川越街道 五本けやき
川越街道の特徴ある景色
江戸時代に、中山道の平尾追分(現在の板橋一丁目)で分岐し、江戸と川越を結ぶ往還として整備された川越街道は、蛇行して道幅も狭く、荷車などの往来でできた轍も通行の支障となっていました。
川越街道は、関東大震災後の震災復興計画の中で、東京から周辺部へ放射状に延びる幹線放射道路の一つとして再整備が計画され、その拡幅と直線化のため用地取得が必要となりました。
この場所では、醤油醸造業を営み旧上板橋村村長・東京府会議員も務めた飯島弥十郎家の屋敷林がありましたが、道路用地となったことで伐採される予定でした。しかし、同氏の強い要望により、道路中央部にその一部を残すことで新川越街道(現在の国道254号線)が完成しました。
新川越街道の中でも特徴的な景観となったケヤキの木立は「五本けやき」と呼ばれ親しまれてきました。立ち枯れにより、三本になってしまった時期もありましたが、地元有志らによって二本が移植され、元の姿を取り戻しています。
また、緑豊かなうるおいのある空間を創出しており、街道の良好な景観形成に寄与していることから、板橋区景観計画における「景観重要樹木」に指定しています。
交通案内
住所:板橋区上板橋1-19
東武東上線から
上板橋駅 南口より徒歩5分
都営三田線から
板橋本町駅(「大和町」バス停)から国際興業バス「王54系統 上板橋駅行」にて「上板橋駅」バス停下車 徒歩6分
志村三丁目駅から国際興業バス「常01系統 ときわ台駅行」にて「常盤台四丁目」バス停下車 徒歩11分
五本けやきの場所
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