浄水器の管理

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ページ番号1003868  更新日 2020年3月11日

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浄水器は、カートリッジの交換などの維持管理に十分注意し、水質が悪化しないようにしましょう。

浄水器とは水道水中の濁りや残留塩素、トリハロメタン等を減らすために用いる機器で、ろ材として活性炭や中空糸膜などを使用しています。
浄水器の性能等については、公益社団法人日本水道協会(JWWA)による認証や、家庭用品品質表示法に基づく表示があります。JWWAでは、水道法に基づく浸出性能や耐圧性能といった基本基準のほか、特別基準として「濁度除去能力」、「残留塩素除去能力」を評価しています。
また、家庭用品品質表示法は、浄水器メーカーが浄水器の性能等について表示すべき事項を定めています。

主なろ材の種類

  1. 活性炭
    細かい穴が無数にあいている特殊な炭で、表面積が大きく水中の物質を吸着します(残留塩素、有機溶剤、臭気物質等を除去)。
  2. 中空糸膜
    ストローのように中空になっている細い化学繊維を束ねたもので、この繊維には0.4μmから0.01μmの穴があいています。これがフィルターとなって、粒子状の物質を除去します(細菌や、鉄などの濁り物質を除去)。
  3. 逆浸透膜 0.0001μmレベルの微細な穴を持つ膜に圧力を加えて通水することにより、水道水から溶解成分を除去するもので、蒸留水に近い水が得られます。
イラスト
浄水器の中空糸膜

ひとくちメモ

  • 朝一番の使い始めや、旅行などで数日間家を不在にした場合など、浄水器内の滞留水やろ材に細菌が繁殖することがあります。しばらく水を流してから使用するようにしましょう。
  • ろ材カートリッジの交換時期は、取扱説明書に従って行いましょう。ただし使用水量が多い場合は、交換時期を早める必要があるので注意しましょう。
  • カートリッジにお湯を通すと、活性炭に吸着した物質が再び溶け出します。また高温の湯は中空糸膜を傷めるので注意しましょう。
  • 家庭用品品質表示法により、表示は消費者の見やすい箇所にわかりやすく記載することになっています。取扱説明書と合わせて内容を理解し、正しく使用しましょう。

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健康生きがい部 生活衛生課 建築物衛生係
〒173-0014 東京都板橋区大山東町32番15号 板橋区保健所
電話:03-3579-2335 ファクス:03-3579-1337
健康生きがい部 生活衛生課へのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。