区議会だより(令和6年第3回定例会)テキストページ4
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令和5年度決算の概要と決算に対する討論(要旨)
令和5年度各会計歳入歳出決算
一般会計
予算現額 2662億7878万円
歳入決算額 2664億4153万8417円
歳出決算額 2595億4798万5703円
国民健康保険事業特別会計
予算現額 559億2700万円
歳入決算額 552億4058万3759円
歳出決算額 545億6291万5305円
介護保険事業特別会計
予算現額 471億4700万円
歳入決算額 473億5457万3069円
歳出決算額 463億3191万3203円
後期高齢者医療事業特別会計
予算現額 143億3300万円
歳入決算額 143億5797万6419円
歳出決算額 142億2759万3273円
東武東上線連続立体化事業特別会計
予算現額 4億6462万1000円
歳入決算額 4億4908万3434円
歳出決算額 3億9248万3632円
共産党
反対 一般会計、4特別会計
区民の暮らしこそ緊急事態で破綻寸前と認識し、暮らしを守る役割を果たす区政への転換を
- 財政運営について、大規模再開発事業に令和4年度を大幅に上回る予算を使う一方で、契約差金などの不用額を使わないよう通達し、154億円も基金を上積みしたことは異常である。
- 福祉事務所と障がい者支援関係部署の組織再編や高島平の地区計画の検討、使用料・手数料の検討には、住民参加の仕組みはなく、住民不在の区政運営というほかない。
- 超過勤務が年360時間を超える区職員数について、特定事業主行動計画における目標値に全く届かない。正規職員を増員すべき。
- 値上げした国民健康保険料などの新たな負担軽減もせず、保険料の徴収を強化し、非課税世帯にまで差押えを行う姿勢は問題である。
自民党
賛成 一般会計、4特別会計
未来へとつながる必要な投資に意識を向けた財政運営を
- 出産・子育て応援事業では、応援ギフトの配付や伴走型の相談支援など、より手厚い支援となった点を評価する。
- 教員の社会性向上について、民間企業との研修交流など他自治体の取組みも参考にすべき。
- 受動喫煙やポイ捨て防止の観点から、路上禁煙地区を中心に喫煙所整備の検討を求める。
- 特殊詐欺対策としての簡易型自動通話録音機の無料配布について効果検証を求める。
- 公共施設使用料のキャッシュレス決済対応などは、利便性向上に寄与したものと考える。
- 災害対策について、ペット同行避難に関する周知の強化や幅広い災害に対応する個別避難計画の策定など検討を深めるよう要望する。
公明党
賛成 一般会計、4特別会計
持続可能な区政経営を支える財政基盤の確立を
- さらなる「子育て安心」に向けて、すくすくカード事業の利便性向上やメニューの拡充、産後ドゥーラ事業の利用向上などを求める。
- 生活困窮者へ食品支援を行う23区初の常設型フードパントリーの開設を高く評価する。
- がん患者アピアランスケア支援事業について評価する。今後は、助成対象の拡大や助成額及び助成項目の拡充を要望する。
- プラスチックの回収は、課題を検証し、よりリサイクルに協力してもらえる体制の整備を。
- かわまちづくりは、防災面の強化だけでなく魅力ある区のシンボルとなるよう期待する。
- 自転車用ヘルメット購入費用の一部助成制度の継続実施を強く求める。
民主クラブ
賛成 一般会計、4特別会計
区民の福祉の増進のため、財政調整基金の積極的な活用を
- 学校給食費無償化の実施を評価する。恒久的に行えるよう引き続き国へ働きかけを。
- ヤングケアラーの状況把握のため、実態調査を行ったことを評価する。リアルな声を集めて、ヤングケアラーの早期発見・早期支援を。
- 物価高騰の中、生活に問題を抱えた母子家庭の状況は重要な課題。区の母子生活支援施設の利用期間は2年であるが、今後検討すべき。
- 23区のうち、休日保育を行っていない区は板橋区を含め4区のみである。私立・区立に関わらず、実現に向けた検討を求める。
- 大山の再開発について、現在空いている土地の利用方法は、商店街などの意見を伺い、予算を確保したうえで計画を進めるべき。
日本維新の会
賛成 一般会計、4特別会計
限られた財源を最大限に活用し、区民サービスの向上と持続可能な区政運営の両立を
- スクラップ・アンド・ビルドの徹底が重要。令和7年度の予算編成では、各事業の成果を厳密に検証し、効果の薄い事業は大胆に廃止・縮小するなど、メリハリのある予算配分を。
- 行政DXが進展していることを評価する。引き続き、他区に負けない行政DXの取組みを進め、行政の効率化を図るべき。
- 保育所待機児童対策や学童保育事業の拡充が進められたが、さらに踏み込んだ施策を。
- ICT教育の充実など、時代に即した教育環境の整備をより一層進めるべき。
- より明確なビジョンを持ち、現役世代が「住みたい」と思えるような魅力的なまちづくりを推進すべき。
いたばし未来
賛成 一般会計、4特別会計
区民の目線に立ち、必要な福祉や重要な施策に財源充当を
- 学力向上支援事業について、学力向上専門員や学習支援員の配置のさらなる強化を。
- 部活動地域移行を推進するためには、生徒の活動機会の十分な確保や地域の関係者の協力が不可欠である。
- 区公式LINEは、子育て世代から好評であるが、情報量が少ないという課題がある。
- 区と事業者が連携を密にして、より良い板橋のいっぴん事業になるよう求める。
- 地域猫に対する区民の理解不足が懸念されている。地域猫の啓発を進めるよう求める。
- ふるさと納税について、不合理な制度であるという話もあるが、いかに活用していくのか前向きな検討を求める。
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