食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1047635  更新日 2023年9月15日

印刷大きな文字で印刷

食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意しましょう

 乳幼児期は、食品をかみ砕く力や飲み込む力が未発達です。大人にとっては日常で食べる何気ない食品が、乳幼児には思わぬ重大事故を起こすことがあります。窒息・誤嚥事故予防のため、以下のことに注意しましょう。

子どもの成長段階に応じて、食品の固さ、大きさ、形状、一口量を調整しましょう

 子どもの成長段階に応じて食品を選び、軟らかく調理し、食べやすい適切な大きさにつぶす・切ることが大切です。

 食品をかみ砕く力や飲み込む力が未発達な子どもには、窒息や誤嚥を起こしやすい食品があります。

  • 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は、5歳以下の子どもには食べさせないでください。のどや気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。小さく砕いた場合でも、気管に入り込んでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。
  • ミニトマトやブドウなど球状の食品は、丸ごと食べると不意にのどに落ちて、窒息するリスクがあります。食べ慣れてきても、乳幼児には4分の1以下の大きさに切る、軟らかく調理するなどして、よく噛んで食べさせます。
  • 食品を誤嚥して窒息したことによる死亡事例もあります。原因食品には、乳(吐き戻したミルクや母乳)、ゼリー・ドーナッツ・あめなどの菓子類、肉・魚類、リンゴやブドウなどの果物類、パン・ごはんなどがあります。
  • 弾力があるもの、丸いものやツルっとしたもの、粘着性があるもの、パサパサするなど唾液を吸うもの、固いものや噛み切りにくい食品などには注意が必要です。
  • 節分の豆まきは、個包装されたものを使用するなど工夫して行い、子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。

食べる時の姿勢や行動に注意しましょう

 食べ物を口に入れたままで、泣く、笑う、声を出す、遊ぶ、走る、寝転ぶなどすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。

  • 食べている時は姿勢を良くし、食べることに集中させ、子どもの様子を注意して見ているようにましょう。
  • 食べ物を口に入れたまま遊ぶなどの活動をしたり、驚かせたり、泣いている時になだめようとして食品を与えたりしないようにしましょう。
  • 食後、すぐに寝かさないようにしましょう。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

健康生きがい部 赤塚健康福祉センター
〒175-0092 東京都板橋区赤塚一丁目10番13号
電話:03-3979-0511 ファクス:03-3979-0581
健康生きがい部 赤塚健康福祉センターへのお問い合わせや相談は専用フォームをご利用ください。