区議会だより(令和元年第4回定例会)テキストページ6

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ページ番号1017858  更新日 2020年3月5日

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(このページは読み上げ用に作成しているため、区議会だより紙面と表記が異なる場合があります)

一般質問

さかもとあずまお(自民党)

区の整備方針を問う
【質 問】白子川は場所によって河川管理者が異なっている。統一した景観を含む護岸環境の整備を。見解は。
【区 長】景観も治水対策も重要と認識。都と埼玉県の方針との整合性を図りつつ、既存施設の更新などを検討する。
【質 問】学校屋内運動施設への冷暖房機器設置について、区長部局としての調整状況は。
【区 長】令和元年度は中学校5校に設置した。それ以外のすべての学校についても、令和2年度から3年度にかけて設置できるよう調整する。

避難者の対応について問う
【質 問】ペット同行避難について、今後どのように受入れ態勢を整えるのか。
【区 長】避難所では犬や猫などの居場所を別に設けているが、台風19号の際はスペースの確保に苦慮した事例があったと認識。今後受入れ態勢の検討を進めるとともに、動物の預かり先の確保など、日頃の備えについても啓発する。
【質 問】自動車での避難者の多さは想定外の事象。今後、避難施設でどう対応するか。
【区 長】風水害時における自動車での避難は、二次災害の可能性を高めるものと認識。原則は徒歩での避難とし、高齢者などの要配慮者も車を使わず移動できるよう、早期の避難所開設を検討するとともに、早めの避難を呼びかける。

子育て世帯へのわかりやすい情報提供を求めて
【質 問】妊娠・出産時に区の窓口で配布される様々な紙媒体の情報を、区のホームページなどネット上でも整理して提供すべき。区の見解は。
【区 長】窓口で渡す資料とホームページとで統一感をもって情報提供し、区民の利便性や検索性をさらに高める。
【質 問】保育園・幼稚園の選択などの助けになるよう、小学校入学までの子どものライフチャートを絵にして出産後早期に提供すべき。見解は。
【区 長】健康福祉センターのすこやかナビゲーションシートで、妊娠から生後1歳までの支援情報は提供している。小学校入学前までの教育・保育の情報をわかりやすく提供する体制を今後検討する。

「絵本のまちいたばし」の取組みについて問う
【質 問】親による絵本の読み聞かせを、板橋の読書文化として定着させるべき。絵本の魅力が家庭に届くような取組みを。見解は。
【教育長】図書館では乳幼児親子に向けた読み聞かせ講座を年数回開催しているほか、新生児に絵本を配布するブックスタートも実施している。関係機関と連携を深め、今後も絵本の魅力を広く届ける。
※以上のほか、区長の4期目の施政方針、行財政改革、人材育成について質問があった

てらだひろし(公明党)

防災対策について問う
【質 問】台風の際に、防災行政無線が聞き取れないとの意見が多数あった。無線内容を確認できる電話応答サービスの一層の周知や、回線の集中への対策を求めるが見解は。
【区 長】防災行政無線のこれ以上の性能向上は困難である。電話応答サービスをはじめ、防災情報の入手方法について広報の特集記事を組むなど積極的な周知に取り組む。
【質 問】ペット同行避難の方法を避難所ごとに詳細に決定し、訓練を行うべきでは。
【区 長】今後、風水害時の受入れ態勢について検討を進め、各避難所での訓練実施を働きかけていく。

家庭福祉員の代替保育を問う
【質 問】家庭福祉員は、代替保育先が確保されていないため、休暇を取得しにくい状況にある。区が調整し、連携園を確保すべきでは。
【区 長】家庭福祉員制度が委託事業であることも踏まえ、連携園確保のための調整に努めていく。

SDGsについて問う
【質 問】SDGs先進度調査で、全国総合8位の評価を得たが、区の取組みは。
【区 長】民間事業者と協定を結び、研修を実施している。また、区の取組みとの親和性を紹介する冊子を作成した。
【質 問】気候非常事態宣言を行う自治体が世界で拡がっているが、区はどのように受けとめているか。
【区 長】国内でも2自治体が宣言したことは認識。今後策定する計画で気候変動危機への意識を高めるべく、ビジョンや取組みを示していく。

さかまきつねゆき(公明党)

災害対策について問う
【質 問】災害時に避難所となる体育館には、避難者の情報収集機能がない。ラジオ・テレビや、フリーWi-Fiなどのインターネット環境の整備を要望するが、見解は。
【区 長】令和2年度中に災害時でも接続できるネットワーク環境を整備していく予定であり、情報収集のほか情報発信も可能となると考える。

ICT化の推進について問う
【質 問】区は、AIやRPAの導入に向けた研究・検証を進めているが、進捗状況は。
【区 長】AIを活用した保育園入所選考ツールの活用や、RPAの導入に向けた全庁的な調査を行う予定である。

不登校対策について問う
【質 問】フレンドセンターの適応支援アドバイザーやスクールソーシャルワーカー、関係機関が手を差しのべ早期の組織的・計画的な支援が受けられるよう改善すべきでは。
【教育長】早期の対応が重要と認識しており、現在、専門の支援者などが学校を訪問し、直接・間接的支援を行えるよう試行を始めたところである。

加賀エリアの周辺整備を問う
【質 問】加賀公園周辺は駐停車する車が多い。交通量も多く、電動車いすの往来も頻繁であるため、総合的な安全対策を求めるが、見解は。
【区 長】道路形態の検討や、交通管理者への要請を行うなど、安全性の向上をめざす。
※以上のほか、板橋区版AIP、産業振興、飼い主のいない猫・地域対策、会計年度任用職員制度について質問があった

なるしまゆかり(公明党)

認知症施策について問う
【質 問】認知症患者が介護者に対して暴言や介護拒否などの行動を起こすBPSDは、在宅生活の継続を困難とさせる大きな要因となる。ケアの質を向上させるために、BPSDケアプログラムの導入を求めるが、見解は。
【区 長】都内におけるモデル事業実施自治体の結果を踏まえ、効果や課題を把握し、導入を見極めていきたい。
【質 問】地域包括ケアの重要な担い手である認知症サポーターが、主体的に参加できる活動の場の拡充が必要では。
【区 長】国の体制整備を踏まえ、区においても支援の輪が広がるよう、引き続き活動支援に取り組んでいく。

環境施策について問う
【質 問】食品ロス削減の理解を深めるため、10月30日の食品ロス削減の日にちなんで、毎月30日にフードドライブの定期開催を求める。見解は。
【区 長】フードドライブの開催日数や会場の拡充に努めるとともに、開催日の定例化についても検討していく。

風水害時の避難所態勢を問う
【質 問】避難行動要支援者の福祉避難所への受入れ態勢について、実効性のある連絡・調整・マッチングのシステム構築を求めるが、見解は。
【区 長】風水害に特化したより実効性のある体制について今後検討を進めていく。あわせて地域における助け合いなど、共助による支援についても働きかけていく。
※以上のほか、シニア活動支援、新たな中央図書館、子どもの権利条約に関する事項について質問があった

こんどうひでと(無所属議員)

生活保護申請時のNHK受信料免除申請書について問う
【質 問】NHK受信契約や受信料に関する基本的な事柄、諸問題の実態などを共有することが極めて大切であると考える。これまで、生活保護申請時の受給者に対するNHK放送受信料免除申請書に関する諸課題について議論してきたが、どのように改善をしたのか。見解は。
【区 長】生活保護受給者に対しては、受給中はNHK放送受信料が免除される旨の説明を行っているが、制度を利用するか否かは本人の意思に委ねている。説明をする際には、誤解を招かないように、わかりやすく丁寧な説明に努めることを改めて各福祉事務所に周知した。

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