第24回夏のアトリエ

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ページ番号4001878  更新日 2024年6月7日

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「夏のアトリエ」は、イラストレーターを対象に絵本制作の総合的・専門的な指導を行う5日間のワークショップです。本年は、2023年のボローニャ展審査員であるグスティ氏を講師に迎え、「インクルージョンを促進する絵本作り」をテーマに、絵本制作のワークショップを行います。

 

「インクルージョンを促進する絵本作り」

期間:2024年7月9日(火曜日)~13日(土曜日)の5日制 10時00分〜16時00分

講師:グスティ(イラストレーター、作家、2023ボローニャ展審査員/アルゼンチン出身)

通訳:森泉文美(ボローニャ展コーディネーター)

対象:イラストレーター又はイラストレーターを目指す方で、イラスト・絵本の制作経験があり、全日程参加できる18歳以上の方

定員:20名(書類選考あり)

参加費:25,000円(別途材料費等がかかる場合があります)

申込方法:往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。
(1)「夏のアトリエ」申込
(2)氏名(ふりがな)・年齢・住所・電話番号・メールアドレス
(3)出版歴のある方はタイトルと出版社
(4)これまでの制作活動
(5)主な使用技法
(6)参加希望の理由
(7)過去の「夏のアトリエ」「夏の教室」「夏のセミナー」参加の有無
※返信面にも住所・氏名を明記の上、宛先:板橋区立美術館「夏のアトリエ係」へ
※締切:2024年6月6日(木曜日)(必着)
本講座の申し込みは締め切りました


グスティ Gusti

イラストレーター、作家。2023ボローニャ展審査員。アルゼンチン出身。
これまでに150冊以上の本を出版。ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)金のりんご賞、アペレス・メストレス賞、『マルコとパパ』(邦訳:偕成社)でボローニャ・ラガッツィ賞最優秀賞(2016年特別部門:バリアフリー絵本)、セラ・ドール賞、ジュンセダ賞などを受賞している。2022年には国際アンデルセン賞画家賞の候補に選出される。デザインスタジオ、カーサ・デ・カルロタ(Casa de Carlota)のアートディレクターを務める。社会的インクルージョンのためのツールとしてのアートに焦点を当てたウィンダウン-ラ・ベンターナ(Windown - La Ventana)協会の創設者であり会長でもある。後進の指導にも力を入れ、EINAデザインスクールで絵画と絵本を教えるほか、イメージと障害に関する造形ワークショップや講演会も開催している。おもにスペイン、コロンビア、ニカラグア、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ドイツ、イタリアでインクルーシブなワークショップを行う。アンデスコンドルとハーピーイーグルの保護プロジェクトにも携わる。バルセロナ在住。

グスティ ポートレート
グスティ
マルコとパパ 書影
『マルコとパパ
 ダウン症のあるむすことぼくのスケッチブック』
(グスティ作・絵、宇野和美訳、偕成社)

講師からのコメント

私はインクルージョンやアイデンティティという考え方がとても好きです。スケッチをしたり、グループワークをしたりしながら、写真やイラストを用いたある種のグラフィックノベルタイプの絵本を制作します。目をつぶって動いたり、いろいろな制作の仕方も体験してみましょう。


過去に実施した「夏のアトリエ」については、当館の美術館ニュースで報告しています。
近年実施したものについては、下記からもご覧いただけます。