令和4年8月3日 板橋区立教育科学館にアマチュア無線体験局「8J1YAP」が開設

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ページ番号1040374  更新日 2022年8月12日

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画像:鈴木静雄氏(左)と太田課長(右)
鈴木静雄氏(左)と太田課長(右)

 令和4年7月31日(日曜日)、板橋区立教育科学館において、アマチュア無線体験局「8J1YAP」が開設され、同日、開設式が行われた。

 教育科学館では、従前からアマチュア無線局「JK1ZIP」を運用し、同館で活動する「教育科学館アマチュア無線クラブ」による公開運用を実施している。昨年度、電波法施行規則の改正により、有資格者の監督のもとであれば無資格者でもアマチュア無線の操作体験を行うことが可能となったことから、同館では、科学技術への理解を促進するため、区内小中学生を対象に体験会を行うこととした。体験を行うには新たに無線局を臨時に開局する必要があるため、同クラブ協力のもと、アマチュア無線体験局の設置準備を進め、令和4年7月8日に関東総合通信局より体験局設置に関する免許証が公布された。

 開設式当日には、教育科学館を訪れた児童や保護者の方々が有資格者の指導のもと、実際の操作体験を行った。子ども達は、電話とは違う、無線機という普段体験することのない機器を使った交信に緊張した面持ちであったが、無線特有の話し方や、実際に遠く離れた場所の人と話せることに、笑みがこぼれる場面もあった。

 また、当日は板橋区の区内企業である株式会社リブランの創業者、鈴木静雄(すずき・しずお)氏より操作体験促進のため贈呈された「無線機IC-705」のお披露目も兼ねており、実際に鈴木氏が富士山にいるアマチュア無線クラブの会員と交信を行い、式典を盛り上げた。

 教育科学館を所管する生涯学習課の太田弘晃(おおた・ひろあき)課長は、「情報化が進展し、様々な情報を簡単に手に入れることができる時代であるからこそ、無線という機器を通じて、世界の様々な国・地域の方とコミュニケーションができる体験は、子ども達のキャリア教育にとっても意義のある試みであり、今後も体験会を企画したい」と語っている。

 板橋区では今年区制施行90周年を記念し区内各所で様々なイベントが予定されている。教育科学館においても、10月1日(土曜日)、2日(日曜日)の両日、区内小中学生を対象としたアマチュア無線の操作体験会を実施する予定である。

画像:無線交信を体験する太田課長
無線交信を体験する太田課長

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