2019年8月16日 2019ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア総復習

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ページ番号4000620  更新日 2020年1月28日

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8月11日に、毎年恒例の「2019ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア総復習」が行われました。絵本評論家の広松由希子さんと当館の館長代理の松岡希代子による今年のブックフェアについての講演会です。

写真:講演会の様子


最初に当館の館長代理からブックフェアやイラストレーター展の説明がありました。ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアは、3~4月にイタリアで開催されている大きな児童書の見本市です。この見本市で毎年イラストレーション・コンクールが行われていて、入選クールでの入選作品が「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」の展示作品となります。そういった基本的なお話の後、各国のパビリオンや日本の出版社ブースのこと、イラストレーターズサバイバルコーナーのことなど見本市内のイベントについて話がありました。

次に広松さんから、2019年のラガッツィ賞受賞絵本の紹介と解説がありました。
受賞本によって、最近の絵本作品の動向や流行が見えてきます。今年は赤ちゃん絵本部門も登場しました。
ピノキオのパロディであるフィクション部門の「あやつり人形 たね すもも 丸太 またまたあやつり人形」、最も古い絵本の復刻版として話題になったノンフィクション部門の「コメニウスの世界図絵」などについて実際に絵本をめくりながら、わかりやすくお話していただきました。

最後にはイラストレーター展の応募方法なども説明がありました。この講演会や展覧会をきっかけに、海外で活躍する絵本作家が生まれるかもしれないと考えるとワクワクします。
聴講してくださった皆様、ありがとうございました。

(聴講人数約95人)

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