木造住宅密集地域での対策について
木造住宅密集地域とは
「木造住宅密集地域」とは、震災時に延焼被害のおそれがある老朽木造住宅が密集している地域のことです。

「木造住宅密集地域」は、戦後の経済復興期から高度経済成長期において東京へ人口や産業が集中する中、都市基盤が十分に整備されないまま、市街化及び高密化が進行したことにより、JR山手線外周部を中心に広範に形成されました。
23区内では、以下の図のように分布しています。

木造住宅密集地域での危険性
令和6年1月に発生した能登半島地震(マグニチュード7.6、最大震度7)では、石川県輪島市の朝市通り周辺の木造住宅密集地域で火災が発生し、約4万9千平方メートルが焼失、約240棟が焼損しました。

(左図は東京都防災都市づくり推進計画より引用)
(右図は国土地理院「空中写真等の画像判読による輪島市中心の火災焼失範囲(推定)」より引用)
燃えにくい建築物への建替えをご検討してみてはいかがでしょうか
建築物には、以下のように耐火性能の種類があり、耐火建築物・準耐火建築物への建替えにより、個々の建物の被害だけではなく、周辺への延焼被害も最小限に抑えることができます。
区民の皆様の安全を守るとともに、地域全体の防災力向上にもつながります。ぜひ建替えの際には、耐火建築物・準耐火建築物への建替えをご検討してみてはいかがでしょうか。
近年の木造住宅密集地域での取り組みについて(一部)
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