2019年7月24日 ハリエット・ヴァン・レークさんの絵本ワークショップ
7月15日にオランダの絵本作家ハリエット・ヴァン・レークさんによるイラストレーター、イラストレーターを目指す人向けのワークショップを行いました。
通訳は今回もボローニャ展コーディネーターの森泉文美さんです。
ZINEと絵本の2種類を作るハードなイベントです。
最初はA2サイズを折った簡単な冊子を作り、見開きごとに違ったお題の絵を描きました。
難しい体制で全身の自画像や他の参加者を描いたり
音楽を聴いてダンスしながら描いたり
色んな人と冊子を交換して一つの絵を完成させていったり
皆さん頭で考える暇もなかったため、感覚のままにZINEを完成させていました。
午後は、自分が幸せだった時の話と辛かった時の話を文章で書く課題がでました。
幸せな話を参加者同士でシャッフルし、自分の辛い話と誰かの幸せな話をミックスさせてストーリーを作り、絵本にするのです。
2時間弱の個人制作のあと、講評会がありました。
1人ずつ創作した絵本を読み聞かせして、最後に幸せな話の内容を説明し、その話を書いた人が手を挙げて名乗り出ます。
この幸せな話の共有はストーリーに幅を持たせるだけでなく、和やかな講評会の雰囲気作りと参加者同士の意見交換にも繋がっていました。
ハリエット・ヴァン・レークさん、森泉文美さん、参加者の皆さん「Don’t think!」な6時間のワークショップ、本当にお疲れ様でした。
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