2013年11月9日~2014年1月5日のニュース
2013年1月5日 発信//板橋//2013展、最終日
新年おめでとうございます。年明け早々、発信展は最終日です。もう少し、皆さんに見ていただきたかった・・・。とても残念です。
午後は、丸山常生さんのパフォーマンスが2部構成で行われ、小さな展示室はお客さまでぎっしり。第2部は、壁面の中から常生さんが現れるという衝撃的な内容で、穴を開けるドリルの大きな音が鳴り響く中、皆さんじっと目を凝らしていました。穴の向こうには、佐田勝の作品「廃墟」の一部が見え、鮮やかなブルーが目に残っています。
終了後、常生さんを始め、出品作家の皆さんが並んでご挨拶をし、フィナーレとなりました。今日は本当にたくさんのご来場があり、海外の方やお子さん連れの方なども多く見受けられ、賑やかな雰囲気の中で締めくくることができて嬉しく思います。(パフォーマンス:各回約80名)
寒い中お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。次の「発信//板橋」展は3年後、発進!の予定です。どうぞお楽しみに。
最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年12月22日 丸山常生さん、パフォーマンス 2回目
今日は、出品作家の丸山常生さんによるパフォーマンスが行われました。今回はお客さまにもご参加いただいて、本に書かれた年表のようなものを 一人一行ずつ読み上げてもらいながら進行しました。
展示室の中央には、たくさんの地図が並べられていたり、大きなボール、レントゲン写真などの小物が使われ、机の上に筆で文字を書いたり、ご自身は脚にガムテープで板を付け、ギプスのようにして這うように動いたりと、今回もまた独特の世界が広がりました。
次回はついに最終回、1月5日(日曜日)に開催されます。本展覧会の最終日です! 今度はどんな表現になるのでしょうか。どうぞお見逃しなく・・・!
(約50名)
2013年12月19日 小学生鑑賞教室
今日は、午前・午後と一校ずつ、区内の小学生が作品の鑑賞に来てくれました。特別ゲストとして、出品作家の丸山常生さんも参加していただき、ご自身の作品や本展のテーマなどについてお話しいただきました。
皆さんとてもよく作品を見てくれていて、質問をしたり感想を言ってくれたり、限られた鑑賞の時間を楽しんで行ってくれたようです。また見にきてくださいね。
2013年12月14日 トークイベント ギャップ・ダイナミクスをめぐって
今日は、発信展出品作家の皆さん6名が集い、座談会のようなかたちで講演会が開催されました。最初の出会いや開催までの経緯、作品についての思いなど、めいめい語っていただきました。今回コミッショナーをつとめていただいた丸山常生さん、芳子さんにとっては、全体を取りまとめながら作品の制作もあり、ご苦労もあったようです。また、お互いの作品についてコメントしあったり、制作の際のエピソードなども聞くことができました。このような形で作家の生の声を聞いた上で作品を見ると、また感慨も違うのではないでしょうか。終了後、恒例の(?)サイン会も開かれました。寒い中、お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。(約40名)
2013年12月8日 発信//板橋//2013 ポール・コックスさん
ポール・コックスさんが「発信//板橋//2013」の展示に来てくれました。ポールさんは、2006年ボローニャ展の「夏のアトリエ」の講師として、それはそれは素晴らしいワークショップを見せて下さったフランスのアーティストです。その後も何度も来館してくれていますが、今回もとても楽しんでいた様子で、なかでも中津川浩章さんの作品が気に入ったそうです。さまざまな表現を試みるポールさんですが、鉛筆や絵具で絵を描くということには一貫して関心を持ち続けているようで、中津川さんの作品もじっくりご覧になっていました。
実は、ポールさんは、とっても忙しい東京滞在のスケジュールを合間を縫って来館してくれたのでした。またお待ちしております!
2013年12月8日 ひよこ・たぬきアトリエ いとまき車でつくる、動くおもちゃ
本日の講師は、絵本作家のなかむらしんいちろうさんです。木製の糸巻きを使って、車のおもちゃをつくりました。ちょっと作り方が難しかったのですが、皆さん頑張ってくれました。完成後、さっそく車を動かして遊びましたが、とっても楽しそうでした。
2013年12月7日 サイン会
ギャラリートーク終了後、図録をご購入いただいた方にサイン会が開催されました。
2013年12月7日 ギャラリートーク
出品作家6名によるギャラリートークが開催されました。
屋外の作品から始まり、お昼休みをはさんで、作家さんたちにたっぷりお話しいただきました。
2013年12月6日 小学生鑑賞教室3回目
今日も小学生が来てくれました。玄関前の大きな舟の作品には皆びっくり。「難破船だ!」「なんだかさびしそう・・木が1本だから」「何キロあるの?」「ホントに一人で作ったの?」といった感想・質問が。見ている間、枯葉が舟の上に降り注ぐように舞い降りてきて幻想的でした。今回も皆さん好奇心旺盛に、作品の鑑賞を楽しんでいってくれたようです。子どもたちの反応を見たり、感想をきいたりするのは、とても新鮮で、スタッフの私たちにとっても楽しい時間となりました。
2013年12月5日 小学生鑑賞教室2回目
本日も、午前と午後1回ずつ鑑賞教室が開催されました。午前中は、出品作家の丸山常生さん・芳子さんがお見えになり、作品についてのお話をしてくださいました。 皆さんとても良く作品を見てくれていて、色々質問をしたり、感想を伝えてくれたりしました。今回は一時間弱と、あっという間でしたが、またじっくりと見に来てくださいね。明日もまた、開催されます。
2013年12月3日 発信//板橋//2013 小学生鑑賞教室
本日は区内の小学生を対象に、発信//板橋//2013の鑑賞教室を開催しました。本展は、美術館の外壁や玄関前から展覧会が始まります。普段の美術館とは全く違う雰囲気ですが、大矢さんの大きな舟を見上げる子どもたちには、そんなこと関係ないのでしょうね。そして、いよいよ展示室へ。美術館の学芸員や先生から少しお話を聞いてから自由時間です。チラッと光る巨大なサナギ、大きく広がる真っ白なカーテン、真っ暗な部屋に並ぶ写真・・・
今回の展覧会では、作品を見て自分なりに感じてもらいたいと思っています。子どもたちはそれぞれ自分の目で作品を見て、感想をお友だちに話したり、メモしたり、そして何度も作品を見ていました。何度か見ると、また違うように見えてくることもあります。ぜひまた遊びに来てくださいね!
2013年12月1日 丸山常生さん、パフォーマンス
「発信展」出品作家・丸山常生さんのパフォーマンスが、展示作品の中で行われました。カタカタ・・・と小刻みに震えるような音が遠くから聞こえ、小さな椅子をのせた小皿を持った常生さんが扉の中から登場。緊張感の漂う雰囲気と共に始まりました。終了後、言葉ではうまく表せませんが、時間の流れや儚いものを感じました。見る人それぞれの感じ方があるのではないかと思います。ご覧になった方、いかがでしたか?このパフォーマンスは3回シリーズとなっています。次回は、12月22日(日曜日)に開催されます。ぜひご覧ください。(約40名)
2013年11月30日 アクション!おえかき
「発信展」出品作家・中津川浩章さんのワークショップが本日開催されました。
先生の指示に合わせて、一番好きな色、きらいな色、どちらでもない色、今日の気分の色など、クレヨンを選び、にょろにょろの線、まっすぐの線、点々など、次々に描いていきます。今度は目を閉じて、音楽に合わせて。太鼓、トライアングル、鉄琴など、ふしぎな音色に五感も触発され、また色が重なります。そして、ペアになり、線を描きながら、紙の上を縦断。新幹線みたいなスピードで!といわれると、子どもたちは大喜び!
こうして、真っ白だった紙は、あっという間に色の洪水となりました。子どもからおとなまで、無心になって線を描き、あっという間の一時間!まさに、「アクション」でした。特に子どもたちは、裸足で紙の上を自由奔放に動き回り、汚れるのも気にせず、思いっきり楽しんでいました。最後に、自分の好きな絵を線の上に描いて終了。記念に、気に入った部分を切り取って持ち帰ってもらいました。
2013年11月26日 発信//板橋//2013展、オープン!
本日、無事オープンいたしました。
当館で久しぶりに開催される現代美術の展覧会。
会場の雰囲気もガラリと変わって、なんだか新鮮な感じがします。
午前中には、板橋のケーブルテレビJ-COMの取材があり、コミッショナーの丸山常生さんと芳子さんが出演されました。
2013年11月25日 展示終了!
昨日、全ての作家さんの展示作業が無事終わりました。皆さん、お疲れさまでした・・! これから作品の写真撮影です。本日中に撮影、編集し、大急ぎで図録の印刷に間に合わせます。こちらは金沢寿美さんの作品「出窓のカーテン」です。窓辺から、レースのカーテンが大きく広がり、迫力があります。ここには、金沢さんの色々な想いが込められています。展示作品の中にある本の中にも綴られていますので、 ぜひお手にとってご覧いただきたいと思います。
2013年11月22日 ひとやすみ
完成したての大矢さんの舟の中に、ネコが座り込んでいました。美術館に住み着いているようなのですが、制作中の大矢さんにすっかりなついてしまったようです。ウトウトしたり、手をなめたり、すっかりくつろいでいるニャンコなのでした。
2013年11月21日 まだまだ頑張ります
こちらは、本展コミッショナーであり、出品作家の丸山常生さん。
壁には無数の穴が・・・。
この中には、何やら仕掛けがあるようです。
ぜひ実物をご覧になって、確かめてみてくださいね。
2013年11月20日 完成!
作家の皆さんの制作はまさに佳境に入っていますが、一足先に、大矢りかさんの作品が完成しました! 記念にパチリ。
舟の先に小枝を飾って、船出のようです。
こちらでも時々報告していましたが、まだ暑い時期から、毎日コツコツと制作を続けていた大矢さん。
こうして完成した作品を見ると、なんだかじーんとしてしまいます。
2013年11月19日 展示作業中・・・その2
来週のオープンに向けて、展示作業も佳境に入っています。
上から・・・
金沢寿美さんのタイルは全て、壁に付きました。
奥には、中津川浩章さんの作品も見えます。
丸山芳子さんの作品、骨組みから進化しています!
任田進一さんの作品の部屋は、黒一色です。
中津川浩章さんの、力強いドローイング!
すべて紹介しきれませんでしたが、またご報告いたします!
2013年11月15日 展示作業中..
展示作業が続いています。写真、上から・・・
金沢寿美さん。高所作業台に乗り、タイルを壁に貼り付けています。
瓦礫をイメージするものです。
丸山常生さん。ぐるりと壁を板で取り囲み、ここに仕掛けが作られます。
丸山芳子さん。作品の骨組みができあがりました。
まだまだ全貌はつかめませんが、皆さん着々と進めています。
2013年11月13日 発信展にむけて・・・
今週から、発信展の展示作業が本格的に始まりました。館外での大矢さんの公開制作はこのページでもお知らせしていましたが、館内での作業は月曜日からスタート。インスタレーション、写真、絵画、パフォーマンスなど、6人の出品作家さんたちの表現手段は様々なので、準備もそれぞれです。
写真は、今回のコミッショナーでもあり出品作家の1人、丸山芳子さんの作業の様子です。壁面には大きな緑色の布が張りめぐらされ、雰囲気が一変していますね。これから、この中に置かれる作品の制作を始めるところのようです。
2013年11月10日 佐藤太清展終了しました
10月5日から始まった佐藤太清展が11月10日に無事会期を終了いたしました。ご来館くださったみなさま、ありがとうございました。
次の展示は「発信//板橋//2013」。11月26日(火曜日です)から開催いたします。みなさまのご来館心よりお待ちしております。
2013年11月10日 11月10日
佐藤太清が生まれたのは1913年11月10日…。
そうなんです!
閉幕の日、佐藤太清はまさに生誕100年を迎えました。
18歳で、一人夜汽車に乗り、京都府福知山から東京へ。板橋区には90歳でその生涯を終えるまで在住しました。東京展である板橋区立美術館での最終日が、生誕100年その日とは、何かを想わざるを得ませんね。
さて、最終日のギャラリートーク6回目。70名を超えるお客さまが参加され、展示室に入りきれないほどの大盛況でした。3回目、4回目というリピーターのお客さまも多く、終了後も太清の作品に関するご関心の声をたくさん頂きました。
ご来場くださった全てのお客様に心より感謝申し上げます。
次の巡回は、京都文化博物館 12月22日(日曜日)開幕です。
2013年11月9日 公開制作 その5
11月に入り、朝晩だいぶ寒くなってきましたね。でも大矢さんは、雨でなければ毎日朝から制作に励んでいます。見慣れた美術館の玄関前なのに、大きな舟が出来上がるにつれ、まるで別の所に来たような気分になります。写真は、作業中の大矢さんと一緒にパチリ。舟の大きさがなんとなく伝わるでしょうか。あと2週間、まだまだ制作は続きます。
2013年11月9日 ひよこたぬきアトリエ
本日はひよこたぬきアトリエです。今日はぐっと冷え込んできましたが、子どもたちはパパやママと元気に集まってきました。今日の先生は駒形克己さんです。国内外でグラフィックデザイナーとして活躍しながら、「ごぶごぶ ごぼごぼ」「Little Tree」などたくさんの絵本を作ってらっしゃるので、参加者の中には駒形さんの絵本を知っている人も多かったようです。
世界中でワークショップを開催している駒形さん。今回のひよこたぬきアトリエは、目と口に穴の空いた顔が5つつながった長い紙を使って、いろんな顔を作るというもの。
スジ押しの線で交互に折ってジャバラ絵本にしすることもできますし、ひとつひとつ顔を切ってお面のようにすることもできます。マーカーで色を塗ったり折り紙を貼ったりしながら、親子で表も裏も楽しい顔を作ってくれました。なかには、紙からはみ出して元気にコラージュした子や、上下逆さまにして作ったお母さん、仕掛け絵本のようにしたお父さん、さらには、穴を潜水艦や傘など別のものに見立てたり、みなさんそれぞれ。発表会で出来上がった自慢の作品を駒形さんと一緒に紹介してもらいましたが、他の子の作品を見て、思いがけない工夫にみんなびっくりしていました。
屏風のように立つのでおうちに飾ってもいいですし、絵本みたいに遊ぶこともできますね。
このページに関するお問い合わせ
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