令和4年8月24日　夏休み中の子どもたちの食への支援のため、レトルトカレーの寄贈を受けました

　区は、一般社団法人りんごのたね（以下、「りんごのたね」という。から区子どもの学習・生活支援事業（愛称「まなぶーす」）を利用する子どもたちの食への支援として、レトルトカレーの寄贈を受けた。

　区では、様々な事情を抱える世帯の子どもたちに対する学習・居場所支援、世帯に対する訪問や相談支援を実施している。対象は、ひとり親、生活困窮、生活保護受給世帯及びその子ども(小学生から18歳程度まで)で、利用料は無料。板橋（板橋区役所前教室)、赤塚（成増教室)、志村(西台教室)の3地区で実施している。

　現在、まなぶーすの登録者は3地区合計で約100人となっており、特に夏休み期間中は、1日約30人が利用している。中には、自身の生活環境に困りごとを抱える子どもたちもあり、給食がない夏休み期間中の「食」についても懸案の1つとなっている。

　この度の寄贈は、子どもたちの夏休み期間中の「食」への支援としてご賛同いただいたりんごのたねから申し出があったもの。りんごのたねは、板橋フレンドセンター（区が設置する不登校児童・生徒の適応指導教室）での昼食提供事業など、子どもたちへの食・教育・居場所などの提供を通じて、子どもたちの未来を応援する活動を積極的に行っている。本来であれば、まなぶーす内での飲食や家庭への持ち帰りを想定し、お弁当の配付を検討していたが、新型コロナウイルス感染症の流行や夏場の食中毒対策を考慮した結果、持ち帰りやすく日持ちし、家庭でも簡単に調理して食べられるレトルトカレーの寄贈となった。

　令和4年8月23日（火曜日）17時ごろ、まなぶーす板橋地区に40個のレトルトカレーセット（レトルトカレー2パック、コンビーフ1缶、たまごスープ1パック）が納品された。赤塚地区・志村地区とあわせて100セットが納品され、まなぶーす職員らによって当日利用していた子どもたちにはその場で配付された。当日配付できなかった分については、順次子どもたちに配付する予定となっている。

　今後についても、不定期ではあるが継続的に支援をいただける予定となっている。