2019年8月6日 テーブルトーク3日目 岡田千晶さん

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ページ番号4000628  更新日 2020年1月28日

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8月3日にテーブルトーク3日目を開催しました。今回は海外で数多くの絵本を出版している岡田千晶さんをお迎えしました。

写真:岡田千晶さん


岡田千晶さんは、2010年にボローニャ展に入選したイラストレーターの方です。主に色鉛筆や鉛筆を使ったイラストを描かれています。
お子さんと接するうちに絵本に興味を持ち、子どもの絵が描きたいと考えるようになった岡田さん。ボローニャ展の応募は、ちょうど子育てがひと段落したこともあって挑戦したそうです。

今回はイギリスの出版社に依頼されて制作、のちに日本でも出版された「ゆめのとびらをひらくとき」という絵本についてのお話をメインに伺いました。
イギリスの編集者の方は「パジャマはトレーナーにしてほしい」や「子ども部屋はおしゃれな内装にしてほしい」など、イラストに関して細かな要望が多かったそうです。フランスや中国などでも出版経験がある岡田さんだからこそ話せる、他の国の編集者との要望の違いも興味深いものがありました。

普段、制作で忙しく家からあまり出ないそうですが、海外で絵本を出版したことで自分の代わりに旅をしてくれているようで嬉しいと笑顔でおっしゃっていた姿が特に印象的でした。(聴講人数 約24名)

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