区議会だより（令和5年第2回定例会）テキストページ5

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議会トピックス

5月25日の臨時会において、特に重要な案件を専門的に調査する機関として4つの特別委員会が設置されました。
それぞれの特別委員会の建議理由（要旨）をお知らせします。

ブランド戦略推進調査特別委員会

新型コロナウイルスの感染拡大により、区内外の人々の交流機会は減少し、交流人口も大きく落ち込んだ。加えて、まちのにぎわいにも甚大な影響を及ぼし、地域経済やまちの活力の低下を招いた。
区は、ナンバーワン実現プラン2025の重点戦略の一つとしてブランド戦略を掲げ、ポストコロナ時代における新しい板橋ブランドの構築を推進している。
議会としては、ブランド力を高める戦略的な区の魅力発信により、区民の区に対する誇りや愛着を醸成するとともに、定住化につながるような魅力あふれるまちの実現に向けて調査を行う必要がある。

介護支援調査特別委員会

近年、介護を取り巻く環境は、人材不足や誰もが被介護者や介護者となりうる時代になるなど、大きく変化している。とりわけ、ヤングケアラーは、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任と負担が課せられることで、本来守られるべき子どもの権利が侵害されている可能性があると問題になっている。
議会としては、誰一人取り残さないというエスディージーズの理念のもと、すべての被介護者と介護者などが孤立することなく、夢や希望をもって暮らし続けることができる地域共生社会の実現に向けて調査を行う必要がある。

災害対策調査特別委員会

令和4年、都が約10年ぶりに見直しを行った首都直下地震などによる被害想定では、耐震対策などによる状況の改善が見られる一方、強い揺れや火災による甚大な人的・物的被害が生じることが改めて示され、警戒感は高まっている。また、気象災害についても、近年の急激な気候変動に伴い、激甚化・頻発化している。
議会としては、予防から応急、復興に至るまでを一連の総合的な防災対策と捉え、新たな被害想定などを踏まえた災害対応力の向上をめざし、災害に強いまちの実現に向けて調査を行う必要がある。

ゼロカーボンシティ推進調査特別委員会

昨今、気候危機による影響は世界的に問題となっており、脱炭素社会に向けた対策が求められている。
区は、令和4年1月に、ゼロカーボンいたばし2050を表明し、ゼロカーボンシティを実現するための方針や取組みを掲げた。区が自ら率先し、事務事業に伴い排出する温室効果ガスの抑制を目標としたところである。
議会としては、区民及び事業所をけん引する脱炭素対策のさらなる強化を図り、二酸化炭素削減の機運を醸成するとともに、地域ぐるみでゼロカーボンシティ実現に向けて調査を行う必要がある。

令和5年第3回定例会の開会予定

9月12日（火曜日） 告示、議会運営委員会（午後1時）
9月21日（木曜日）、22日（金曜日） 本会議（一般質問）
9月25日（月曜日） 企画総務委員会、区民環境委員会、健康福祉委員会
9月26日（火曜日） 都市建設委員会、文教児童委員会
9月28日（木曜日） 議会運営委員会（午後1時）
9月29日（金曜日） ブランド戦略推進調査特別委員会、介護支援調査特別委員会
10月2日（月曜日） 災害対策調査特別委員会、ゼロカーボンシティ推進調査特別委員会
10月5日（木曜日） 議会運営委員会（午後1時）
10月6日（金曜日） 本会議、決算調査特別委員会
10月10日（火曜日） 決算調査特別委員会（企画総務・区民環境・健康福祉分科会）
10月11日（水曜日） 決算調査特別委員会（都市建設・文教児童分科会）
10月18日（水曜日）から20日（金曜日） 決算調査特別委員会（総括質問）
10月23日（月曜日） 議会運営委員会（午後1時）
10月24日（火曜日） 本会議

• 会議は原則として午前10時に開会予定です（議会運営委員会は午後1時から）。日時は変更となる場合があります。
• 手話通訳は希望日の7日前、一時保育は希望日の10日前、ヒアリングループ（磁気誘導ループ）の利用（委員会室のみ）は希望日の3日前（土日祝日を除く）までにお申し込みください。
• 本定例会中に審査を希望される請願・陳情につきましては、9月11日（月曜日）午後3時までにご提出ください。
• 本会議及び決算調査特別委員会（総括質問）の様子は、インターネットでライブ中継及び録画配信をしています。ホームページよりご覧ください。

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