2019年8月4日 ティーンズ絵本のアトリエ 1日目
8月1日から中・高生向けの「第10回ティーンズ絵本のアトリエ」が始まりました。このワークショップは絵本づくりの基本を学べる濃密な2日間となっています。
講師は横浜美術大学絵本専攻で准教授としてご活躍されている宮崎詞美さんです。今回は製本された最大5見開きの絵本を作ります。
最初は豆本作りです。
見開きページを再現して糊付けするだけでなく、絵本製本に必要な寒冷紗や花切れなども用いて制作しました。この作業によって絵本がどのようなプロセスに作られて出版されているのかを知ることができます。
そのあと、現在開催中の「2019イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を鑑賞して、アイディア探しをしました。付箋紙に興味を持ったものやそのものに関連する真反対の要素を持つものをスケッチなどで描いていきます。
ストーリーの組み立てに、この付箋紙が役立ちます。自由に組み替えられることで見たイメージに縛られない想像力を膨らませることができるからです。
皆、黙々と制作していました。
作りたい絵本のイメージが出来上がったら、宮崎さんによる個人面談タイムがあります。
どんな作品に仕上がるのでしょうか…!
参加者には見開きページを描く宿題も出ています…!来週が楽しみです!
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