2010年7月~8月のニュース

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ページ番号4001313  更新日 2020年1月28日

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2010年8月18日 夏休みこどもアトリエ「世界のタワーに挑戦しよう!」

写真:2010年8月18日の講座の様子

昨日と今日の二日間、小学1年~6年生まで33人の小学生たちが、自分の身長よりも大きいタワー作りに挑戦しました。丸めた新聞紙を骨組みにするというシンプルな材料ですが、高くて崩れないタワーを組み立てるのは、至難の業!初日に崩れ落ちてしまったタワーもありましたが、皆頑張ってかっこいいタワーを完成させました。

2010年8月15日 ボローニャ展最終日

写真:2010年8月15日の会場の様子

本日で2010ボローニャ展が終了しました。昨年とはうってかわって猛暑日続きの厳しい夏でしたが、ご来館くださったみなさん、ありがとうございました!

9月4日からは諸国畸人伝です。江戸時代のユニークな作品が集まりますので、ぜひお越しください。

2010年8月15日 ひよこたぬきアトリエ

写真:2010年8月15日の講座の様子

本日の講師は絵本作家の田中清代さん。「トマトさん」など銅版画の絵本で知られる田中さんらしく、今回は紙で銅版画のような表現に挑戦しました。ツルツルの紙にニードルで絵を描き、その上に塗ったインクを線の中に詰めるように拭き取ります。そして紙をのせて上からゴシゴシこすると、紙に絵が転写されます。小さい子たちにはニードルやこする作業が難しかったと思いますが、直接描くのとも、凸版とも異なる、凹版の面白さを味わってもらえましたか?

2010年8月14日 満員御礼

写真:2010年8月14日の会場の様子

ボローニャ展もいよいよ明日が最終日。本日は、たくさんのご来場がありました。暑い中来てくださった皆さん、ありがとうございました。

2010年8月12日 夏の教室3日目

写真:2010年8月12日の夏の教室の様子1

本日の午前中前半は、学芸員の松岡が、板橋区立美術館の絵本展についてお話しました。偶然の重なりによって、30年前に板橋でボローニャ展を開催することになった経緯、そしてボローニャでの出会いをきっかけとして、レオ・レオーニ展、ウンゲラー展、ムナーリ展・カーライ展など「絵本作家の全貌シリーズ」が生まれたことなどをお話しました。
午前中の後半は、絵本の展示を多数開催するピンポイント・ギャラリーのオーナー西須由紀さん。


写真:2010年8月12日の夏の教室の様子2

昨年当館で開催した夏のアトリエ参加者による展示、11年続けている絵本コンペ、印象に残る作家さんのことなど、果断で行動力あふれる西須さんのお仕事についてお話頂きました。美術館や新聞社の絵本展とは異なるギャラリーでの展示を通して、作家との強い信頼関係を築きながら、長くお仕事続けていらしゃる様子が伝わりました。
午後はコーディネーターの広松由希子さんの進行で、今回のまとめ。まずは参加者からの質問に対してお話しました。「絵本とは何?」といった深い問いも。最後は車座になって少し自由に話し合う時間をとりました。
今回も、学生、翻訳家、主婦、ギャラリー主宰者、司書、保育士、絵本作家志望、会社員、編集者など、作り手・紹介者・読み手として、絵本に携わる多方面の方が参加してくれました。北海道や沖縄など遠くから来てくださった方々もいて、講師のお話はもちろん、参加者同士の情報交換も刺激になったのではないでしょうか。絵本の多様な表現を紹介するボローニャ展で、絵本をとりまく様々な人たちも互いに理解を深めていくことを願っています。

2010年8月11日 夏の教室2日目

写真:2010年8月11日の夏の教室の様子1

本日の午前中は絵本関連の展覧会を多く手がける朝日新聞事業部の草刈大介さんにお話頂きました。ミッフィー展などの具体例を挙げて、出版社、クリエーター、企業など多くの人々を巻き込むことにより、お客さんが楽しめる仕掛けを考え、影響力のある展覧会に仕立てていく新聞社事業部での仕事をお話くださいました。展覧会を、会場内だけの感動で終わらせず、身近な所や外へも目を向けていくきかっけとするために、次々にアイディアを出し、実行していく草刈さんのお話には、私たち美術館職員も大きな刺激を受けました。


写真:2010年8月11日の夏の教室の様子2

絵本の魅力を多くの人に紹介し、その可能性を拓いていくお仕事を、これからも楽しみにしています。
午後は、造本作家でデザイナーの駒形克己さん。今年のボローニャブックフェアで、最新絵本「Littele Tree」が受賞しました。紙や印刷などにこだわって制作し続ける駒形さんの絵本は、通常の書籍の流通にはのりませんが、国内外に熱心なファンが沢山います。本日は、駒形さんが海外などで見つけた貴重な絵本を見せて頂き、またご自身の作品については、制作のきっかけになった家族とのエピソードを織り交ぜてお話くださいました。電子書籍などの影響が強まる中、「本には経験を共有するという大事な機能がある」という言葉には、励まされた方も多かったのではないでしょうか。駒形さんが絵本を紹介する様子に、まさに「共有するものとしての本」を実感しました。

2010年8月10日 夏の教室1日目

写真:2010年8月10日の夏の教室の様子1

今年で第8回を迎えた夏の教室。毎年豪華講師陣をお迎えして、絵本について広く深く学びたい方がご多数参加くださっています。今年のテーマは「絵本をめぐる7つの仕事」。絵本に関わる様々な分野で仕事されている方に講師をお願いしました。コーティネーターは広松由希子さんです。
1日目の午前は、絵本を販売する書店のお仕事について、ジュンク堂書店新宿店の兼森理恵さんにお話頂きました。後半は、お店の人になったつもりで絵本を販売するワークショップ。


写真:2010年8月10日の夏の教室の様子2

そして最後には、絵本をお客さんに見せるときのワザを披露してくれました。熱意と使命感を持って絵本を販売されていることが伝わってきました。さすがプロフェッショナル!
午後は翻訳家の菱木晃子さんが講師です。スウェーデンを中心に北欧の絵本を日本語に翻訳していらっしゃいます。初めて絵本のお仕事をされたときのこと、話題の「セーラーとペッカ」シリーズを日本で出版するまでの経緯、スズキコージさんとの「くぎのスープ」のエピソードなど、外国のお話や絵本が日本で出版されるまでの3つの例について、臨場感いっぱいに語ってくださいました。最初から最後までとってもチャーミングな話ぶりは、絵本で素敵な翻訳をされる菱木さんならではですね。

2010年8月7日 カフェ・ボローニャ

写真:カフェ・ボローニャの山崎店長

本日絵本の読み聞かせをしてくれたカフェ・ボローニャの山崎店長。
いつも美味しいパンとお菓子を作っています。
この夏は、マンゴーを使った新商品もあります!ぜひご来店ください。

2010年8月7日 パン屋さんのお話

写真:2010年8月7日の読み聞かせの様子

絵本の読み聞かせ「お仕事のお話きかせて」。今回はパン屋さんのお話です。
ボローニャ展開催中に美術館1Fで営業中のカフェ・ボローニャの山崎洋子さんに、パンの材料や作り方や、パンの絵本の読み聞かせをしてもらいました。発酵したパン生地を触らせてもらったり、パン作りの思い出を話してもらったり、作っている人のお話を聞くとパンがもっと美味しくなりそうです。さらに、絵本の中に登場したパンを山崎さんが作ってきてくれました!参加してくれた子どもたちはお土産にもらって嬉しそうにしていました。

2010年8月3日 絵本を作ろう2010

写真:2010年8月3日の講座の様子

小学生向けの絵本作りの講座を開催しました。講師はグラフィックデザイナーの岡村志満子さん。
今回は、絵本全体に糸が通っている仕掛けを使ってお話を作ります。今日は、まず糸を通す仕組みを一緒に教えてもらいました。今日から3回で一冊の絵本を完成させます。

2010年7月31日 ボローニャまつり2010

写真:ボローニャまつりの様子

今年のボローニャまつりは「いたび絵本マーケット」。絵本やイラストレーションを専門に扱う都内の人気7店舗が集結しました。国内外の絵本の古書やオリジナル絵本、製本グッズ、手作りのアクセサリー、子どものためのグッズ、かわいい文具など、様々な商品が並びました。

2010年7月27日 ティーンズ・プチ絵本実験室1日目

写真:2010年7月27日の絵本作り講座の様子

今年で2回目の中高生向けの絵本作り講座。講師は昨年に引き続き、絵本作家で美大で絵本作りを教えている宮詞美さんです。参加してくれた中学1年生から高校3年生までのみなさんは、やっぱり絵を描くのが得意。今日から3回で一冊の絵本を完成させます。

2010年7月25日 マーティン先生の講演会

写真:2010年7月25日の講演会の様子

今年の夏のアトリエの講師をしてくださったマーティン・ソールズベリーさんにお話頂きました。マーティン先生は、イラストレーションのマスターコースもあるというイギリスのアングリア・ラスキン大学の教授です。学校のことや、生徒たちの作例をたくさん紹介しながら、絵本作りについてお話くださいました。イギリスの絵本の伝統や出版社のことなど、イラストレーターさんにはとても興味深い内容だったようです。
暑い一日でしたが、講演会はほぼ満席。ありがとうございました(聴講約100名)。

2010年7月24日 夏のアトリエ最終日

写真:2010年7月24日の講座の様子1

20日から始まった夏のアトリエも5日目。必死の制作も午前中まで。午後は参加者同士でそれぞれの力作を見せあいました。そして最後には講評会を行いました。23人の参加者はキャリアも年齢も多様ですが、マーティン先生は、それぞれのレベルや特徴を見極めて、的確にそしてわかりやすくアドバイスをしていきました。
1人1人にじっくりむきあいながらも、マーティン先生は、時間配分などにもしっかり気を配ってくれました。


写真:2010年7月24日の講座の様子2

そして通訳の前沢さんも優しく丁寧に橋渡しをしてくださり、参加者のみなさんには本当に心強かったのではないでしょうか。
暑い夏に5日間朝から晩までハードな講座、おつかれさまでした。今回の夏のアトリエが、今後の制作の糧となりますように!

2010年7月23日 夏のアトリエ4日目

写真:2010年7月23日の講座の様子

夏のアトリエも4日目です。明日の午後から講評、ということで制作も佳境。受講生のみなさんは、机を小さなアトリエのようにして、制作に励んでいます。今回のテーマは、連続性を意識しての絵本作り。それぞれダミー本を制作し、その中のいくつかの場面を完成させることを目標としています。

2010年7月20日 夏のアトリエ1日目

写真:2010年7月20日の講座の様子

毎年ボローニャ展期間中に開催しているイラストレーター向けの集中講座「夏のアトリエ」。13回目の今年は、今回のボローニャ展の審査員もつとめられたマーティン・ソールズベリー先生が講師です。イギリスの大学でイラストレーションを教えているマーティン先生のもとには、世界中から学生が集まってくるそうです。
今日から5日間、みっちりと、熱い暑い「夏のアトリエ」が始まります。一日目の今日は、先生と受講生それぞれが自分の仕事や作品を紹介し、質問やアドバイスもありました。
通訳は、児童書の翻訳でご活躍の前沢明枝さんです。

2010年7月18日 レセプションと授賞式

写真:2010年7月18日のレセプションの様子

広松由希子さんの講演会の後、ささやかなレセプションを開催しました。日本から入選した方のほとんどがご参加くださり、今年の審査員イギリスのマーティン・ソールズベリーさんと広松さんから花束が贈られました。本展にご協力くださった関係者のみなさんも、お忙しい中駆けつけてくださり、にぎやかな会となりました。
会場のセッティングを手伝ってくださったみなさんも、ありがとうございました。

2010年7月18日 広松由希子さんの講演会

写真:2010年7月18日の講演会の様子

今年のボローニャ展の審査員をつとめた広松さんに、審査や入選作品、ブックフェアについて、沢山の写真と共にお話いただきました。広松さん含め5人の審査員が「children's book」のありかたや入選作品の選びかたについて、真摯に議論しながら審査していった様子や、また、「語りかける力」や「心にそっと触れるような表現」など、広松さんの考える絵本についてもお話くださいました。そして、広松さんも刺激を受けるというボローニャ・ブックフェアには、行ってみたくなった方も多かったのではないでしょうか?
厳しい暑さの中ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。(聴講約70人)

2010年7月17日 カフェ・ボローニャ

写真:カフェ・ボローニャの手作りのパン

会期限定のカフェ・ボローニャは、美術館1Fで営業中です。手作りのパンやお菓子、軽食をお召し上がり頂けます。館のスタッフにも大人気の「サマーオレンジ」や「黒糖ロール」などの定番のほか、今年はマフィンも新登場。こだわりのコーヒーやアイスティーとともにどうぞ。
絵本やグッズも豊富に取り揃えております。入選作家の絵本や、ラガッツィ賞受賞絵本など洋書もたくさん。展覧会をご覧頂いたあとには、ぜひカフェ・ボローニャにもお立ち寄りください!

2010年7月17日 動物のお医者さんのお話

写真:2010年7月17日のお話の様子

昨年、駅長さんや消防署の方に来て頂いて大好評だった「お仕事のお話きかせて!」。今年は動物のお医者さんとパン屋さん。どちらも子どもたちのあこがれの職業です。
今日はドリトル動物病院の笹倉紀子先生に、動物の絵本の読み聞かせや、お仕事のお話を聞かせて頂きました。会場には動物が大好きな子どもたちも集まりました。往診セットも見せてくださり、みんな興味津々。ドリトル先生のように動物の声に耳を傾ける笹倉先生の、愛情たっぷりな読み聞かせには、大人もジーンとしてしまいました。
次回はパン屋さんのお話。おたのしみに!

2010年7月15日 小さいひとたちのための絵本の時間

写真:2010年7月15日のワークショップの様子

今日は、1~2才の小さいお子さんとそのお母さんのためのワークショップが開催されました。講師は、絵本コーディネーターの広松由希子さんです。一緒に絵本を見たり、手遊びなどをしながら、楽しい時間を過ごしました。広松さんに色々と相談をしているお母さん方も多く見受けられました。これからもお母さんにたくさん絵本を読んでもらってね。

2010年7月11日 知られざる絵本大国イラン

写真:2010年7月11日の対談の様子

ここ5・6年、ボローニャ展でもイランのイラストレーターが続々と入選しています。本日は、ペルシャ語翻訳家の愛甲恵子さんと絵本作家の田中清代さんのお二人に、対談形式で、イランの絵本やイラストレーターについてお話頂きました。
当初、入選作家のハサン・アーメキャン氏による講演会が予定されていましたが、残念ながら急遽来日できなくなってしまい、愛甲さんと田中さんのおふたりにお話頂くことになりました。ハサンさんの作品の紹介も織り交ぜ、和やかな対談となりました。
言葉も文化も全く異なるイランですが、絵本の表現を通して見ると、ずいぶん親しみも感じられたのではないでしょうか。詩の国としても知られるイランでは、リズミカルな言葉と多彩なイラストレーションが、絵本の世界にもしっかりと根付いているようです。(聴講約60人)

2010年7月11日 見ないと損ぜよ

写真:正面玄関に設置された旗

30周年記念に作った旗が新しくなりました。正面玄関より、左の方に設置されています。前回の「素通りしないで!!」も好評でしたが、今回の土佐弁はいかがでしょうか!?

2010年7月11日 展示室がカラフルになりました!

写真:リニューアルされた展示室の様子

今年のボローニャ展は、展示室の壁面がリニューアルされました。オレンジ、黄色、ブルーなど、目にも鮮やかな色が広がって、作品を引き立てています。会場にいらしたらぜひ、ご注目くださいね。

2010年7月10日 ひよこ&たぬきアトリエ コラージュのお花をつくろう!

写真:2010年7月10日の講座の様子

本日の先生は、絵本作家のすぎはらけいたろうさん。昨年のボローニャ展にも入選されました。今回は、すぎはらさんの作品でも使われているコラージュの技法を使って、可愛いカードを作りました。クレヨンで色をつけたり、立体的に貼り付けたりしながら、素敵な作品がたくさん完成しました。おうちに帰ったらぜひ、お部屋に飾ってくださいね。

2010年7月10日 ボローニャ展、オープンしました

写真:2010年7月10日の会場の様子

初日より、たくさんの方においでいただきました。ありがとうございます。イベント、ワークショップもりだくさんで今年も皆さんのご来場をお待ちしております。ぜひお出かけくださいね。

2010年7月7日 小学生鑑賞教室

写真:2010年7月7日の鑑賞教室の様子

区内の小学生のためのギャラリーツアー「小学生鑑賞教室」が、会期前に開催されました。絵本の絵の特徴などについてのお話を聞いた後、自由に作品を見て回ります。時間のある学校は、作品を見ながらお気に入りの主人公を見つけてスケッチをしました。お友だちや家族と一緒に、また見に来てくださいね。

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板橋区立美術館
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