立美術館蔵


板橋美術懇談会(通称ハンビコン)

1980年代後半、板橋区在住の美術評論家、芸術家、美術雑誌の編集者、画廊関係者らを中心に「板橋美術懇談会」が生まれました。彼らは板橋区の下赤塚にあった民謡酒場に集い、芸術について熱く語り合いました。この会に参加していた深井隆と丸山常生の作品を展示します。


ハンビコン

深井隆《逃れゆく思念―'89-A》
深井隆《逃れゆく思念―'89-A》
1989年、板橋区立美術館蔵

新収蔵品の紹介

2022年度にご寄贈いただいた末松正樹、末松(田村)貞子、高松甚二郎、尾藤豊、藤田鶴夫、吉井忠の作品と、2022年度に修復を行なった難波田龍起の作品をお披露目します。

末松正樹《貞子》
末松正樹《貞子》1950年頃、板橋区立美術館蔵


期間中のイベント

イベントは、詳細が決まり次第順次掲載いたします。
すべて事前申込制です。