区議会だより(令和4年第1回定例会)テキストページ5

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ページ番号1038902  更新日 2022年4月28日

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(このページは読み上げ用に作成しているため、区議会だより紙面と表記が異なる場合があります)

一般質問(2月15日 本会議)

質問と答弁は要旨を掲載しています。
一般質問の全文(会議録)は、令和4年5月下旬にホームぺージに掲載します。

たなかやすのり(自民党)

長期的な未来予測に基づく区政運営を

【質問】2050年のあるべき姿を描き、実現のために逆算して何をすべきかを考える区政運営が必要。見解は。
【区長】人口ビジョンは2045年、公共施設等ベースプランは2055年までを見通し、基本計画などの総合計画を策定している。今後も、長期的な将来予測をしながら、あるべき姿を検討していく。

ナッジ・ユニットの設置を

【質問】自発的により良い選択をとれるよう手助けするナッジ施策の知見を集約し、各部署からの相談を受け、ナッジの推進を図るナッジ・ユニットを設置すべき。
【区長】優良事業等報償制度の対象項目に「ナッジを効果的に活用したもの」を加え、全庁的な活用促進につなげる。

新型コロナワクチンの3回目接種について問う

【質問】現状を踏まえ、今後の展開について見解は。
【区長】区内医療機関の協力もあり、国や都の平均を上回るペースで進んでいる。今後も、わかりやすい情報発信に努め、希望するすべての区民が速やかにワクチンを接種できるよう体制を整えていく。

富士山噴火時への備えを問う

【質問】国の報告では、富士山噴火時の広域降灰の影響や対策の留意事項が示されている。区としても今後の備えについて検討を始めるべき。
【区長】降灰対策は国や都と連携した広域的な対応が必須である。まずは区として、噴火の可能性や影響に関する区民への周知方法や職員参集の基準など、基本的な考え方を整理していく。

子ども家庭総合支援センターの職員配置について問う

【質問】令和4年4月の開設に向け、必要な人員は全職種で配置できているか。
【区長】児童福祉法や児童相談所運営指針などに定められている基準を満たす職員を配置する。

子どもの医療費助成の高校生への拡大について問う

【質問】都は令和4年度予算にシステム改修経費を計上したが、区の予算案には計上されていない。今後の区の方針は。
【区長】都は財源負担割合を含めた制度の具体的な内容について、区市町村と調整を図るとしており、今後の協議を踏まえ、方向性を検討する。

成増駅周辺の喫煙所を問う

【質問】受動喫煙防止対策のため、コンテナ型喫煙所の設置を求める。見解は。
【区長】歩行者動線の確保などの課題が多く、適切な用地を得るに至っていない状況。引き続き、設置に向けた必要な方策を検討していく。

すぎたひろし(自民党)

ひきこもり支援について問う

【質問】発達障がい者支援センターと連携し、効果的な支援の実施を。
【区長】発達障がい者支援センターをはじめとする専門機関と連携し、総合的な支援を行っていく。
【質問】令和4年度予算案にひきこもり支援の強化を打ち出した区長の決意は。
【区長】当事者やその家族への支援は、身近な相談窓口である区がアプローチする必要があり、早期にニーズを把握し、支援につなげていく。

発達障がい者支援センターの相談待機者の解消を

【質問】ひきこもりの相談窓口を福祉部に設置し、発達障がい者支援センターを発達障がいの相談窓口に特化することで、初回面接が最長2か月待ちの現状を解消すべき。
【区長】センターの人員増による体制の強化や相談体制の工夫により、相談待機者の解消を図るとともに、発達障がいを取り巻く全体像を捉え、支援に取り組んでいく。

重度知的障がい者のグループホームの整備について問う

【質問】板橋キャンパスの障がい福祉サービス事業所の整備にあたり、行動障がいのある重度知的障がい者の受入れに向けた進捗状況は。
【区長】グループホームで重度重複障がい者や、強度行動障がいのある方の受入れを検討しており、実現に向け事業者との協議を進めていく。

板橋区コミュニティ・スクール(iCS)について問う

【質問】令和2年度からiCSを本格導入したことによる成果について伺う。
【教育長】各校で独自の取組みが始まっており、子ども食堂の実施や、学習を定着させるサポートの場となる放課後学習教室の実施といった成果が具現化している。

いたばしボローニャ絵本館の施策について問う

【質問】絵本館の取組みの充実について、今後の展望は。
【教育長】区の重点施策であるブランド戦略「絵本のまち板橋」の発信拠点となり、絵本の魅力をわかりやすく届け、地域の活性化を図っていく。

史跡公園の周知について問う

【質問】多くの区民が史跡公園に興味を持ち、理解することが必要。現在の取組みは。
【教育長】国史跡指定を受けた平成29年から毎年、史跡公園を公開し、周知してきた。今後も、産・学・官が連携し、区の産業発展の歴史の地として周知を図っていく。
以上のほか、難病対策地域協議会の設置、慢性閉塞性肺疾患患者への携帯型パルスオキシメーターの支給、区立特別養護老人ホームの民営化方針について質問があった

さかまきつねゆき(公明党)

財政運営について問う

【質問】法人住民税の一部国税化の影響が令和3年度以降常態化していくが、今後の影響をどう捉えているか。
【区長】令和4年度の区の影響額は87億円に拡大する見込み。今後も、地方固有の財源を不当に収奪する税制改正を改めるよう国に強く要請していく。

新型コロナ対策を問う

【質問】最新情報を早く正確に、必要な人に届けるため、プッシュ機能を持ったツールを活用し、積極的な発信を。
【区長】より多くの方が情報を得られるよう、内容に応じてプッシュ機能を有するツイッターなどを活用した発信に取り組んでいる。

学びを止めない対応を求めて

【質問】小・中学生に配付しているタブレット端末に不具合があり、今般、メーカーが自主点検を実施することになった。同様の障害は今後もあり得るが、こうしたリスクを踏まえた今後の対応は。
【教育長】家庭にある端末の活用や臨時的な環境整備をはじめとする具体的な対応について、検討を進めていく。

DXの推進について問う

【質問】令和3年度の情報システムアドバイザリー業務におけるICT活用検討支援の実績と成果は。
【区長】10業務を選定し、業務フローを見直すとともに、業務改善の提案などを進めており、各課での業務改善検討が効率的に進められている。

行政ポイントとデジタル地域通貨の連携を

【質問】区が指定する事業に参加した方に付与する行政ポイントを、デジタル地域通貨で付与することを提案するが、見解は。
【区長】現在実施しているいたばし環境アクションポイント事業で付与されたポイントは、区内共通商品券と交換が可能であり、デジタル地域通貨への交換も検討していく。

高校生の医療費無償化の実現を求めて

【質問】都が令和4年度予算に各自治体の準備経費を計上したが、高校生の医療費無償化に向けた区の見解は。
【区長】都は制度の具体的な内容について、区市町村と調整を図るとしているため、今後の協議を踏まえ、方向性を検討していく。

子ども・子育て分野を含めた包括ケアの構築を

【質問】児童館をアウトリーチ活動の拠点と定め、子ども家庭総合支援センター中心のネットワークを構築することが有効と考えるが、見解は。
【区長】地域保健福祉計画で掲げる「板橋区版包括的な相談支援体制」の構築において、子ども子育て分野の相談支援体制の強化を図っていく。

ひきこもり施策について問う

【質問】福祉部にひきこもり対策担当係長が設置されるが、今後の取組みは。
【区長】実態調査による支援ニーズの把握のほか、関係機関との連携・調整を行い、孤立化を防ぐネットワークを構築する。

板橋駅前広場の喫煙所を問う

【質問】駅前広場に設置されたパーテーション方式の喫煙所の将来的な方向性は。
【区長】現行の喫煙場所は暫定的な措置であり、密閉型喫煙所の設置をめざす方針に変更はない。将来的な設置場所は、区民の理解を得ながら検討を進める。

やまうちえり(共産党)

新型コロナウイルスから区民の命と健康を守るために

【質問】第5波での経験を踏まえ、第6波に向けてどのような対策を講じたか。
【区長】業務の効率化や、患者発生数を指標とした全庁的な保健所支援体制の構築などを行った。急速な感染拡大は区の想定を超えているが、迅速に体制強化を行っている。

都立・公社病院の地方独立行政法人化の中止を求めて

【質問】法人化により、医療従事者の退職希望者が多いと聞くが、医師不足などで、病棟や診療閉鎖の可能性は。
【区長】医療現場の実情に応じた勤務制度などの仕組みの構築により、機動的な医療人材確保が可能となるため、病棟閉鎖や診療閉鎖は生じないものと考えている。

住まいの安定と確保を求めて

【質問】福祉事務所の相談窓口を土日祝日も開設すべき。
【区長】土日祝日は、関係機関も休みであり、宿所提供などの支援が難しいため、区単独では問題解決や支援は困難である。現状の総合相談窓口の周知に取り組み、相談者に寄り添った支援を実施する。

消費税5%への減税を求めて

【質問】減税を求める区民の声をどう受け止めているか。
【区長】コロナかは、区民生活に対して計り知れない影響をもたらしていると感じている。一方、消費税減税は国レベルで議論すべきと考える。

高すぎる国民健康保険料の引下げを求めて

【質問】都に対して独自の措置を求め、国に対しても公費投入の増額を求めるべき。
【区長】特別区長会では、令和3年12月に都及び国に対し、特例的な財政措置を強く求める緊急要望を行った。

ケア労働者の処遇改善を問う

【質問】3%相当の賃上げによる処遇改善を十分と考えるのか。また、国の負担で恒久的に行うよう求めるべき。
【区長】賃上げは、経済対策として一定の効果があると認識。今後も国や都の動向を注視し、処遇改善の内容について連絡があった際は、事業者への周知などを適切に行う。

大山駅周辺のまちづくりについて問う

【質問】都施行の鉄道付属街路第1から4号線に影響する地域の区民に対して都からの説明がないことと、事業や合意の進捗について把握すべき。
【区長】都は説明会や測量の立会い時などに個別に対応していると聞く。事業などの進捗は、都が責任をもって対応していくものと考えている。

携帯電話基地局設置時の住民説明のルール化を求めて

【質問】住民説明がないまま加賀二丁目の携帯電話基地局が設置されたのは問題。他自治体を参考に、条例で住民説明のルールを定めるべき。
【区長】高さ15メートル以下の携帯電話基地局を建物の屋上に設置する場合、確認申請は不要なため、区が把握することは困難であり、また、住民説明をルール化する考えはない。
以上のほか、日米地位協定見直しについて質問があった

おばたけんたろう(民主クラブ)

区民の声を取り入れた区政運営を問う

【質問】区民の様々な意見を、区ではどのように取り入れているか。
【区長】区長への手紙や窓口応対などを通じ、日常的に区民の意見を伺っているほか、パブリックコメントなどで、機会を捉えて区民の意見を取り入れている。
【質問】史跡公園周辺にコワーキングスペースなどの整備を求める区民の意見について、どう認識しているか。
【教育長】社会状況の変化を踏まえた貴重な意見と認識している。今後も意見を聴取する機会を設け、反映していく。

子どもと保護者に寄り添った対応を求めて

【質問】学校選択制度について、感覚過敏などの特別な事情がある場合も希望校を選択できるよう、柔軟な対応を。
【教育長】直ちに制度を変更する考えはないが、現在の制度を有効に活用し、学習環境を整え、安全で安心な学校生活が送れるよう運用していく。
【質問】就学相談について、個別の事情に応じ、寄り添う姿勢で対応するよう改善を。
【教育長】保護者の心情に耳を傾ける姿勢を徹底し、適切な指導・支援につながるよう、一層の丁寧な対応に努める。
以上のほか、新型コロナウイルス感染症対策について質問があった

しいなひろみ(無所属の会)

抗原検査キットの無料配付を

【質問】要介護高齢者や同居家族などへ無料配付すべき。
【区長】キットの不足のため、既存の検査体制を活用していただくよう周知に努める。

迷子高齢者の保護事業を問う

【質問】必要性を提言した身元不明者等緊急一時保護事業の開始に向けた意気込みは。
【区長】体制を強化する。

ベジチェックの活用を求めて

【質問】高齢者の食生活の改善のため、機器の導入を。
【区長】活用できるか、今後研究していく。
以上のほか、東武練馬駅前通りの安全対策について質問があった

議会トピックス

板橋区議会基本条例の検証を行いました

板橋区議会では、議会基本条例の目的・原則などに則して議会運営が行われているかどうかについて令和3年7月から12月にかけて検証を行いました。その結果、概ね適切に運用されていることを確認しました。主な検証結果は以下のとおりです。検証結果の全文はホームページに掲載しています。

条文:第12条 議会報告会
検証内容:議会報告会の開催方法・回数について
検証結果:議会報告会については、多岐にわたる意見交換が行われた結果、現行の条例の趣旨に則り開催していくこととした。なお、議会報告会のさらなる深化のため、議会運営委員会を通して議論を深めていくことが望ましいという意見で一致した。

条文:第17条 危機管理
検証内容:大規模感染症を含む災害時の情報共有について
検証結果:現行の条例の趣旨に則り適切に運用していくこととし、感染症を含む災害時の対応については、議会運営委員会において現状や課題などの検証を行っていくことが望ましいということで意見が一致した。

令和4年第2回臨時会の開会予定

5月16日(月曜日) 告示
5月20日(金曜日) 議会運営委員会
5月23日(月曜日) 本会議

令和4年第2回定例会の開会予定

5月26日(木曜日) 告示、議会運営委員会
6月3日(金曜日)、6日(月曜日) 本会議(一般質問)
6月8日(水曜日) 企画総務委員会、区民環境委員会、健康福祉委員会
6月9日(木曜日) 都市建設委員会、文教児童委員会
6月14日(火曜日) 議会運営委員会
6月15日(水曜日) 自治体DX調査特別委員会、地域・経済活性化調査特別委員会
6月16日(木曜日) 災害対策調査特別委員会、インクルージョン推進調査特別委員会
6月20日(月曜日) 議会運営委員会
6月21日(火曜日) 本会議(表決)

  • 会議は原則として午前10時に開会予定です(議会運営委員会は午後1時から)。開始日時は変更となる場合があります。
  • 手話通訳は希望日の7日前、一時保育は希望日の10日前、ヒアリングループ(磁気誘導ループ)の利用(委員会室のみ)は希望日の3日前(土日祝日を除く)までにお申し込みください。
  • 審査を希望される請願・陳情につきましては、5月25日(水曜日)午後3時までにご提出ください。
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、傍聴はできる限りお控えください。なお、本会議の様子は、インターネットでライブ中継及び録画配信を行います。ホームページよりご覧ください。

いたばし区議会だよりをスマホで!

各自治体の広報紙を閲覧できる無料アプリ「マチイロ」や多言語対応アプリ「カタログポケット」でもご覧いただけます。スマートフォンやタブレットなどで、いつでもどこでも手軽に区議会だよりを読むことができますので、ぜひご利用ください。

お知らせ(議員の所属会派に変更がありました)

令和4年3月31日付けで、井上温子議員は「無所属の会」から「無所属」に、しいなひろみ議員は「無所属の会」から無所属議員になりました。

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