2019年7月3日 夏のアトリエ、スタート!

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ページ番号4000651  更新日 2020年1月28日

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イラストレーターを対象にしたワークショップ「夏のアトリエ」が今年も始まりました!ボローニャ展の恒例イベントととして、今年で21回目を迎えました。今回は、アルゼンチンのディエゴ・ビアンキさんが講師です。イラストレーターや出版者として国際的に活動しているディエゴさんは、2019年のボローニャ展の審査員も務めました。夏のアトリエのために、在住のウルグアイから日本まで、2泊3日の長旅だったようです。参加者とディエゴさんのコミュニケーションを手伝ってくださる通訳は、スペイン語翻訳家の宇野和美さんです。参加者は、年齢も活動もさまざまな21人。5日間連続のハードなワークショップが始まりました。

写真:ディエゴ・ビアンキさんと通訳の女性


今回のテーマは「資料、記憶、アイデアの構築」です。インターネット上の便利な情報に頼るのではなく、実際に外を歩いて観察し、スケッチしながら資料を集め、それをもとにアイデアを構築していくことを実践します。参加者には、事前に日々の観察記録をノートにつけてきてもらいました。

初日はまず、ディエゴさんが絵本制作のプロセスについてお話をしたり、参加者の観察ノートを見たりして過ごしました。午後には美術館の近所の植物園にみんなでスケッチに行き、夕方にはディエゴさんが審査をした今回の展覧会を、参加者のみなさんと一緒に見て回りました。

写真:観察ノートチェック風景


1日目とあってみなさん少々緊張していたようですが、一緒にスケッチしたり、展覧会をめぐることで、徐々にほぐれてきたようです。

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板橋区立美術館
〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
電話:03-3979-3251 ファクス:03-3979-3252
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