区議会だより（令和5年第2回定例会）テキストページ1

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学校給食費の無償化やプレミアム商品券発行などのための補正予算を可決

令和5年第2回定例会（6月7日～6月23日）

• 定例会では、区政の各分野における課題について、17名の議員が一般質問を行い、区長などに報告や説明を求めました。
• エネルギー・食料品価格等の物価高騰に伴う区民生活及び区内事業者の支援などに関する令和5年度一般会計補正予算（第3号）など区長提出議案26件を可決し、諮問1件に対し棄却すべき旨答申することを決定し、議員提出議案1件を可決しました。
• 陳情は3件を採択、8件を不採択とし、その他は継続審査としました。
• 区長から提出された副区長及び監査委員の選任並びに教育委員会委員及び農業委員会委員の任命に同意し、人権擁護委員候補者の推薦に適任との意見を付しました。

令和5年第1回臨時会（5月25日）

• 第2回定例会に先立ち、4月23日に行われた区議会議員選挙で選出された46名の議員による初議会（第1回臨時会）を5月25日に開催しました。
• 指名推選により、議長・副議長を選出しました。また、常任委員会・議会運営委員会の委員を選任しました。
• 4つの特別委員会の設置及び委員の選任を行いました。特別委員会では、それぞれの区政課題について調査・研究を進めていきます。
• 区長から提出された議会選出の監査委員の選任に同意しました。
• 区長から提出された令和5年度一般会計補正予算（第2号）を可決しました。

第1回臨時会及び第2回定例会の審議結果

• 議案の内容や議員ごとの態度はホームページに掲載しています。
• 会議録は8月下旬にホームページや区議会事務局、図書館、区政資料室で閲覧できます。
• 自民党15名、公明党10名、民主クラブ7名、共産党7名、日本維新の会2名、いたばし未来2名、参政党1名、無所属議員1名
  ただし、自民党の議員数は議長を除いた数です。

議案・陳情に対する各会派の態度

区長提出議案

予算

• 令和5年度一般会計補正予算（第2号） 結果 原案可決（全会一致）
• 令和5年度一般会計補正予算（第3号） 結果 原案可決（全会一致）

条例

• 職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例結果 原案可決（全会一致）
• 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 職員の倫理の保持及び公益通報に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 特別区税条例の一部を改正する条例
  自民党 賛成 公明党 賛成 民主クラブ 賛成 共産党 反対 日本維新の会 賛成 いたばし未来 賛成 参政党 賛成 無所属議員 賛成 結果 原案可決
• 手数料条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 保育所等の保育費用に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 指定障害児通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 指定障害児入所施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定の要件を定める条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例
  自民党 賛成 公明党 賛成 民主クラブ 賛成 共産党 反対 日本維新の会 賛成 いたばし未来 反対 参政党 賛成 無所属議員 賛成 結果 原案可決
• 幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）
• 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）

その他

• 区立志村第六小学校長寿命化改修工事請負契約 結果 可決（全会一致）
• 区立志村第六小学校長寿命化改修電気設備工事請負契約 結果 可決（全会一致）
• 区立志村第六小学校長寿命化改修給排水衛生ガス設備工事請負契約 結果 可決（全会一致）
• 区立上板橋第三中学校維持改修その他工事請負契約 結果 可決（全会一致）
• 区立高島第二中学校外壁改修その他工事請負契約 結果 可決（全会一致）
• 普通財産の減額貸付について 結果 可決（全会一致）
• 保育園における児童の受傷事故に伴う損害賠償の和解について 結果 可決（全会一致）

諮問

• 審査請求に関する諮問について 結果 棄却すべき旨答申（全会一致）

議員提出議案

条例

• 区議会委員会条例の一部を改正する条例 結果 原案可決（全会一致）

意見書

• 高島通りの安全対策を求める意見書 結果 原案可決（全会一致）

陳情

• 高島通りの改善を求める陳情 第1項 自転車利用者の安全対策強化の件 第2項 自転車道設置の件 第3項 点字ブロック改善の件 結果 採択（全会一致）
• 飼い主の居ない犬・猫に対する保護後の対応に関する陳情
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 反対 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 反対 参政党 反対 無所属議員 反対 結果 不採択
• 小中学校の給食費の無償化と教員の給食費を必要経費として計上することを求める陳情 第1項 給食費無償化の件 第2項 国等への要望の件
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 賛成6退席1 共産党 賛成 日本維新の会 賛成 いたばし未来 賛成 参政党 反対 無所属議員 賛成 結果 不採択
• 小中学校の給食費の無償化と教員の給食費を必要経費として計上することを求める陳情 第3項 教員への給食費補助の件
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 反対 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 賛成 参政党 反対 無所属議員 反対 結果 不採択
• 物価手当の支給を求める陳情
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 反対 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 反対 参政党 反対 無所属議員 反対 結果 不採択
• 高島通りの改善を求める陳情 第4項 植木の剪定回数増加等の件
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 反対 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 反対 参政党 反対 無所属議員 反対 結果 不採択
• 公共施設である庁舎内において政党機関紙の勧誘・配達・集金を自粛するよう求める陳情（職員指導等の件） 結果 不採択（全会一致）
• 志村小学校の存続と、志村地区での施設一体型小中一貫校建設計画の再検討を求める陳情
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 反対5退席2 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 賛成 参政党 反対 無所属議員 反対 結果 不採択
• 「適格請求書」（インボイス）制度延期の意見書を政府に提出することを求める陳情
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 賛成6退席1 共産党 賛成 日本維新の会 反対 いたばし未来 賛成 参政党 賛成 無所属議員 反対 結果 不採択
• 消費税率の引き下げの意見書を政府に提出することを求める陳情
  自民党 反対 公明党 反対 民主クラブ 賛成6退席1 共産党 賛成 日本維新の会 賛成 いたばし未来 賛成 参政党 賛成 無所属議員 反対 結果 不採択

令和5年第2回定例会で付託され継続審査となった陳情

• 高次脳機能障がいに係る支援コーディネーターの配置に関する陳情
• 高齢者の生活向上を求める陳情
• 高齢者補聴器購入費用の助成金の増額等を求める陳情

可決した主な議案

一般会計補正予算（第2号）補正額 34億6千万円

福祉費

いたばし生活支援臨時給付金支給経費
28億6385万6千円
物価高騰の負担感が大きい低所得世帯などに対し、1世帯あたり3万円を支給するための経費

子育て世帯生活支援特別給付金支給経費
5億9614万4千円
国の物価高騰対策として、低所得の子育て世帯に対し、児童1人あたり5万円を支給するための経費

一般会計補正予算（第3号）補正額 19億8900万円

教育費

学校給食費無償化経費
9億400万円
物価高騰の影響により、負担が増している子育て世帯の負担軽減を図るため、区立小中学校（天津わかしお学校を含む）の児童・生徒の給食費を無償化するための経費

福祉費

認証保育所保育料等負担軽減経費ほか6事業
5160万8千円
令和5年10月より、多子世帯に対する経済的負担の軽減及び少子化対策として、認可保育所などの0歳から2歳児の第2子保育料の無償化及び認証保育所などの0歳から5歳児の第2子利用料の助成事業を拡大するための経費

可決した意見書

高島通りの安全対策を求める意見書（要旨）
都道である高島通りは、自転車が走行する際には、トラックの路上駐車など安全上の課題が多く散見され、危険な状況にある。また、歩道に敷設されている視覚障がい者誘導用ブロックは、滑りやすさに伴う転倒の危険性が指摘されており、適切な対策を実施すべきである。
よって、都及び警視庁に対し、次の事項の方策を早急に講じるよう強く要望する。
1 自転車が安全に道路を走行できるように対策を強化すること。
2 路上駐車ができないように安全な自転車道を設置すること。
3 視覚障がい者団体及び近隣住民の意見を踏まえ、視覚障がい者誘導用ブロックを滑りにくい素材にするなど、改善を図ること。
令和5年6月23日

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