水害の可視化
水害可視化ツールについて
「3D都市モデルProject”PLATEAU"(プロジェクトプラトー)」の実証実験を行いました
PLATEAU(プラトー)は2020年度にスタートした国土交通省の新しいプロジェクトです。スマートシティをはじめとしたまちづくりのデジタル・トランスフォーメーションを進め、人間中心の社会を実現することが目的となります。
本プロジェクトにおけるまちづくりのDX推進に向けたユースケースを、板橋区をフィールドに作成いただきました。
実施事業者:株式会社福山コンサルタント
フィールド:東京都板橋区(舟渡、新河岸、高島平)
実証実験の概要
水害から身を守るためには、水害リスクに応じた適切な避難行動をとることが重要となり、災害リスクの事前把握と住民の災害に対する意識啓発が必要となります。
今回の実証実験では、時系列の浸水深及び避難を開始するタイミングに応じた避難ルートを3D都市モデル上で表現し、水害範囲の拡大により避難行動が限定される様子を三次元的に可視化しています。
対象エリアについて
実証実験を実施した地域は、舟渡・新河岸・高島平地域となります。
対象エリアは荒川が破堤した場合、破堤後30分未満で浸水5メートルを超え、さらにその後2週間以上浸水が継続すると想定されるエリアを含む、水害リスクの高い地域です。
シミュレーション条件
板橋区洪水ハザードマップ(荒川氾濫版)を元にシミュレーションしています。
想定される降雨量(想定しうる最大規模の降雨):荒川流域72時間雨量632ミリメートル
荒川破堤地点:新河岸・舟渡地区付近において最大浸水深となる『荒川右岸28.80キロメートル』
ただし、実際の浸水状況(浸水する範囲及び深さ)とは異なる場合があります。
ツールの紹介
ツールの閲覧、利用は下記リンクの【水害可視化ツール】から可能です。
動作方法については、添付ファイルの【操作マニュアル】をご確認ください。
他、利用時の注意点は以下の通りです。
- パソコンやタブレットにてご閲覧ください。スマートフォンでは見づらく、正常に動作しない可能性があります。
- 通信のデータ量を多く利用するため、Wi-Fiに接続の上ご利用ください。
- 土砂災害区域を迂回する避難経路が表示されます。
- 実証実験段階のため、最短の避難経路が表示されない場合もございます。
実施場所
水害可視化ツールを活用した避難訓練などの実証実験を行っていました。
デジタルツイン上において水害リスクを可視化することで、二次元上における数値や地図による浸水域から把握するより理解しやすいという意見や、土砂災害のリスクも併せて表示されているため、実際の災害時の避難経路を見直す必要性を感じた、などの意見をいただいています。
日時 | 実施場所 |
---|---|
2022年11月5日(土曜日) | いたばし防災+フェア |
2022年12月15日(木曜日) | 新河岸町会 |
2023年1月18日(水曜日) |
新河岸町会 |
2023年1月24日(火曜日) | 高島平児童館 |
2023年1月24日(火曜日) | 舟渡町会(舟渡ホール) |
2023年2月16日(木曜日) | 舟渡町会(舟渡地域センター) |
2023年3月12日(日曜日) |
舟渡町会 防災訓練(舟渡小学校) |
2023年3月19日(日曜日) | 高島平緑地活用イベント「#平暮らし キャラバン2nd」 |
2023年3月25日(土曜日) |
リバーサイドフェスティバルあらかわ2023 |
2023年3月26日(日曜日) | リバーサイドフェスティバルあらかわ2023 |
関連リンク
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